2019年6月14日 更新

尼崎児童暴行事件の概要と経緯!加害者と被害者のその後と現在

「尼崎児童暴行事件」をご存知でしょうか。小学生の男児が起こした性犯罪。未成年が起こした驚くべき性犯罪はいまだ謎に包まれたまま・・。そこで、今回は「尼崎児童暴行事件」の全貌と裏側を徹底的に調べていきたいと思います。ご覧ください。

目次

Father Child Children - Free photo on Pixabay (348715)

どうして加害者男児の家族は恐喝なんてことを警察に言ったのか、疑問しかでてこない被害者女児の母親は、もう一度話をするべく、その日の夕方に校長室で加害者男児の父親と向かい合うことにしました。そこで加害者男児の父親は「女房は怖くて外も歩けない、と言っている」そう言ってきました。

あまりにも違い過ぎる話と、加害者男児の父親の言い草に腹が立った被害者女児の母親は席を立とうとしました。すると、とどめを指すように「子供に何かしたら、ただではすまんぞ」そう一言、言ったのです。

転校は破談になり話は平行線

Building Grey Towering - Free photo on Pixabay (348767)

結局、校長室での話し合いから何の連絡もしてこない加害者家族。そして、話し合いは平行線のまま転校の話や、引っ越しの話の全てが解決しないままに終わったのです。

事件後も繰り返された集団性的暴行

Light Bulbs Bulb - Free image on Pixabay (349219)

なんの解決もしなかった、何度もしてきた話し合い。大人たちが意味のない話し合いをしている間にも、実は、被害者女児は辛く苦しい思いをしていたのです。辛い事件の後も、続けられていた「集団性的暴行」。

集団性的暴行になったのには、事件が起きたのにも関わらず、なんの対策もされなかったのが原因と言われています。詳しく見出しに沿ってご覧ください。

お互いの引越しはなし

Shutters Architecture Window - Free photo on Pixabay (349248)

一回目の話し合いでは加害者家族が引っ越すという話で結論はでたものの、結局その話はなくなり、二回目に加害者男児の母親とのファミレスの話し合いでは被害者女児の親子が引っ越し費用のお金を今後受け取る形で引っ越すことが決まっていました。

しかし、加害者の父親の一言で【引っ越し】の話自体なくなってしまったのです。事件後の、話し合いは無意味なものに終わり被害者女児は、逃げ場も失ってしまうのです。

事件後も同じ学校に通う

Books Door Entrance - Free photo on Pixabay (349289)

加害者男児の父親の一言で【引っ越し】の話自体なくなりました。引っ越しがなくなってしまったとこで、事件後も被害者女児は加害者男児と同じ学校に通うことになったのです。同じ学校に通っていたことで、再び被害者女児は性的暴行を集団で受けるようになったといいます。

被害者女児は、精神的にも苦しみ夜も急に泣き出したり、凄くつらい思いをしたのです。

加害者側に「罰」はなかった

Chains Feet Sand - Free photo on Pixabay (350895)

今回のこの事件で、驚くことに加害者男児には「罰」は与えられませんでいた。男児の年齢も小学生ということで、「罰」に値するのか「いじめ」の範囲なのか、判断が難しいからだったのでしょう。しかし、小学生とはいえ、この「性的暴行」を「いじめ」で済ませてしまったからこそ、加害者男児は自分が悪いと感じるタイミングを失ったのです。

そのことで、加害者男児は再び被害者女児に「性的暴力」をするのです。それも【集団】で。周りの大人たちが、もっと解決方法を探してあげていれば、事件後も被害者女児が苦しむことはなかったことでしょう。

女児家族が引越し出来なかった理由

Manhattan Empire State Building - Free photo on Pixabay (352949)

被害者女児が受けた様々な暴行を受け、親ならば加害者男児と離したい、と思うのが普通なはずです。加賀者男児の家族が出ていかないとなり、被害者女児の親子も街を離れることはしませんでした。はたから見れば、引っ越したらいいのでは?そう思うと思います。

しかし、被害者女児の親子には引っ越しがなかなかできない理由があったのです。なぜ、簡単に引っ越すことができなかったのでしょう。その理由は、大きい二つの理由があります。ご覧ください。

シングルマザー

Mother Daughter Love - Free photo on Pixabay (352968)

一つ目の理由は、被害者女児の母親は「シングルマザー」ということ。早いうちに、被害者女児の父親は他界し、母親は女手一つで被害者女児を育ててきました。そのため、基本は仕事にでていて、引っ越すとなれば仕事など、生活のパターンの全てを変えざるをえない状況となってしまします。

そのため、簡単には引っ越しができないということなのです。

経済面

Money Card Business - Free photo on Pixabay (354659)

引っ越しができない二つ目の理由は、金銭面が原因です。父親・母親が揃っている家庭でも引っ越しをするのには、相当なお金が必要になります。ましてや、被害者家族は母親だけのシングルマザー。父親分の稼ぎを、母親のみで稼げるわけではありません。もちろん蓄えもです。

そのため、簡単には引っ越しをすることはできないのです。この二つの理由があり、娘にこのようなことが起こっても、すぐに対処することができなかったのです。

市の教育委員会側の問題発言

Thought Idea Innovation - Free photo on Pixabay (355805)

「尼崎児童暴行事件」がどうしてこんなにも問題になっているのか、どうして適切な処置が行われなかったのか、たくさんの人が不可解に思っていることだと思います。それには、大きな原因があったのです。それは、「学校」よりも権力のある【教育委員会】の存在。

今回の小学生による性的事件を、もっと詳しく掘り下げなかった教育委員会。それに加え、問題発言もしているのです。なぜ、もって事件を深刻視してくれなかったのでしょうか。そこには、また一つの裏側があったのです。さっそく見ていきましょう。

被害者の女児にも落ち度がある

4 / 8

関連する記事 こんな記事も人気です♪

日本や世界の不思議な事件まとめ!中には未解決の事件も?

日本や世界の不思議な事件まとめ!中には未解決の事件も?

日本や世界では不思議な事件が多く起きています。未解決の事件もたくさんあり、発生理由がわからなかったり行方不明のまま見つからなかったりするものもあります。どのような事件が起きているのか日本編と世界編に分けて詳しくご紹介していきます。
光市母子殺害事件の詳細と判決!大月孝行の壮絶な生い立ちと現在は?

光市母子殺害事件の詳細と判決!大月孝行の壮絶な生い立ちと現在は?

1999年に発生した光市母子殺害事件の犯人は大月孝行(旧姓・福田)という男性でした。犯人の男は18歳という若さで主婦・乳幼児を殺害したのです。今回は光市母子殺害事件について詳細を紹介すると共に、死刑に至るまでの経緯、そして大月孝行の生い立ちを紹介して参ります。
ホモフォビアの意味と原因とは?同性愛の歴史と日本で起きた事件

ホモフォビアの意味と原因とは?同性愛の歴史と日本で起きた事件

性について寛容と言われる日本でも多く存在する『ホモフォビア』という思想をご存じでしょうか。同性愛などの性的思考と関係が深いその言葉が生まれた歴史的背景や、原因について、また世界での捉え方も同時に触れて、性的志向への議論に関しても考えて行きます。
アメリカの有名ギャング「アル・カポネ」の生涯!逮捕された理由とその後も

アメリカの有名ギャング「アル・カポネ」の生涯!逮捕された理由とその後も

アル・カポネは、20世紀のアメリカを代表するギャングです。アメリカで禁酒法が施行された時代に犯罪組織の近代化に成功し、絶大な権力を誇りました。その影響は現在まで続いています。今回は、アメリカ史上最も有名なギャング、アル・カポネの生涯に迫ります。
底なし沼は日本にも実在する?沼の仕組みや脱出法と死亡事故も

底なし沼は日本にも実在する?沼の仕組みや脱出法と死亡事故も

底なし沼は国外だけのものではなく、日本にも実在しています。ここでは、底なし沼の深さや仕組みについて解説、脱出方法・救助方法や悲しい死亡事故、また、底なし沼がある場所の特徴や底なし沼がでてくる映画や童話なども紹介していきます。

この記事のキーワード