名古屋妊婦切り裂き殺人事件の詳細！犯人の候補と遺族のその後も

名古屋妊婦切り裂き事件とは？

名古屋妊婦切り裂き事件とは今から31年前の1988年（昭和63年）3月18日午後に愛知県名古屋市中川区のアパートで発生した殺人事件です。

名古屋妊婦切り裂き事件の被害者は事件発生当時27歳でこのアパートに住む主婦Aさんです。Aさんは臨月を迎えた妊婦でもありました。この日もAさんはいつも通りに夫であるBさん(31歳)を見送りました。

友人である近所の主婦Cさんと昼過ぎに自宅アパートで会いその後何者かに殺害されたとされています。何者かによって殺害されたAさんはお腹を切り裂かれ赤ちゃんは取り出されてAさんの足元に放置されていました。

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赤ちゃんが取り出されたあとのAさんのお腹の中には電話の受話器とミッキーマウスのキーホルダーがついた車の鍵が入れられていました。妊婦のお腹を切り裂き赤ちゃんを取り出す犯人の行動は常軌を逸脱した異常ともいえる猟奇性を持っていました。

マスコミや世間の注目度も高く、愛知県警も警察官約4慢人を動員して懸命に捜査しました。しかし、犯人逮捕につながる有力な情報は得ることができず名古屋妊婦切り裂き事件発生から15年後の2003年（平成15年）3月18日に時効を迎え未解決事件となりました。

名古屋アベック殺人事件の詳細！犯人たちと被害者遺族のその後も - POUCHS（ポーチス）

世間を震撼された名古屋アベック殺人事件の詳細や被害者について知っていますか？あまりにも残忍な犯行ゆえに犯人に死刑判決が下された昭和に起きたこの事件。犯人が逮捕されたその後や出所後の足取り、また生い立ちついて詳しく紹介いたします。

名古屋妊婦切り裂き事件概要

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非常に残虐で常軌を逸脱した猟奇的な殺人事件であった名古屋妊婦切り裂き事件発生ですが、事件発生当時の夫婦の様子など概要をまとめました。

事件の起こった場所

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名古屋妊婦切り裂き事件が発生した場所は、近鉄名古屋線にある戸田駅から北東へ約500mに位置する2階建てのアパートの1室でした。

名古屋妊婦切り裂き事件が発生したアパートは2階建てで各階に2部屋の合計4部屋で構成されていたアットホームな雰囲気のアパートでした。アパートの周辺にはマンションやアパートなどが建ち並びいわゆる新興住宅街と言われる場所でした。しかし、ところどころに田畑があり夜間は人通りの少ない場所でもありました。

事件現場となったアパートについて

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名古屋妊婦切り裂き事件が発生したアパートは2階建てで各階に2部屋あり合計4部屋で構成されていました。名古屋妊婦切り裂き事件が発生した当初、被害者となったAさん(27歳)夫婦は2階の3DKの部屋に住んでいました。

6畳部屋が2間と4畳半の部屋で構成されていて、家族が増えてもしばらくは住むことができる間取りでした。2階のもう1部屋は誰も住んでおらず空き部屋でした。1階の2部屋はそれぞれ家族が住んでいました。3世帯が住むアットホームな雰囲気のアパートでした。

事件の被害者

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名古屋妊婦切り裂き事件の被害者となったのは事件発生当時27歳の主婦Aさんでした。Aさんは第一子を妊娠中でした。出産予定日は1988年（昭和63年）3月13日でしたので名古屋妊婦切り裂き事件が発生した1988年（昭和63年）3月18日には予定日を5日超過していました。

Aさん(27歳)と夫であるBさん(31歳)は第一子が生まれてくることを心待ちにしていました。また、Aさんは郵便物を貯めることはしないなど非常に几帳面な性格の女性でした。

事件当日の朝

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名古屋妊婦切り裂き事件発生日の1988年（昭和63年）3月18日の朝、Aさん(27歳)はいつも通りに夫であるBさん(31歳)が会社へ出勤するのを見送っています。この日は、午後から友人である近所の主婦Cさんが子どもを連れて遊びに来ることになっていました。

几帳面な性格のAさん(27歳)ですから、来客を迎えるにあたって入念に部屋の掃除をしたことが想像できます。また、のちに帰宅した夫であるBさん(31歳)は洗濯物が干されたままであったと述べていますので、洗濯など家事全般を行って来客を待っていたのでしょう。

夫からの2回の電話

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Aさん(27歳)は臨月の妊婦でしたが、名古屋妊婦切り裂き事件が発生した1988年（昭和63年）3月18日には出産予定日を5日超過していました。初めての妊娠で出産予定日を5日超過しているAさん(27歳)の体調を気遣って夫であるBさん(31歳)は、仕事の合間を縫って会社から自宅にいるAさん(27歳)へ電話をかけるようになっていました。

名古屋妊婦切り裂き事件が発生した988年（昭和63年）3月18日にも夫であるBさん(31歳)は会社からAさん(27歳)に2度電話を入れています。

1度目は同日昼12時ころでこの時には「まだ生まれそうにない」などと会話をしましたが特に異常はありませんでした。2度目の電話は夫であるBさん(31歳)が仕事を終え退社する直前の18時50分頃です。この時は誰も電話に出ませんでした。

夫の帰宅

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夫であるBさん(31歳)は18時50分頃に自宅へ電話をかけた際にAさん(27歳)が電話に出なかったことをおかしいと思いながらも、自分が自宅へ着くころにはAさん(27歳)も自宅にいるだろうと思い帰宅の途に就きました。

夫であるBさん(31歳)が19時40分頃に自宅に着くとある異変に気付きました。普段は玄関の鍵は必ず施錠されているはずなのにこの日は施錠がされていませんでした。また、電気もついておらず部屋は真っ暗な状態でした。夫であるBさん(31歳)はこの状況を不審に思いつつも部屋に歯率とすぐに寝室へ向かいました。

着ていたスーツを着替えているときに居間の方から赤ちゃんの泣き声が聞こえました。夫であるBさん(31歳)は「ついに赤ちゃんが生まれたのか」と思い居間へ向かいました。居間の電気を着けると変わり果てた姿のAさん(27歳)とAさん(27歳)の足元で弱弱しく泣いている赤ちゃんを発見しました。

1階住民の電話を借りて通報

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変わり果てた姿のAさん(27歳)と弱弱しく泣いている赤ちゃんを発見した夫であるBさん(31歳)はすぐさま救急車の手配を行いました。しかし、ダイニングキッチンにあるはずの電話がなく慌てた夫であるBさん(31歳)は1階の住人に電話を借りに行きました。19時43分に夫であるBさん(31歳)は119番通報をしました。

電話を貸した1階に住んでいた男性は後に夫であるBさん(31歳)が「電話が引きちぎられている。赤ちゃんが出ているから電話を貸してほしい」と頼み込んできたのでてっきり赤ちゃんが生まれそうなのかと思っただけで、この時Aさん(27歳)が殺人事件の被害にあっているとは思ってもみなかったと述べています。

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