2019年10月22日 更新

犯人がわかっている未解決事件とは?犯人はなぜ捕まらない?

日本には、今なお警察の捜査が迷宮入りとなってしまい時効を過ぎても未解決のままの事件が山のようにあります。その中には、犯人がわかっている未解決事件もあります。ここではその中でも世間で有名になった事件や被害者の遺族の思いなども含めて詳しくみていきます。

別事件で逮捕された男が関与している可能性

Police Arrest Detention - Free photo on Pixabay (473415)

事件発生時刻には、犯人を目撃した人はおらず、亡くなる直前に柚希さんが救急隊員に「大人の男性に刺された」と話していたそうですが、知らない男性だったようです。

この事件の発生から数年後にも同じ加古川周辺で何度も動物虐待事件が発生しており、柚希さんと同じように小学生の女の子が男に襲われる事件が発生しています。
Background Blood Stain - Free image on Pixabay (489818)

さらに柚希さんの事件の発生前にも同じ加古川市からすぐのたつの市で同じような事件が実は発生しており、夕方頃小学4年生の女の子が塾から家に帰る途中、知らない男に刃物で胸を刺され、重症でしたが、一命を取り留め殺人未遂事件が起こっていたようです。

容疑者勝田州彦

Barbed Wire Fence Barbwire - Free photo on Pixabay (473432)

この事件には犯人と思われる可能性の男がおり、犯人には同様の小学生の女の子ばかり狙った事件で前科がありました。犯人の手口から、柚希さんを狙った犯人の手口と非常に似たところがあり、柚希さんの事件の犯人もこの男ではないかという疑いがかかったのです。この犯人の名前は勝田州彦という男性で、当時39歳でした。

この事件の7年前に兵庫県明石市で女の子の腹部を殴って一度逮捕されており、その後2006年にはたつの市の小学4年生の女の子を刺傷した事件や、加古川の事件の後も2015年に姫路で逮捕されました。
Fear Woman Stop Violence Against - Free photo on Pixabay (489822)

勝田被告は、2015年に逮捕された後、次々にそれまでの余罪が発覚し、それらの幼女ばかりを狙った事件の動機として「女の子が痛がる表情が見たかった」という発言をし、今も刑務所に服役中だといいます。

フジテレビのミスリード

Press Conference Journalist Media - Free photo on Pixabay (473412)

フジテレビの報道も過熱し、メディアでは連日このニュースが報道されたことで、なかにはフジテレビの番組のなかでの一部の偏った報道によって、警察の捜査にも影響が出てしまい思わぬミスリードにつながったと指摘もありました。

フジテレビでは、この未解決事件をアメリカのFBI捜査官を呼んで解決しようという趣旨の番組を放送しましたが、それが真実とは限りません。あくまで、そのFBIの捜査官が言ったことが全て正しいかといっても全て正しいとは言いきれないため、フジテレビの報道は少しミスリードしてしまったのではという指摘は内外からもあるようです。

未解決事件へのネットの反応

Internet Search Engine Laptop - Free photo on Pixabay (473251)

未解決事件へのネットの反応は、その事件の概要や真相、そして犯人への憎悪など、さまざまな人間の感情が入り乱れています。中には、まだ未解決ゆえに真犯人が野放しになっていることへの恐怖や不安が一番にありますし、被害者への同情、そして遺族への気持ちなどがあります。

ここからは、そんなネットでの反応をいくつかみていきましょう!

真犯人が捕まっていないという恐怖

Fantasy Gloomy Fear - Free photo on Pixabay (489825)

恐ろしい事件を起こした犯人は、何度でも同じ犯罪を重ねるというケースが多く、いまだ未解決のまま時効を迎えて、犯人がどこかでまだ普通に暮らしていることに対して恐怖をおぼえる人も少なくありません。

そんな不安な気持ちを抱えている人は多いはずです。もしも自分の大切な家族や友達、または自分自身がいつ被害者の立場になってもおかしくないのです。
Desperate Sad Depressed - Free photo on Pixabay (489824)

警察も捜査を進めていたとしても、いまだに捕まっておらず、新たな犠牲者が出る可能性があることへの不安や怒りは誰もが持っているものでしょう。

どこかで平然と日常を営んでいるという怒り

Wanderer Backpack Hike - Free photo on Pixabay (473256)

たくさんの人々をそれまで不幸にしたり、殺してきたり、罪を重ねてきた真犯人が、日本、もしくは世界のどこかで平然と普通の人間として日常を営んでいることに対する怒りの声も多いはずです。

自分自身の犯してきた罪に対しては、しっかりと被害者遺族に対し謝罪し、償うべきなのに、警察から隠れることで時効を迎え、何食わぬ顔で日々平穏に暮らしている犯人のことを思うと、一番に被害者の遺族や恋人などが怒りを抑えられなくなることでしょう。

遺族の気持ち

People Man Guy - Free photo on Pixabay (473257)

被害者遺族の苦しみも尋常ではないはずです。真犯人に対しての激しい憎悪と怒りの気持ちや、大切な家族や友人、恋人を突然失ってしまった寂しさや孤独、悲しみを抱えて生きていかなければなりません。

一刻も早く、犯人が捕まってほしいと心から願うものの、犯人がたとえ見つかったとしても、最愛の家族は戻って来ません。そう思うと、真犯人への激しい憎悪に耐えなければなりません。真犯人が見つかったとしても、見つからなかったとしても、大切な人を殺された場合遺族の悲しみは深いです。

日本の裏世界の闇

Gangster Cool Urban - Free photo on Pixabay (473260)

未解決事件には、少なからず日本の裏社会の闇も多少は関係しているでしょう。全ての事件に関係している訳ではないですが、一部はこういった金で雇われた裏社会の暗殺者が仕組んだ殺人事件の可能性があるのです。

例えば、暴力団関係者や日本以外にも中国マフィアなど、何か原因やトラブルに巻き込まれた結果、闇社会の組織に命を狙われることになり、組織的なプロの犯罪者の犯行の被害者になる可能性もあります。現場に証拠を残さないのも、こういった裏社会の人間が関わっていることが理由の場合もあります。

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