目次
- 犯人がわかっている未解決事件がある
- 三億円事件
- 事件の発端
- 巧妙な輸送車強奪から逃走
- 事件直後の警察の対応と犯人の抜け道
- 多摩農協脅迫時件
- 大量の遺留品
- その後の捜査と目撃情報
- 上げられた容疑者
- 時効成立後に大量に犯人を名乗る人物が現れる
- 八王子スーパーナンペイ事件
- 事件の発端
- 鍵となる粘着テープが貼られていた
- 残された足跡
- 犯行動機は「強盗説」「怨恨説」
- 上げられた容疑者
- 指紋がほぼ一致する男性が現れる
- 王将社長射殺事件
- 事件の流れ
- 被害者の大東隆行
- 犯人の動機
- 工藤会組員
- 北関東連続幼女誘拐殺人事件
- 4つの誘拐事件
- 1996年の失踪事件との関係
- メディアと冤罪
- 真犯人は「ルパン」
- 真犯人が逮捕されない理由
- 加古川小2女児殺害事件
- 事件の流れ
- 別事件で逮捕された男が関与している可能性
- 容疑者勝田州彦
- フジテレビのミスリード
- 未解決事件へのネットの反応
- 真犯人が捕まっていないという恐怖
- どこかで平然と日常を営んでいるという怒り
- 遺族の気持ち
- 日本の裏世界の闇
- 遺族は早急な真犯人逮捕を望んでいる
犯人がわかっている未解決事件がある
via pixabay.com
平和な日本でも、実は日々どこかで事件は起こっています。その中には、全国放送で放送されるような世間を震撼させる大事件もあれば、ちょっとしたご近所トラブルのような事件までさまざまですが、実はそれらの中には犯人が分かっている未解決事件もあります。
今回POUCHSは、そんな未解決事件に注目してみました。
犯人はどうして捕まらないのでしょう?ここでは、誰もが一度は耳にしたことがある有名な未解決事件のなかでも、犯人がある程度目星がついている、もしくは分かっているのにまだ未解決とされている可能性のある事件の全貌も踏まえて詳しくご紹介します。
今回POUCHSは、そんな未解決事件に注目してみました。
犯人はどうして捕まらないのでしょう?ここでは、誰もが一度は耳にしたことがある有名な未解決事件のなかでも、犯人がある程度目星がついている、もしくは分かっているのにまだ未解決とされている可能性のある事件の全貌も踏まえて詳しくご紹介します。
三億円事件
via pixabay.com
1975年(昭和50年)12月10日に時効が成立し、正式に未解決事件になった三億円事件が起きたのは、今から約40年以上前に遡ります。
1968年12月10日、午前9時20分頃、日本信託銀行国分寺支店から東芝府中工場に向っていた東芝従業員のボーナス3億円を乗せた現金輸送車が、白バイ警官を装った男に奪われた事件です。
1968年12月10日、午前9時20分頃、日本信託銀行国分寺支店から東芝府中工場に向っていた東芝従業員のボーナス3億円を乗せた現金輸送車が、白バイ警官を装った男に奪われた事件です。
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犯人として当時19歳だった少年Sが計画したとされましたが、その少年は事件の5日後に自宅で青酸カリで自殺し、死亡が確認されました。
それにより、本当に少年Sが犯人かはっきりされないまま、未解決となり時効を迎えたのです。そして、この事件はのちに非常に有名になり、のちに映画化や小説にもなりました。
※POUCHSは恋愛やライフスタイルを応援する記事を多数取り扱っています。こちらの記事も、ぜひ一緒にご覧ください。
それにより、本当に少年Sが犯人かはっきりされないまま、未解決となり時効を迎えたのです。そして、この事件はのちに非常に有名になり、のちに映画化や小説にもなりました。
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日本や世界の不思議な事件まとめ!中には未解決の事件も? - POUCHS(ポーチス)
日本や世界では不思議な事件が多く起きています。未解決の事件もたくさんあり、発生理由がわからなかったり行方不明のまま見つからなかったりするものもあります。どのような事件が起きているのか日本編と世界編に分けて詳しくご紹介していきます。
事件の発端
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この「三億円事件」の発端としては、日本信託銀行国分寺支店から東芝府中工場に向っていた東芝従業員のボーナス3億円を乗せた現金輸送車が、白バイ警官を装った男に奪われ、その後逃走したことが全国的なニュースとなりました。
その犯人と思われた少年Sは、当時活発だった学生運動活動家であり、その活動資金を稼ぐために起こした犯行ではないかともいわれていました。
その犯人と思われた少年Sは、当時活発だった学生運動活動家であり、その活動資金を稼ぐために起こした犯行ではないかともいわれていました。
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しかし、一方ではこの三億円事件そのものが警察が仕組んだヤラセで、その目的は学生運動などを廃止に追い込むためのものだったという意見もありますが、真相は今も謎のままです。
巧妙な輸送車強奪から逃走
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白バイにまたがった警官を装った男は18歳~25歳くらいで、黒いマスクを鼻まで覆っていたそうです。少年はヘルメットを目深に被ったまま、首には白いマフラーを巻き、腕には交通腕章を撒いていました。
そして、現金輸送車の前の車体の下にもぐると、発火筒をたいて「ダイナマイトがあった」と叫び、驚いて輸送車の後ろに運転手たちが下がったタイミングで、すばやく運転席に乗り込んで半ドアのまま、停車していた白バイをかわして、フルスピードで現金輸送車を急発進させました。
そして、現金輸送車の前の車体の下にもぐると、発火筒をたいて「ダイナマイトがあった」と叫び、驚いて輸送車の後ろに運転手たちが下がったタイミングで、すばやく運転席に乗り込んで半ドアのまま、停車していた白バイをかわして、フルスピードで現金輸送車を急発進させました。
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事件発生後、現金輸送車は300メートルの道路を一気に走った後、赤信号を無視して府中街道を右折し、危うく大型ダンプと衝突しそうになったといいます。
そして、この現金輸送車が猛スピードで向かった先は、国分寺市の方にある雑木林に囲まれた墓地でした。そこで、三億円が入ったケースを現金輸送車から他の乗用車に移し替えたということです。
そして、この現金輸送車が猛スピードで向かった先は、国分寺市の方にある雑木林に囲まれた墓地でした。そこで、三億円が入ったケースを現金輸送車から他の乗用車に移し替えたということです。
事件直後の警察の対応と犯人の抜け道
この写真は実際に三億円事件が起こった事件現場です。ここからは、この事件直後の警察の対応と犯人の抜け道をみていきます。事件直後、警察が府中刑務所裏で重要事件が発生したという緊急指令を出したのは、三億円事件発生からおよそ15分が経過した午前9時35分ごろの事でした。
白バイ警官に変装した男が府中街道方面を逃走中の時のことです。警視庁はその後、機動隊まで出動して1万三百人ほどの警察官と600台ほどのパトカーがその任務にあたり、捜査が開始されたのです。
白バイ警官に変装した男が府中街道方面を逃走中の時のことです。警視庁はその後、機動隊まで出動して1万三百人ほどの警察官と600台ほどのパトカーがその任務にあたり、捜査が開始されたのです。
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しかし、その時すでに犯人たちは三億円事件の事件発生現場である府中街道から北東に約四キロほどのところにある小金井市の駐車場で現金をガラス運搬用のトラックの中に隠し終えて、逃走していました。
そして、それから1時間後、墓地入口のところで現金輸送車がパトロール中の警官によって発見され、警察で、その後犯人のモンタージュ写真を発表されました。
そして、それから1時間後、墓地入口のところで現金輸送車がパトロール中の警官によって発見され、警察で、その後犯人のモンタージュ写真を発表されました。
多摩農協脅迫時件
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多摩農協脅迫事件とは、三億円事件発生以前に、多摩農協に向けた脅迫事件がありました。この事件では、おそらく三億円事件と同じ犯人によって多摩農協へ現金を要求したり爆弾予告うするなどの脅迫が何度かに分けて行われていたことが推測されます。
この事件を多摩農協脅迫事件といい、この時送られた脅迫状は雑誌の切り貼りでつくられていました。そして、犯人は1人だけの単独犯でなく、複数で行われた可能性が高いとされています。
この事件を多摩農協脅迫事件といい、この時送られた脅迫状は雑誌の切り貼りでつくられていました。そして、犯人は1人だけの単独犯でなく、複数で行われた可能性が高いとされています。
大量の遺留品
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また、犯人は現場に多数の遺留品を残しています。この三億円事件の遺留品のなかで見つかった1着のレインコートだけが他の遺留品とは違い犯行のためだけに用意したものではなく、それまで犯人が普段使っていたものではないかといわれていたようです。
レインコートを製造された工場も警察であたったようですが、残念ながら既にその製造会社は潰れており犯人を遺留品から見つけることはできなかったようです。
レインコートを製造された工場も警察であたったようですが、残念ながら既にその製造会社は潰れており犯人を遺留品から見つけることはできなかったようです。
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