目次
- 愛憎の意味と読み方
- 愛憎の読み方
- 愛憎の意味
- 愛憎の使い方
- 愛憎入り交じる
- 愛憎の念
- 愛憎半ばする
- 愛憎の類義語
- 憎愛
- 近親憎悪
- 好悪
- アンビバレンス
- ジレンマ
- 愛憎の心理と仕組み
- 相手をコントロールしたいという欲求
- そうであるべきという固定概念
- 報われない感情
- 解消されない不安感
- 愛憎を抱きやすい人
- 依存心が強い
- 固執した考えを持っている
- 失敗経験が少ない
- 完璧主義
- 似ているけど違う!愛情と愛憎の違い
- 愛情は自分に望むこと
- 愛憎は相手に望むこと
- 愛憎を感じやすいシチュエーション
- 結婚生活
- 子育て
- 不倫
- 憧れ
- 期待
- 愛憎を感じたときの対処法
- 何を望んでいるのか知る
- 望みが叶った時を想像する
- 執着心を捨てる
- 広い視野を持つ
- 愛憎が自身を苦しめる感情であることを知る
- 愛憎に関することわざ
- 愛多ければ憎しみ至る
- 愛多ければ憎しみもまた多し
- 過ぎたるは猶及ばざるがごとし
- 可愛さ余って憎さ百倍
- 花言葉「愛憎」
- アネモネ(赤)
- ムスカリ
- 薔薇(黒)
- 愛情と混合しちゃダメ!憎しみからは何も生まれない
好悪
via pixabay.com
愛憎の類義語に「好悪(こうお)」という言葉があります。好悪とは「好むことと憎むこと、好き嫌い」という意味があります。好き嫌いという意味で使うのが一般的な使い方です。
好悪に使われている「悪」は憎むという意味合いで使われています。「好き嫌い」の「嫌い」よりも嫌いの度合いが強いです。主に好悪は人間の好き嫌いに対して使う言葉で、食べ物や物に関して使う言葉ではありません。
たとえば例文を使うと「彼は好悪が激しい人間だ」という風に使います。
好悪に使われている「悪」は憎むという意味合いで使われています。「好き嫌い」の「嫌い」よりも嫌いの度合いが強いです。主に好悪は人間の好き嫌いに対して使う言葉で、食べ物や物に関して使う言葉ではありません。
たとえば例文を使うと「彼は好悪が激しい人間だ」という風に使います。
アンビバレンス
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アンビバレントの言葉の由来はドイツ語の「アンビヴァレンツ(ambivalenz)」から由来しており、言葉の意味は「ある人や対象に対して相反する感情を同時に持つこと」です。「両価感情」や「両面価値」などと翻訳されることが多いです。
難しそうな言葉ですが、実はそこまで難しい言葉ではありません。その人に対して愛と憎しみのような感情が両方存在していることを言います。愛憎と意味は一緒なので難しい言葉ではありません。
難しそうな言葉ですが、実はそこまで難しい言葉ではありません。その人に対して愛と憎しみのような感情が両方存在していることを言います。愛憎と意味は一緒なので難しい言葉ではありません。
ジレンマ
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ジレンマという言葉は一度は耳にしたことがある人が多いのではないでしょうか。改めて、ジレンマの意味を紹介します。ジレンマとは「相反する二つの事柄の板ばさみになってしまうこと」という意味です。
二つの選択肢に悩んでいるという意味ではなく、板ばさみになってしまっている状態で、たとえば会社の上司の言うことに信じるべきか、同期や先輩が言ったことを信じるべきか、どちらを信じるべきか分からないで板ばさみ状態になっているという意味合いになります。
ジレンマは「板ばさみ」状態に陥ったときに使う言葉です。
二つの選択肢に悩んでいるという意味ではなく、板ばさみになってしまっている状態で、たとえば会社の上司の言うことに信じるべきか、同期や先輩が言ったことを信じるべきか、どちらを信じるべきか分からないで板ばさみ状態になっているという意味合いになります。
ジレンマは「板ばさみ」状態に陥ったときに使う言葉です。
愛憎の心理と仕組み
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愛憎とは一体どのような心理状況になった時、どのような仕組みで起こるのでしょうか。どういう欲や感情が現れたときに愛憎を抱くのでしょうか。簡単にご紹介します。
相手をコントロールしたいという欲求
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相手に対して、自分の思い通りになってほしい、自分の考えが正しいと思い込んでしまい、相手に対して自分の思い通りにコントロールしようとします。相手が自分の思い通りに行かないと気がすまない、不安な気持ちになってしまい相手を追い込んでしまいます。
そうすると相手はその人に対して嫌悪感を抱くようになり、徐々に距離を置いていきます。自分の思い通りにしたいからと相手の行動等を制限するのはかえって嫌われてしまう行動なので、尚更意味がありません。
そうすると相手はその人に対して嫌悪感を抱くようになり、徐々に距離を置いていきます。自分の思い通りにしたいからと相手の行動等を制限するのはかえって嫌われてしまう行動なので、尚更意味がありません。
そうであるべきという固定概念
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好きな人に対して、「この人は○○であるべき」「この人はこう望んでいるんだ」などという固定概念を押し付けて、自分がこうしたい、こういう心理や状況だから相手も同じ事を思っているんだと考えてしまいます。
愛憎の気持ちを持っていると、そういう気持ちがどんどん大きくなり更に「こうであるべき」という意識が強くなり、それを相手に求めるようになります。そうなってしまうと相手は窮屈さを感じてしまい、自由を求めるようになり他の人や環境に魅力を感じるようになってしまいます。
愛憎の気持ちを持っていると、そういう気持ちがどんどん大きくなり更に「こうであるべき」という意識が強くなり、それを相手に求めるようになります。そうなってしまうと相手は窮屈さを感じてしまい、自由を求めるようになり他の人や環境に魅力を感じるようになってしまいます。
報われない感情
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一方的に自分が相手に好意を抱いており、相手にストーカーのように付きまとったりします。こんなにも相手のことが大好きで常に頭の中は相手のことでいっぱいなのに、どうして自分の気持ちに気づいてくれないのか、どうして自分の気持ちに応えてくれないのかと、愛憎の情に変わっていきます。
この段階で相手は自分のことが好きではないと気付いて一歩退けば問題無いのですが、厄介なのが自分のことを嫌っていないなどという思考に陥ってしまう場合です。そうなると相手や周りの人に迷惑をかけてしまうことがあります。
この段階で相手は自分のことが好きではないと気付いて一歩退けば問題無いのですが、厄介なのが自分のことを嫌っていないなどという思考に陥ってしまう場合です。そうなると相手や周りの人に迷惑をかけてしまうことがあります。
解消されない不安感
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相手に対する愛情が強くなると、束縛や依存心等も強くなります。些細な不安があるとそれをどうにかしようと相手を束縛したり行動を制限しようとします。自分の元からいなくならないように、自分にはこの人がいなければ生きていくことができないと思い込んでしまう為です。
不安を拭う為、自分の元からいなくならないようにする為に相手の行動等を制限してしまうのは逆効果です。嫌われたくない気持ちは分かりますが、それではかえって嫌われてしまう可能性があります。
不安を拭う為、自分の元からいなくならないようにする為に相手の行動等を制限してしまうのは逆効果です。嫌われたくない気持ちは分かりますが、それではかえって嫌われてしまう可能性があります。
愛憎を抱きやすい人
via pixabay.com
愛憎を抱いてしまう人、愛憎を抱いてしまいやすい人には共通してある心理状況が働いていることがわかりました。では、愛憎を抱きやすい人にはどのような心理状況が働いているのでしょうか。簡単にご紹介します。
依存心が強い
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愛憎を抱きやすい人は相手に対して依存心を強く抱いている場合が多いです。その人に対する愛情が強いと依存心も強くなり、相手を好きすぎることで愛憎を抱きやすくなります。相手のことが好きで好きでたまらないけど、同時に憎くもあるといった感情を抱きます。
その人が好きすぎる結果、その人に対して依存心を抱くようになり、そこから束縛をしたり行動を制限したりするようになります。それも全部相手のことが好きすぎるあまり、自分自身の感情をコントロールできなくなってしまうのです。
その人が好きすぎる結果、その人に対して依存心を抱くようになり、そこから束縛をしたり行動を制限したりするようになります。それも全部相手のことが好きすぎるあまり、自分自身の感情をコントロールできなくなってしまうのです。
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