尼崎児童暴行事件の概要と経緯！加害者と被害者のその後と現在

「尼崎児童暴行事件」が報道されなかった一番の理由として、被害者女児への精神的配慮があります。被害者女児は、まだ小学四年生です。これから、様々なことを経験して、素敵な女性になることでしょう。その成長過程の中、起こってしまった今回の事件。

報道されることで、被害者女児が再び辛い思いをしてしまうのは、得策ではないと考えたのです。被害者女児にとって、報道をしないことが一番の解決方法だったのかもしれません。

日本で起きた性犯罪事件

via pixabay.com

日本では日々様々な【性犯罪】が起こっています。【性犯罪】とは、強姦(レイプ)・強制わいせつ(レイプまではいかないわいせつな行為)を本人に反して強制的に暴行を行うことを言います。被害にあった女性は、とても怖い思いをし、人にいうことができず、事件にならない場合もたくさんあります。

日本でも後を絶たない【性犯罪】。今回は、日本で本当に起こった≪性犯罪事件≫をまとめてみました。目を通してみてください。

米人英会話教師性的暴行事件

via pixabay.com

米人英会話教師性的暴行事件とは、福岡県内に住んでいたアメリカ男性英会話教師が2010年3月以前の過去十数年に渡り少なくとも40人の女児に性的暴行をしていた事件です。事件がわかったのは、2010年1月にアメリカ人英会話教師が女児にわいせつ行為をしたとして、児童福祉法違反で逮捕がきっかけでした。

その後の捜査で、自宅から少なくとも600本以上のビデオテープが見つかり、福岡県警が映像を押収し分析した結果、十数年前から、40人の女性に暴行をしていたことが判明したのです。アメリカ人英会話教師の供述は、「撮影は子供が大人になった時、成長記録として見せてやるつもりだった」「女児にせがまれた」などと話していて、言葉巧みに女児たちをだ騙し、性的暴行を行ったとされています。。

和歌山少年暴行事件

via pixabay.com

「和歌山少年暴行事件」は和歌山県にある児童養護施設で起こりました。ある刑事事件の被告人である息子がこの施設に入っていました。そこの職員である女がこの未成年の少年へ数年に渡り、性的暴行を繰り返していたのです。この事件は、少年が姉に相談したことで発覚しました。

性的関係は50以上に及び、少年が言うには他にも四人以上の少年と関係を持っていたと話しています。犯罪を犯した女職員は、「少年と同じ気持ちだった」「燃えた」など話しています。

聖神中央教会事件

via pixabay.com

聖神中央教会事件(せいしんちゅうおうきょうかいじけん）は、2005年に発覚した性犯罪事件です。この事件が起きた教会は在日韓国人が牧師を務めています。そして、この牧師が、牧師という立場を利用し、常習的に犯行を重ね、信者であった少女７人に対し合わせて２２件の性的暴行を繰り返したのです。

加害者の牧師は1988年に信者の娘を暴行していた過去があり、一度韓国に逃亡していた前歴があることから、性的暴行を再び繰り返したということになります。この事件が明るみになったのは、牧師に暴行された女児同士がやり取りしていた電子メールを第三者が見たことがきっかけでした。

via pixabay.com

始めの被害者は、成人女性だったが、次第に年齢が低下し、小学生までもが被害にあったと言います。そして、性的暴行を加えたあと、牧師は被害者に「これは祝福だ」「拒否をすると地獄に落ちる」などと話していたようです。

この牧師は、2005年4月に強姦容疑で逮捕されています。

埼玉児童性的虐待事件

via pixabay.com

2006年8月に埼玉県の児童養護施設で起きたこの事件は、女性保育士が入所していた未成年の少年へ性的虐待をしていたものです。2004年から2005年にかけ、少年を自宅へ呼び出し性的関係を持ったとされています。

そして同時に、同じ施設の男女職員が別の男児と女児に性的暴行を加えていたことも発覚しています。この事件は、少年が精神的につらい思いをしていて、「思い出すのも嫌だ」そう話しており、刑事告発は見送ることになり、施設の職員たちは刑を受けず、指導と懲戒免職のみで終わる形となりました。

旭川女子中学生集団暴行事件

via pixabay.com

1996年に北海道の旭川市で起きた旭川女子中学生集団暴行事件は、男子生徒10人が女子生徒に集団性的暴行と強姦をした事件です。中学一年生の時から、女子生徒に性的暴行をしていて、徐々にエスカレート。男子生徒の一人は家に連れ込んだり強姦をするなどを繰り返し行っていました。

女子生徒は担任へ助けを訴えましたが、注意をするのみで、男子生徒たちの暴行が収まることはありませんでした。担任に言ったことがきっかけになり暴行の卑劣さはましていきます。そして、公園のトイレで暴行をされて友人と泣いていたところを発見され、男子生徒たちによる暴行事件がやっと公になりました。また、この学校の教頭は事件のことを公表していませんでした。

解決はしていない！性犯罪の再犯率は高い

via pixabay.com

「尼崎児童暴行事件」の全貌を少しはわかって頂けたでしょうか。この事件は、未成年でまだ小学生の男児が起こした事件です。そして、被害者は小学生の女児。報道したくてもできない理由は、被害者女児の精神的苦痛を配慮してのことなのです。しかし、加害者男児への罪の意識も、公にならないことで薄くなっていくのも事実です。

この事件は、未だに謎が多く解明されていないことだらけです。【未成年だから】【小学生だから】【子供だから】では許されない性犯罪。性犯罪の再犯率は非常に高いのです。大人がしてあげるべき判断を下してあげることも一つの教育なのかもしれません。

8 / 8

尼崎児童暴行事件の概要と経緯！加害者と被害者のその後と現在

目次