2019年5月27日 更新

イグノーベル賞の日本人受賞者一覧!面白い研究テーマと気になる賞金も

イグノーベル賞というものをご存知でしょうか?笑える、そして考えることをテーマにしたこの賞で実は日本人が一番賞をとっています。研究テーマも面白いものが多くあります。賞金も全く出ない変わった賞、 日本人受賞者一覧と共に紹介します。

イグノーベル賞の賞金

図鑑カフェ fumikura on Instagram: “ジンバブエの100兆ドル紙幣。臨時紙幣を除いて史上最高額の紙幣、、、だったはず。これをリュックサック一杯にしてようやくパンが一個だったという、ハイパーインフレーションの末路。…” (306133)

ノーベル賞で受賞者に1億2,500万円が送られます。となるとイグノーベル賞の賞金も気になるでしょう。 そこでイグノーベル賞の賞金を調べてみたところ 10兆ジンバブエドルが送られると分かりました。ジンバブエドルと言われてもどれほどの金額が分かりません。

ではジンバブエドルとはどのようなものか、実際の金額はどれほどなのかざっくりですが紹介します。

基本的にはゼロ

猫的生活 on Instagram: “かつて話題になっていたジンバブエドル。10兆ジンバブエドル紙幣を生で初めて見た。 Zimbabwe dollars bill were once in the news. It was the first time to see 100 trillion dollars…” (306132)

イグノーベル賞において賞金はゼロ円と言ってもいいでしょう。 実際には10兆ジンバブエドルが送られはします。ただし、この10兆ジンバブエドルを日本円に換算すると500円ほど、イグノーベル賞では交通費や宿泊費は全て自己負担となるため、逆に受賞者が負担する額が大きすぎます。

つまり実質はゼロどころかマイナスなのですが、それでも世界中から受賞者が集まってくるのは、さすがイグノーベル賞と言えるところなのでしょう。

2015~2017年には10兆ジンバブエドル

Yi🇯🇵🇿🇲Chanda on Instagram: “*噂のZimbabwean Dollar 😂#10ユーロと5ポンドで買った #だいぶボラれたと思われる #ピン札だからまあいっか #慎ちゃんのも待ってますw” (306130)

10兆 ジンバブエドルと聞くと、とんでもない金額に聞こえます。ジンバブエドルに一体どれほどの価値があるのか、調べた方も多いのではないでしょうか。 試しに日本円に換算 したら500円くらいだったそうです。ちなみに本家ノーベル賞の場合は 約1億2500万円が送られます。しかも現在ジンバブエドルはお金として使うことはできません。 2015年に廃止となりました。

早い話がイグノーベル賞においては「賞金は出ない」ということです。

面白い研究テーマ

Blonde Towel Portrait - Free photo on Pixabay (307025)

ここからは他の面白い研究を一部ですが紹介します。 ありそうでなかったものや、あったら嬉しいものなどを研究したものです。 思いつきそうで思いつかないものをその道のプロたちが長年研究し、発明し、発表したものです。

涙が出ないタマネギ

Onion Red Raw - Free photo on Pixabay (299690)

玉ねぎに何度涙を流したことかーそんな方達にとって大変朗報となるテーマが発表されました。この 涙が出ない玉ねぎを 研究し発表したのはハウス食品のソマテックセンター研究所官の今井真介しらです。 ハウス食品と言えばバーモントカレーの会社。 カレーといえば玉ねぎ、研究されている方を見ると納得と言えるわけです。

この「涙が出ない玉ねぎ」は 玉ねぎ涙の化学反応を解き明かしたことによって、作ることが出来るのではないかという可能性が出てきたことを証明しました。

フンコロガシの道の知り方

Scarab Beetle God Dung - Free photo on Pixabay (299693)

この研究は「フンコロガシ」が道に迷った時、天の川を見上げることによって巣まで帰ることができることを発見したことについてという事で賞を取りました。フンコロガシは古代エジプトでも崇められている存在であったと記述されています。

昆虫の中でもこのような行動を取るのはフンコロガシだけだと言われています。ちなみに日中は太陽の光を目印にうごくようです。人間よりもかなり正確な方向感覚を持っていることが分かることになりました。

マウスにオペラを聴かせる

Mouse Rodent Cute - Free photo on Pixabay (299698)

この研究で賞をとったのは帝京大医学部の新見正則准教授率いるチームです。実験内容は心臓移植を受けたマウスにオペラを聞かせると、その心臓が長く動く事を発見しました通常移植を受けたマウスは一週間と生きられないそうです。所がオペラ「椿姫」を聞かせたところ最長90日、平均で40日生きたという結果が出ました。

他にもいろんな音楽を聞かせたのですが、オペラが1番効果が得られたことが分かった結果となりました。

おしゃべり妨害器

 (299723)

上記で紹介した音響賞の研究の中でも出てきたのがおしゃべり妨害機【スピーチジャマー】です。ネーミングセンスも分かりやすいのが特徴です。おしゃべりな人を黙らせることができるこのアイテムは会話のマナーやプレゼンテーションでのトレーニング用として活用できるそうです。

会話のノウハウが難しい人やコミュニケーションが苦手な方にとって画期的なアイテムと言えるのではないでしょうか。

レポートに関するレポートに関するレポート・・・

News Newspaper Globe - Free image on Pixabay (299701)

永遠に終わらなさそうなことを研究したのがこれです。正式には「レポートに関するレポートに関するレポート、に関するレポートを準備する事を推奨するレポート、に関するレポート、を発行した功績について」といったことなのですが、これにはお役所仕事に対しての皮肉がたっぷりと込められています。

研究内容はよくわからない文章なのですが、何に対してでもレポートを請求したり、提出を求めることに対してのコストはどれほどなのか、それに対する努力に見返りはあるのかといったことをさしています。

パンツに吹きかける浮気発見スプレー

DAKS Japan(ダックス) on Instagram: “DAKSオリジナルのチェックによる上質で贅沢な紳士布帛トランクス。タータンチェックシーリーズ(写真上)は先染め平織り生地で、DAKSチェックシリーズ(写真下)は先染めの綾織り(ツイル)生地となっております。ウエストゴムは肌側がパイル状で肌あたりが優しいタイプを使用。専用BOX入りでギフトにも好適です。…” (306122)

男性にとっては世にも恐ろしい発明になるのではないでしょうか。こんなものを開発された世の中の男性にとってはまた迷惑なものですが、逆に奥様方にとっては画期的な発明と言えるでしょう。これは1999年化学賞で賞を取っています。評価の対象となったのは「夫のパンツに吹きかけることで浮気を発見できるスプレー S チェックを開発した功績について」というものです。

S チェックを開発したのは セーフティ探偵社の牧野武さんです。

5 / 6

関連する記事 こんな記事も人気です♪