2019年8月17日 更新

サイコパスが起こした過去の衝撃的な事件12選!海外の事件も

凶悪な犯罪が増えるにつれ、その存在が注目されるサイコパスですが、あなたは本当の意味で「サイコパス」を理解していますか?この記事では,、過去にサイコパスが起こしたとされる日本国内と海外での事件をもとに、サイコパスの真実の姿を解き明かしていきます!

目次

サイコパスが起こした事件の数々は、その凶悪性や残虐性で世間の注目を集めますが、猟奇的な事件を起こす犯人は、日常生活や取り調べの供述の中などでも耳を疑うような発言をして、人々を恐怖に陥れます。

今回は犯人たちの狂気が感じられる発言を、国内と海外のものに分けてまとめてみました。どの発言も、やはりサイコパス的思考の持ち主は、普通では到底思いつかないことを考えているのだな、と感じさせます。

サイコパスの闇の深さを感じさせる発言には、事件そのものに対する恐怖感とはまた違った恐ろしさを感じます。

モデル体型にするため

Woman Silhouette Standing - Free photo on Pixabay (559221)

2018年に発覚した目黒女児虐待死事件は、33歳の男が妻の5歳の連れ子を虐待し続けたうえ、衰弱死させた事件です。日々の食事は朝のスープ一杯と夜のご飯半杯だけ。発見時の被害女児は体重が12kgしかありませんでした。

外では明るい好青年という評判だった船戸雄大容疑者ですが、家では5歳の女の子を殴ったり、冷たい水をかけるなどの虐待を繰り返していました。また「モデル体型にするため」極度の食事制限と過剰な運動を強要していました。

友人たちの前では良い父親を演じていた船戸容疑者は、実際は実子である2歳の長男だけを溺愛し、妻にも暴力をふるっていたとされます。一見社交的で優しい人物に見える人間が起こす犯罪は、発覚が遅れてしまう傾向があります。

殺したのか。まあ仕方ないよな

Hand Table Cloth Crime Black And - Free photo on Pixabay (559227)

新潟県糸魚川市で、出産したばかりの乳児を母親が刃物で殺害し、翌日父親が遺棄するという事件が起こりました。母親の自首で発覚した事実は、義父による性的虐待と2度の乳児殺害という衝撃的なものでした。

中村一美は13歳から母親の再婚相手の中村栄志に性的虐待を受け続け、15歳で妊娠・出産に至ります。性交を拒むと栄志から「母親にばらすぞ。お母さんの幸せをお前はつぶすのか」と脅され、妊娠すると「あーそうか」と言われたそうです。

出産が近づいても栄志は「俺は仕事だから、まあ頑張れ」、出産後殺したことを告げられると「殺したのか。まあ仕方ないよな」と呟いたそうです。裁判で無罪を主張した栄志は、懲役8年の判決を不服として控訴しています。

ふらっと人を殺しに行った

Killer Horror Jimmy - Free photo on Pixabay (559229)

16歳の時に実の母親を殺した山地悠紀夫は、3年半を少年院で過ごした後「母親を殺した時の感覚が忘れられず、人の血を見たくなった」との理由で、22歳で面識のない2名の女性を殺害しました。

弁護士に対し山地は「誰でもいいから殺そうと思った」、「ふらっと買い物に行くように、ふらっと人を殺しに行ったのです」と供述しています。

死刑判決を受けた山地は、控訴を決めた弁護士に「生まれてこない方が良かった」と話し「死刑でいいです」と控訴を取り下げさせました。26歳目前の2009年7月に死刑が執行されています。

障害者の安楽死を国が認めてくれないので

Doctor Hospital Bed Delivery - Free photo on Pixabay (559234)

2016年に神奈川県にある障害者施設で19名もの命を奪った植松聖容疑者は「障害者の安楽死を国が認めてくれないので」「日本のために」自分が犯行をおこなったと供述しています。

事件の数か月前には、衆議院議長や首相宛に「障害者が安楽死できる世界を」と、障害者の抹殺計画・殺害の見返り・自身のプロフィールなどを書いた手紙を渡したり、友人に障害者の殺害計画を話すなどの異常行動がみられました。

惨劇の現場となった障害者施設は、加害者本人が3年半も勤めていた職場でした。働く中で徐々に障害者に対する偏見を増幅していったとみられる植松容疑者は、今もなお自分の行為の正当性を主張しています。

人を殺してみたかったので。あなたでもいい

Forest Hack Blade - Free photo on Pixabay (559231)

前述した佐世保女子高生殺害事件の犯人である15歳の少女は、殺人の4カ月前には就寝中の父親の頭を金属バットで殴り、大けがをさせています。明らかな殺意が感じられましたが、父親の意向で刑事事件とはなりませんでした。

父親を金属バットで殴ったことについて、約1週間後に面談をした高校教職員には「人を殺してみたかったので、父親でなくても良かった。あなたでもいい」などと打ち明けていました。

当初は最愛の母親を亡くした思春期の少女の不安定な精神状態が起こした事件との見方もありましたが、事件後の発言などから、人を殺す欲望が抑えられない精神病質な面が露わとなっていきました。

加害者なのに被害者の立場なんて分かるワケないじゃん

Diabetes Insulin Syringe - Free photo on Pixabay (561302)

2014年12月に東京都世田谷区の自宅アパートの隣室に押しかけ、居住者の女性の顔や頭をナイフで複数回切りつけた田中勝彦は、現場に駆けつけた警察官に向かって「オレが刺したんだよー」「薬やっちゃったー」と言いました。

15歳の頃から大麻や覚せい剤を断続的に使用し、事件当時も危険ドラッグを使用していた田中は、取り調べ室でも「しぇしぇしぇのしぇー」と言ったり、送検時に報道陣に向かって笑いながらピースサインをするなどの奇行がみられました。

サイコパスというよりは、薬の影響が感じられる言動でしたが、事件半年後の法廷で反省の弁を促されると「加害者なのに被害者の立場なんて分かるワケないじゃん」と開き直り、薬だけではない加害者の精神的な問題を感じさせました。

サイコパスが残した発言集【海外】

Still Life School Retro - Free photo on Pixabay (559237)

サイコパスといえば、しばしば高いIQの持ち主がいることでも知られていますが、海外で連続殺人を犯した人物の中には、自分を高く評価し、自分がしたことを強く正当化するタイプが多くみられます。

そういった人物は、謝罪や後悔の言葉を発することなく、自分の犯罪の偉大さや正当性を示すための尊大な発言をしがちです。

ここでは、育ってきた環境や宗教観なども大きく影響を与えていると思われる、海外のサイコパス犯罪者たちの発言をまとめてみました。

相手を苦しめるか、次から次へとアイディアが湧いてきて

Church Window - Free photo on Pixabay (559240)

ロシアの食屍鬼、アンドレイ・チカチーロは「どうやって相手を苦しめるか、次から次へとアイデアが湧いてきて、実行するのが追いつかないほどだった」という言葉を残しています。

逮捕後も犯行を自供しないチカチーロに対し警察側は、事件の詳細を自白すれば精神異常者とみなされ死刑は免れるとチカチーロに思い込ませることで自白を促し、52件の殺人を立件することができました。

チカチーロは公判で遺族に笑って手を振ったり、傍聴席に向かってパンツを下げ自慰行為をおこなうなど、精神異常による無罪を狙った行動を続けたため、この発言も本心だったのかはわかりませんが、犯行時に被害者を苦しめることで喜びを感じていたことは間違いないようです。

女は存在する必要がない。だから見つければ全て殺す

Glass Shattered Window - Free photo on Pixabay (559269)

「羊たちの沈黙」で注目された連続殺人鬼ハンニバル・レクターのモデルの1人とされるヘンリー・リー・ルーカスは、アメリカの連続殺人犯で1960年から約20年間で女性ばかり300名以上を殺害したとされています。

母親からひどい虐待を受けたルーカスは、逮捕された後も「女は存在する必要がない。だから見つければ全て殺す。要するに俺はいいことをしたって訳さ」と一切悪びれる様子はありませんでした。

「殺人は息をするのと同じだった」とも語ったルーカスは、死刑判決を受けましたが執行されず、64歳の時に刑務所内にて心臓発作で死亡しました。

殺人は薬局に立ち寄るようなもの

Pills Pill Bottle - Free photo on Pixabay (559286)

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