目次
- 犯人がわかっている未解決事件がある
- 三億円事件
- 事件の発端
- 巧妙な輸送車強奪から逃走
- 事件直後の警察の対応と犯人の抜け道
- 多摩農協脅迫時件
- 大量の遺留品
- その後の捜査と目撃情報
- 上げられた容疑者
- 時効成立後に大量に犯人を名乗る人物が現れる
- 八王子スーパーナンペイ事件
- 事件の発端
- 鍵となる粘着テープが貼られていた
- 残された足跡
- 犯行動機は「強盗説」「怨恨説」
- 上げられた容疑者
- 指紋がほぼ一致する男性が現れる
- 王将社長射殺事件
- 事件の流れ
- 被害者の大東隆行
- 犯人の動機
- 工藤会組員
- 北関東連続幼女誘拐殺人事件
- 4つの誘拐事件
- 1996年の失踪事件との関係
- メディアと冤罪
- 真犯人は「ルパン」
- 真犯人が逮捕されない理由
- 加古川小2女児殺害事件
- 事件の流れ
- 別事件で逮捕された男が関与している可能性
- 容疑者勝田州彦
- フジテレビのミスリード
- 未解決事件へのネットの反応
- 真犯人が捕まっていないという恐怖
- どこかで平然と日常を営んでいるという怒り
- 遺族の気持ち
- 日本の裏世界の闇
- 遺族は早急な真犯人逮捕を望んでいる
北関東連続幼女誘拐殺人事件
via pixabay.com
北関東連続幼女誘拐殺人事件は、1979年から1996年までの間に栃木県周辺で起きた幼女ばかりを狙った凶悪な殺人事件です。
この隣接した群馬県足利市と太田市の2市をまたいで5人の小さな女の子が忽然と姿を消して、ほとんどが遺体として河川敷などで発見されました。
この隣接した群馬県足利市と太田市の2市をまたいで5人の小さな女の子が忽然と姿を消して、ほとんどが遺体として河川敷などで発見されました。
4つの誘拐事件
via pixabay.com
そした、この中でも最も大きい事件だったのが足利市で起こった「足利事件」でした。この事件を含むいくつかの類似した事件は、同一の犯人の仕業である可能性が高いといわれていますが、いまだ未解決事件とされています。
1979年~1996年までの間に、4つの幼女誘拐事件と1件の幼女失踪事件が栃木県と栃木県の県境で発生しました。1984年に足利市で起こった長谷部由美ちゃん殺人事件、1990年5月に足利市で起こった「松田真美ちゃん事件」が有名で、これは足利事件とも呼ばれています。
1979年~1996年までの間に、4つの幼女誘拐事件と1件の幼女失踪事件が栃木県と栃木県の県境で発生しました。1984年に足利市で起こった長谷部由美ちゃん殺人事件、1990年5月に足利市で起こった「松田真美ちゃん事件」が有名で、これは足利事件とも呼ばれています。
1996年の失踪事件との関係
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そして1996年の7月に起きた「横山ゆかりちゃん誘拐事件」では女の子の死体は見つかっていませんが、群馬県太田市で横山ゆかりちゃんが誘拐され今も彼女は行方不明となっています。
これらの5つの事件は3年~5年と年月はあいていますが、1つのエリアに集中して起こっており、栃木県と群馬県の県境を往復するように交互に起きており、何の罪もない幼女ばかりが犠牲になっています。
これらの5つの事件は3年~5年と年月はあいていますが、1つのエリアに集中して起こっており、栃木県と群馬県の県境を往復するように交互に起きており、何の罪もない幼女ばかりが犠牲になっています。
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どれも共通しているのは幼女を狙った誘拐殺人事件であることと、事件のほとんどは週末などの休日に起きていること、どの現場でも泣いている子供の姿などは目撃されていないということです。
メディアと冤罪
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日本テレビの報道特別番組を担当した事件記者の男性が、これら4件の誘拐殺人事件に加えて、1996年の誘拐事件について、一度犯人が捕まったものの冤罪ではないかという観点から冤罪としてのメディアでの報道を続けていました。
犯人逮捕の5年後、当時足利事件の被害者として1991年に捕まった菅家利和容疑者が身柄拘束中になっていたにも関わらず、1996年に全く手口の似た事件が発生したことで、菅家容疑者が冤罪であることを指摘したのです。
犯人逮捕の5年後、当時足利事件の被害者として1991年に捕まった菅家利和容疑者が身柄拘束中になっていたにも関わらず、1996年に全く手口の似た事件が発生したことで、菅家容疑者が冤罪であることを指摘したのです。
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そして、2010年3月には菅家容疑者の無罪が既に確定しており、真犯人はいまだ見つかっておらず、真犯人は足利事件を含む北関東で同様の手口で起きた連続殺人事件すべての犯人である可能性が高いとされています。
真犯人は「ルパン」
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免罪で無罪が確定した菅家さんの代わりに、真犯人として浮上したのが、ルパン三世に良く似た真犯人「ルパン」です。このルパンの存在が分かったのは、日本テレビ「バンキシャ!」での放送でこの事件を取り上げたすぐ翌日の事でした。
放送局に1通のメールが届き、その送り主は、足利事件とは別の北関東連続幼女誘拐殺人事件の目撃者でした。足利事件の現場で赤いスカートの女の子とルパンに似た男性を発見した人の証言をもとにCGで犯人像を放送したのを見て、自分が見た男もサングラスをしており、背格好もルパン三世にそっくりだったと言ったのです。
放送局に1通のメールが届き、その送り主は、足利事件とは別の北関東連続幼女誘拐殺人事件の目撃者でした。足利事件の現場で赤いスカートの女の子とルパンに似た男性を発見した人の証言をもとにCGで犯人像を放送したのを見て、自分が見た男もサングラスをしており、背格好もルパン三世にそっくりだったと言ったのです。
真犯人が逮捕されない理由
これらの幼女ばかりを狙った誘拐殺人事件の犯人が逮捕されない理由とはどんなものなのでしょう。単純にまだ犯人の居所を突き止められないのか、それとも他に理由があるのかもしれません。
ルパンは少女を誘拐したパチンコ店の常連で、ルパンの格好は犯人にとっては変装のつもりでサングラスなどをしていたようです。その後、少女のシャツから見つかったDNAを鑑定した結果、ルパンのものと完全に一致したという結果が出たようですが、その後司法により何らかの理由で、やはり一致しないという発表をして真実を隠ぺいしたとされています。
ルパンは少女を誘拐したパチンコ店の常連で、ルパンの格好は犯人にとっては変装のつもりでサングラスなどをしていたようです。その後、少女のシャツから見つかったDNAを鑑定した結果、ルパンのものと完全に一致したという結果が出たようですが、その後司法により何らかの理由で、やはり一致しないという発表をして真実を隠ぺいしたとされています。
加古川小2女児殺害事件
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加古川小2女児殺害事件は、2007年10月16日の夕方頃に兵庫県加古川市の小学2年生の女の子、鵜瀬柚希さん、当時7歳が自宅のすぐ前で何者かに腹部と胸部を刺された事件です。
柚希さんは、その日近くの公園に遊びに行った帰りで、自転車を停めて家に入るまでのほんの数分の間に襲われました。そして、いまだ犯行に使われた凶器は見つかっていないそうです。
柚希さんは、その日近くの公園に遊びに行った帰りで、自転車を停めて家に入るまでのほんの数分の間に襲われました。そして、いまだ犯行に使われた凶器は見つかっていないそうです。
事件の流れ
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事件当日、柚希さんは午後3時に小学校から帰って宿題を済ませた後、公園に遊びに行く5歳の妹と一緒に自転車で出かけていきました。
この自宅から約500メートルしか離れてない公園へ行って夕方頃まで遊んでいたといいます。一足早く妹が5時半ごろに帰宅しましたが、柚希さんは友達の住んでいるマンションで周りが薄暗くなるまでかくれんぼをして遊んでいたそうです。
この自宅から約500メートルしか離れてない公園へ行って夕方頃まで遊んでいたといいます。一足早く妹が5時半ごろに帰宅しましたが、柚希さんは友達の住んでいるマンションで周りが薄暗くなるまでかくれんぼをして遊んでいたそうです。
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そして夕方の6時ごろ帰宅しようと自転車を停めたところで何者かに急に襲われ、殺されてしまったのです。家族が柚希さんの悲鳴で玄関に出たときにはお腹から血を流した状態で倒れていました。すぐに母親が救急車を呼びましたが、病院に到着したときには心肺停止状態で亡くなってしまいました。
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