2019年4月11日 更新

「是非に及ばず」の意味と使い方は?「是非もなし」との違いも

今回は、織田信長の名言として有名になった「是非に及ばす」を取り上げて、その意味や使い方を紹介し、本当は信長がそのときにどういう思いで「是非に及ばず」と言ったのかを考察します。また「是非もなし」をはじめいくつかの類義語との違いについても考えていきます。

この「小説を読むのが楽しくなる」は、小説の中で知らない言葉と出会ってもそのまま放置して読み進めていくメリットとして上がっていると同時に、デメリットとしても上がっていました。

メリットとして上げている人の意見は、小説は辞書ではなく、あくまでも物語としてどれだけ読者に読ませるか、が大切なので、いちいち途中で中断して言葉の意味を調べなくても、その物語の面白みを追求していくことこそが、小説を読む楽しみだ、という考え方からきています。

一方で、デメリットとしてとらえている人からは、知らない言葉をその都度調べることで、作者の意図を理解するだけでなく、読者自身の語彙力も高まるし、これぞ、小説を読む楽しみであるといえる、といった意見をいただいています。

作者の意図が伝わるようになる

Couple Ring Love - Free photo on Pixabay (170474)

この「作者の意図が伝わるようになる」は、小説の中で知らない言葉と出会ったときは、面倒がらずにきちんと調べましょう、と言っています。

作者はいろいろな思いをこめて作品を書いています。それこそ一語一句を選んで書いています。その語句の中に、意味ギがわからないものがあったとしたら、きちんと辞典などで調べて前後の文脈との流れにおいても、あいまいさを残さないようにすることこそ、作者の意図を把握する上で大切なことだとしています。

小説を自分で書けるようになる

Once Upon A Time Writer Author - Free photo on Pixabay (171472)

小説の中で意味がわからない言葉に出会ってもそのまま放置するのではなく、その都度きちんと調べて得られるメリットの1つに、「自分でも小説を書けるようになる」というものがありました。

数多くの書籍を読み、知らない言葉に出会う度にその意味を調べていくと語彙力がついてきます。語彙力が増えるということは表現力が高くなるということです。つまり、自分が思っていること感じていることを文章に表して描写する力がついてきて、小説を生み出すことも可能になるということです。

知らない言葉を知って賢い自分になりましょう

Book Bezel Read - Free photo on Pixabay (171486)

小説に限らず新聞も含めていろいろな読み物に親しむことは、自分の知らない漢字や熟語や慣用句に出会う機会が多くなります。その都度に辞典や辞書でその漢字や語句の語源や由来、そして意味を正しく理解して得た知識は、聞きかじりで覚えたものと違って、説得力をもって人に話して聞かせることができます。

このように知識というものは、自分で疑問もつことからはじまって、調べて探求していくことで自分のものとなっていきます。書籍は、そういった学びの宝庫といえるのかもしれません。たくさんの書籍を読んで語彙力をつけると、人との会話もちょっと違ったものになるはずです。

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