目次
- 川崎国って何?
- 川崎国の意味
- 主犯格Aの言葉
- 川崎市は危険な”国”として認知されるように
- 危険な国として呼ばれた理由
- 川崎中1殺害事件
- 川崎市簡易宿泊所火災事件
- 浮き彫りになった社会問題
- 川崎中1殺害事件の事件後の現場
- 沢山の花束が供えられた
- 20時でも人通りは少ない
- 川崎市の治安
- 神奈川県内で3位
- 区によって住みやすさは違う
- 川崎市7区の犯罪発生ランキング
- 川崎中1殺害事件の詳細
- 中1の少年が殺され死体遺棄された事件
- 被害者少年は2014年に入学
- 2015年に友人に「殺されるかも」
- 2月20日に殺害された
- 死因は出血性ショック
- 1人は途中で現場から離れたが呼び戻される
- 公衆トイレから火災
- 加害者の少年は雑誌にて実名報道された
- 加害者少年らを逮捕
- 2月19日の夜に被害者少年を呼び出すLINE
- 加害者3人の関係性
- 地元の知り合い
- 加害者は飲酒すると暴力的になる
- 加害者の主犯格は年下には威圧的
- 鑑別所に送られた前科
- 捜査と取り調べについて
- 加害者少年たちは容疑を否認していた
- 「被害者少年が周囲から好かれていたから」
- 加害者少年の実況見分
- 裁判の詳細
- 主犯格が殺人罪、他2人が傷害罪として起訴
- 主犯格、弁護士、検察側の供述と刑
- 共犯者1と弁護士、検察側の供述と刑
- 共犯者2と弁護士、検察側の供述と刑
- 被害者について
- 島根県から川崎市に転居
- バスケットボールが好きであった
- 事件の影響は多方面に広がった
- 悲惨な事件が起こらないようにはならないのか
仮に共犯者2となる少年の初公判は、2016年5月19日に行われました。検察側と弁護士側の意見が最も対立した、裁判とも言えます。共犯者2の証言どおり弁護側は「カッターナイフを渡していない。切りつけてもいない。」と主張しました。
一方検察側は「カッターナイフを渡し、自ら被害者少年を切りつけている」と主張。その証人として、主犯格の少年を出しました。主犯格の少年は「彼が差し出したカッターナイフを受け取り、自分が切りつけてから彼に返した。彼も複数切りつけた」と話しています。
検察側の求刑通り、懲役6年以上10年以下の不定期刑が言い渡されました。
一方検察側は「カッターナイフを渡し、自ら被害者少年を切りつけている」と主張。その証人として、主犯格の少年を出しました。主犯格の少年は「彼が差し出したカッターナイフを受け取り、自分が切りつけてから彼に返した。彼も複数切りつけた」と話しています。
検察側の求刑通り、懲役6年以上10年以下の不定期刑が言い渡されました。
被害者について
via pixabay.com
次は川崎市中1男子生徒殺害事件の被害者である少年についてみていきましょう。もし川崎市に引っ越してきていなければ、もし夜中に外出することをやめていればと、たらればの考えは尽きないはずです。
もちろんどのような状況であれ、被害者とならなければならない理由はひとつもありません。彼の運命のせいにもしたくはありません。
何の罪もない少年が、少年たちの虚勢やその場のノリ・雰囲気により命を落としてしまったという事実を私たちは知るべきです。
もちろんどのような状況であれ、被害者とならなければならない理由はひとつもありません。彼の運命のせいにもしたくはありません。
何の罪もない少年が、少年たちの虚勢やその場のノリ・雰囲気により命を落としてしまったという事実を私たちは知るべきです。
島根県から川崎市に転居
via pixabay.com
前述でも触れているように、被害者少年は事件が起きる1年半前に島根県から神奈川県川崎市へ引っ越してきました。両親が離婚し、母親1人で子供5人を養うために翻弄していたようです。
1人で養うために頑張っていましたが、母親の両親に救いを求めるような形で川崎市へと引っ越したと言われています。
現在では家族共々、川崎市から居住地を移して別の地で暮らしているそうです。とても皮肉なことに、被害者少年が命を落としたのは5人兄弟の末っ子の誕生日でした。
1人で養うために頑張っていましたが、母親の両親に救いを求めるような形で川崎市へと引っ越したと言われています。
現在では家族共々、川崎市から居住地を移して別の地で暮らしているそうです。とても皮肉なことに、被害者少年が命を落としたのは5人兄弟の末っ子の誕生日でした。
バスケットボールが好きであった
via pixabay.com
被害者少年の写真からも分かるように、可愛らしい顔立ちは男女問わず人気を集めていたそうです。「カミソン」という愛称で呼ばれ、友達も多かったと言います。
中学校に入学した時にバスケットボール部を選んだのも、単純にバスケが好きだからでした。結果的に半年後の夏には、バスケ部に顔を出さなくなってしまったそうです。
小学校、中学校で使用したバスケ部で使用したユニフォームなどは、今でも大切に保管されています。
中学校に入学した時にバスケットボール部を選んだのも、単純にバスケが好きだからでした。結果的に半年後の夏には、バスケ部に顔を出さなくなってしまったそうです。
小学校、中学校で使用したバスケ部で使用したユニフォームなどは、今でも大切に保管されています。
事件の影響は多方面に広がった
via pixabay.com
未成年による凶悪な事件が増えてくる中、少年法のあり方は本当にこれで良いのか?という議論は政界でも行われました、また、このような凶悪な事件は再発させてはいけないと、政府がまず乗り出したのが現状の少年たちの調査です。
文部省管轄のもと、現在7日以上学校を欠席していて身元の安全が取れていない生徒、痣があり明らかに不良少年から暴行を受けている可能性がある生徒を調査しました。この結果、今後危険な目にある可能性がある生徒は400人にものぼったそうです。
しかし、これはあくまでも氷山の一角。調査に協力をしていない親も居たため、状況を把握できない少年たちもたくさんいます。
文部省管轄のもと、現在7日以上学校を欠席していて身元の安全が取れていない生徒、痣があり明らかに不良少年から暴行を受けている可能性がある生徒を調査しました。この結果、今後危険な目にある可能性がある生徒は400人にものぼったそうです。
しかし、これはあくまでも氷山の一角。調査に協力をしていない親も居たため、状況を把握できない少年たちもたくさんいます。
悲惨な事件が起こらないようにはならないのか
via pixabay.com
悲惨な事件が起きるたびに、この状況を防ぐ術は無かったのか?対策方法は見つからないのか?と頭を悩ませる人は少なくないはずです。
結果論に過ぎませんが、川崎国と名乗るようなグループに居場所を求めるような環境を作らないことがまず最優先のはず。寂しさを紛らわす場所ではなく、心から安らげる場所ができれば残忍な犯行を考えることも減るのでは無いでしょうか?
一時の感情や虚勢に流さた加害者たちにより、尊い命が奪われることが無いように願うばかりです。
結果論に過ぎませんが、川崎国と名乗るようなグループに居場所を求めるような環境を作らないことがまず最優先のはず。寂しさを紛らわす場所ではなく、心から安らげる場所ができれば残忍な犯行を考えることも減るのでは無いでしょうか?
一時の感情や虚勢に流さた加害者たちにより、尊い命が奪われることが無いように願うばかりです。
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