2019年5月24日 更新

愛憎の意味と類語は?愛憎の心理や対処法と花言葉になる花も

愛憎という言葉を知っていますか。読み方は「あいぞう」と読みます。言葉は聞いたことがあっても意味を知らない人や言葉すら聞いたことが無い人もいることでしょう。そこで、愛憎の意味や類語、愛憎にまつわることわざ、愛憎を抱えている人の心理状態や花言葉をご紹介します。

愛多ければ憎しみもまた多し

Light Bulb Idea Creativity - Free photo on Pixabay (315157)

「愛多ければ憎しみもまた多し」ということわざがあります。「愛情そのものに憎しみが宿っている」という意味で、愛情に潜んでいる強い独占欲を指摘したものです。愛情を抱えている人の心の中には愛情だけしかないわけではなく、愛情の中に憎しみが潜んでいるということです。

男女の愛情は愛憎が表裏一体しています。お互いを愛し合い、稀に憎しみ合う、そんな愛憎を抱えています。愛情が多ければ多いほどその人に対しての憎しみも多いのです。

過ぎたるは猶及ばざるがごとし

Light Bulbs Bulb - Free image on Pixabay (315278)

「過ぎたるは猶及ばざるがごとし」ということわざがあります。「何事も程ほどに、適切にすることが大事で度が過ぎてしまうことは足りないことと同じくらい良くない」という意味です。良いといわれていることでも、やりすぎは害になってしまうということです。

愛憎でも一緒で、その人のために尽くしたり愛したりすることは構いませんが、度が過ぎたり自分勝手なことをしてしまうとそれがかえって害になってしまう、愛が憎しみへと変わってしまうということです。何事も適切な度合いが一番おすすめです。

可愛さ余って憎さ百倍

Valentine Valentines Day Pink - Free photo on Pixabay (315412)

「可愛さ余って憎さ百倍」ということわざを知っていますか。一度は耳にしたことがあることわざではないでしょうか。「可愛いという気持ちが強ければ強いほど、一度憎しみの感情が沸くと、その憎しみは可愛いという気持ち以上の感情になる」という意味です。「可愛さよりも憎さが百倍強い」という意味で使うのは間違いなので注意してください。

今まで可愛がっていた人や慕っていた人に裏切られた時に、一度憎いと感じるとその憎しみは可愛いという感情よりも何倍もの憎しみになるということです。

花言葉「愛憎」

Rose Roses Flowers - Free photo on Pixabay (320368)

愛憎の花言葉を持った花があるのを知っていますか。そこで、愛憎の花言葉を持つ花とその意味ををいくつかご紹介します。

アネモネ(赤)

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アネモネの花には「失恋」の意味合いを持つ花言葉が多いです。儚さや切なさを象徴する花として有名な花です。どちらかといえば、嫉妬などの激しい恋の苦しみや悲しみではなく、報われない叶わない恋心を密かに抱き続けるような恋の苦しみを現しています。

赤いアネモネの花言葉は「君を愛する」「無実の犠牲」「儚い夢」と言った花言葉を持っています。赤は激しい恋情をイメージさせる色でもあります。愛していても、犠牲や辛抱、我慢をしなければならないという意味を持つので、愛憎を連想させるのではないでしょうか。

ムスカリ

Muscari Blossom Bloom - Free photo on Pixabay (320652)

ムスカリは、青紫色のぶどうのような形をした可愛らしい花です。ムスカリはガーデニング初心者の方でも簡単に育てることができる花で人気の植物です。見た目が可愛らしい花ですが、愛憎を連想させる花言葉を持っています。

ムスカリの花言葉は「寛大な愛」「通じ合う心」「失望」「失意」「憂鬱」と、ポジティブとネガティブの両方の花言葉あります。相手と気持ちが通じ合っていたと思っていたら裏切られて失望してしまい、そこから愛憎を抱えてしまう、まさに愛憎を連想させる花です。

薔薇(黒)

Rose Black Bloom - Free photo on Pixabay (323196)

黒薔薇の花言葉と聞いて、あまり良いイメージを連想することは無いのではないでしょか。では黒薔薇の花言葉は一体何でしょうか。黒薔薇の花言葉は「憎しみ」「恨み」「決して滅びることの無い愛」「永遠」の良い意味と悪い意味の花言葉があります。

黒薔薇の花言葉で一番知られている花言葉が「憎しみ」です。相手を愛しているけど、同時に憎しみの感情も持ち合わせている、つまり愛憎を抱えているということです。まさに黒薔薇は愛憎を象徴する花ではないでしょうか。

愛情と混合しちゃダメ!憎しみからは何も生まれない

Girl Sadness Loneliness - Free photo on Pixabay (323272)

今回は「愛憎」について、意味やことわざ、どういうときに愛憎を抱えるのか、花言葉などについて簡単にご紹介しました。愛憎という言葉はあまり知られていない言葉で、聞いたことはあってもちゃんとした意味を知らない人も多かったのではないでしょうか。

愛憎を抱えていても、相手や自分自身、周りの人に迷惑や悪影響を与えてしまいます。人を好きになって、その人のことを愛することに問題はありませんが、執着心や依存心をなるべく持たないようにしましょう。相手のことを愛憎ではなく愛情でいっぱいにして、お互い素敵な恋愛関係を築くようにしましょう。

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