目次
- 仙台女児連続暴行事件の概要
- 2000年宮城県仙台市内で女児強姦事件が多発
- 周辺パトロールの最中不審な男性を職務質問
- 挙動不審であり任意同行に抵抗を示したためその男性を緊急逮捕
- この時に逮捕された男性が高山正樹（当時26歳）
- 高山正樹の自宅から女児暴行の証拠ビデオが複数発見される
- その後の裁判で無期懲役判決が下る
- 高山正樹という人物
- 中国人の父親と日本人の母親の間に生まれる
- 幼少期はハーフであることが原因でいじめにあう
- 家庭内で暴力を振るうようになる
- 母親にかけた保険金で生活する
- 欲情の目覚め
- 1997年に初めての犯行を行う
- 初めての犯行後4日に1回の頻度で女児暴行を行う
- 裁判の様子
- 起訴内容
- 第1回公判では認める
- 第2回公判では精神異常を装い刑の減刑を求める
- 鑑定士による鑑定結果
- 2002年無期懲役刑を言い渡される
- 2004年最高裁でも無期懲役が言い渡され刑が確定
- 前科がなく死亡者のいない性犯罪で無期懲役は極めて異例
- 高山正樹の卑劣な手口【犯行当時】
- 事前に人気のない場所を調べていた
- 女児との性行為をスムーズに行うためローションを用意
- 猫を一緒に探して欲しいなどと声をかける
- 「治療が必要」と恐怖心をあおり口淫
- ビデオカメラで性行為を録画
- 犯行後女児への口止め
- 高山正樹の卑劣な手口【逮捕後】
- 幻聴が聞こえるなどの供述を行い心神耗弱を装う
- 他受刑者の前でわざと糞尿を垂れ流す
- 女児に対する性欲は健在
- 検察官への受け答えを拒否
- 現在も精神病を装い無期停止を望んでいる
- 被害者女児について
- 実際の被害
- 被害者の後遺症についての噂
- 被害者の供述調書
- 心の傷
- 高山正樹の現在の様子
- 山形県精神病舎に収監
- 減刑・刑の停止を求め精神病を装い続ける
- 本人の希望により少女の載った雑誌が差し入れられる
- 子供たちに心の傷を残した高山正樹の事件を忘れてはいけない！
仙台女児連続暴行事件の概要
via pixabay.com
仙台女児連続暴行事件とは、2000年(平成12年)、宮城県仙台市内で幼い女の子ばかりを狙った連続暴行事件で、この時に逮捕されたのが高山正樹という男でした。
高山正樹はそれまでに前科もなく、死亡者を一人も出していません。しかし、その後の裁判で無期懲役の刑を言い渡されます。これは異例なことで、それほどまでに高山正樹が起こしたこの事件は、性犯罪史上類を見ない凶悪な事件だったのです。
この記事では、高山正樹の人物像と事件の全貌、被害者の受けた傷、そして高山正樹の現在について詳細にお伝えします。
高山正樹はそれまでに前科もなく、死亡者を一人も出していません。しかし、その後の裁判で無期懲役の刑を言い渡されます。これは異例なことで、それほどまでに高山正樹が起こしたこの事件は、性犯罪史上類を見ない凶悪な事件だったのです。
この記事では、高山正樹の人物像と事件の全貌、被害者の受けた傷、そして高山正樹の現在について詳細にお伝えします。
2000年宮城県仙台市内で女児強姦事件が多発
via pixabay.com
2000年、仙台市内にて女児強姦事件が多発し、被害届が出ているだけでも60件以上に及んでいました。被害状況や、被害者の年齢も様々でしたが、いずれも年端の行かぬ女児が被害者でした。
警察は事件のエリア、女児ばかりを狙った異常な犯行、目撃証言などから同一犯とみて、厳戒態勢を敷きました。当時日本中が衝撃を受け、特に仙台市内に住む幼い娘を持つ親御さんは、犯人が逮捕されるまで不安で、子供を外で遊ばせることができなかったといいます。
警察は事件のエリア、女児ばかりを狙った異常な犯行、目撃証言などから同一犯とみて、厳戒態勢を敷きました。当時日本中が衝撃を受け、特に仙台市内に住む幼い娘を持つ親御さんは、犯人が逮捕されるまで不安で、子供を外で遊ばせることができなかったといいます。
周辺パトロールの最中不審な男性を職務質問
via pixabay.com
2000年8月8日、2週間前に一度、そして1週間前にも女児に対する暴行被害があった、同一の事件現場であるアパート付近を警察がパトロールしていたところ、目撃証言と一致する不審な男がアパート入り口で何かを物色しているのを発見し、職務質問します。
その男は友人の部屋に遊びに来ただけだと言い張りますが、友人の部屋番号も名前も言わず、更には自分の名前を教えることも頑なに拒否し、その場から逃れようと必死に抵抗したのでした。
その男は友人の部屋に遊びに来ただけだと言い張りますが、友人の部屋番号も名前も言わず、更には自分の名前を教えることも頑なに拒否し、その場から逃れようと必死に抵抗したのでした。
挙動不審であり任意同行に抵抗を示したためその男性を緊急逮捕
via pixabay.com
この逮捕の瞬間の一部始終は後にテレビでも放映されており、この男の見苦しさを覚えている方も多いはずですし、今でもインターネット動画でその様子は見ることが出来ます。
近くのコンビニエンスストアに逃げ込んだり、喚いたり、警察は信用できない・自分がどこで何をしていようと自由だろうなどと言い、必死に警察から逃れようとします。
男の挙動が明らかに不審であり、任意同行を拒否するなど埒が明かなかったことから、警察はこの男を『強制わいせつ罪』で緊急逮捕に踏み切ったのです。
近くのコンビニエンスストアに逃げ込んだり、喚いたり、警察は信用できない・自分がどこで何をしていようと自由だろうなどと言い、必死に警察から逃れようとします。
男の挙動が明らかに不審であり、任意同行を拒否するなど埒が明かなかったことから、警察はこの男を『強制わいせつ罪』で緊急逮捕に踏み切ったのです。
この時に逮捕された男性が高山正樹（当時26歳）
via pixabay.com
この逮捕された男こそ高山正樹、当時26歳です。逮捕時、高山正樹は所持していたリュックサックに犯行に使うローションとビデオカメラを忍ばせていました。
もし、警察があの場所を見回りをしていなければ、同じ場所に女児を誘い込み、同様の犯行を行おうと考えていたのでしょうか？
もしあの時、警察が緊急逮捕していなければ、高山正樹はその足で新たな犯行を行うつもりだったのだろうか？と、考えるとゾッとしてしまいますよね。
もし、警察があの場所を見回りをしていなければ、同じ場所に女児を誘い込み、同様の犯行を行おうと考えていたのでしょうか？
もしあの時、警察が緊急逮捕していなければ、高山正樹はその足で新たな犯行を行うつもりだったのだろうか？と、考えるとゾッとしてしまいますよね。
高山正樹の自宅から女児暴行の証拠ビデオが複数発見される
via pixabay.com
逮捕後の家宅捜索で、高山正樹の自宅から女児暴行の証拠となるビデオが複数発見されたといいます。そこから、45人もの女児に対する犯行が明らかにされたのです。
明るみに出ているだけでそれだけの人数の被害が及んでおり、余罪があることを考慮すると実際には100人以上の被害者がいると推察されています。
そして、証拠のビデオが見つかったことで、それまで涼しい顔で知らぬ存ぜぬを貫いていた高山正樹も、ようやく容疑を認めたのです。
明るみに出ているだけでそれだけの人数の被害が及んでおり、余罪があることを考慮すると実際には100人以上の被害者がいると推察されています。
そして、証拠のビデオが見つかったことで、それまで涼しい顔で知らぬ存ぜぬを貫いていた高山正樹も、ようやく容疑を認めたのです。
その後の裁判で無期懲役判決が下る
via pixabay.com
高山正樹はその後の裁判で、精神耕耗を理由に減刑を求めるも最高裁で無期懲役の刑が確定します。高山正樹には前科もなく、死亡者を一人も出していませんでしたが、無期懲役という刑が確定したのです。
これは性犯罪史上異例なことでしたが、高山正樹の犯した罪の数々がそれほどまでに、狡猾で凶悪だったということの証明ともいえるでしょう。
これは性犯罪史上異例なことでしたが、高山正樹の犯した罪の数々がそれほどまでに、狡猾で凶悪だったということの証明ともいえるでしょう。
高山正樹という人物
via pixabay.com
日本の性犯罪史上類を見ない卑劣な犯行で、日本中を不安に陥れた高山正樹ですが、一体どのような人物だったのでしょうか？
その人物像に迫っていきましょう。
その人物像に迫っていきましょう。
中国人の父親と日本人の母親の間に生まれる
via pixabay.com
高山正樹は中国人シェフの父親と日本人の母親の間に生まれたハーフです。宮城県仙台市青葉区周辺には数多くの中華料理店が多く点在しており、中国人の家族も多く暮らしています。
父親は高山正樹の裁判に出廷した際に、息子が起こした仙台女児連続暴行事件の被害者とそのご家族に対して、裁判の際にも謝罪と賠償の姿勢を見せ、息子に対する更生の支援も惜しまないことを発言していました。
父親は高山正樹の裁判に出廷した際に、息子が起こした仙台女児連続暴行事件の被害者とそのご家族に対して、裁判の際にも謝罪と賠償の姿勢を見せ、息子に対する更生の支援も惜しまないことを発言していました。
幼少期はハーフであることが原因でいじめにあう
via pixabay.com
今でこそハーフは持て囃される存在ですが、高山正樹が幼少の頃はまだハーフに対しての偏見も多く、ハーフであるせいでいじめにあっていたようです。
在日中国人と罵られてとても辛い目にあっていたようです。それが理由で女児を暴行したという証拠もありませんし、仮にそれが理由だとしても許されるわけがありません。
裁判でも、生い立ちを理由に酌量されることはありませんでした。
在日中国人と罵られてとても辛い目にあっていたようです。それが理由で女児を暴行したという証拠もありませんし、仮にそれが理由だとしても許されるわけがありません。
裁判でも、生い立ちを理由に酌量されることはありませんでした。
1 / 5
