2019年8月21日 更新

上田美由紀死刑囚の魅力は何だった?生い立ちや今の様子とは

鳥取不審死事件の犯人である、上田美由紀死刑囚のことを覚えているでしょうか。決して美人ではない上田美由紀に、男性は何故惹かれてしまったのか。そんな彼女の魅力や生い立ち、上田美由紀の子供についてまでを詳しく解説していきます。今の様子についても見ていきましょう。

目次

先ほどの、上田美由紀容疑者と交際していた男性が語っていたなかで、男性がコロッと心を奪われた理由の1つとして「子供」の存在が大きかったことがわかりました。

それは、上田美由紀容疑者は自分の5人の子供に男性のことを「お父さん」と呼ばせていたり「お母さんと結婚しないの?」「お父さんと一緒に暮らしたいな」と言わせていたようです。

男性にも子供がおり、子煩悩であったことから子供をタテにされたらコロッといってしまうに決まっているという証言もしています。

上田美由紀容疑者は、子供をダシに使い男性が自分の側から離れられないように仕向けていたということでしょう。男性心理を恐ろしいくらい把握し、利用していたことがわかります。

身の上話で同情を引く

Flower Wildflower Nature - Free photo on Pixabay (566887)

男性の気を引くために、上田美由紀容疑者は子供をダシに使ったり、誰が聞いてもわかるような大ウソをついて同情を引いていました。

自身に妹などいないのに、架空で妹の存在を作り上げて登場させたり、三つ子を妊娠したけど出産することはできないから薬で小さくさせて下ろしたことがあるなどの、大ウソを平気でついて男性からの同情を集めていたのです。

そんな大ウソは冷静になれば、ウソだとわかりそうなものです。しかし、男性はウソだとわかっていても惚れたほうの弱みで、上田美由紀容疑者を見捨てることはできなかったのです。

それ以上に、上田美由紀容疑者の可愛いい一面や男性を立て居心地の良い場所を作ってくれることのほうが勝っていたのでしょう。

居心地のいい空間を作るのが上手

Coffee Winter Warmth - Free photo on Pixabay (566888)

上田美由紀容疑者は、男性を立てるのがとても上手くこの点だけは女性も見習っていきたい部分でもあります。

上田美由紀容疑者と交際していた男性が証言しているように、上司への気配りや出先で知り合いにあった時は必ずきちんと挨拶をして男性に恥をかかせないようにできる女性です。

また、黙って財布にお金を入れておけるのもなかなかできるものではありません。昔でいう「亭主関白」を男性は憧れや本能的に持っているので、女性に立てられるだけで気持ちが良く居心地のいい場所となってしまうのです。

そんな、男性心理を習得し実践することで容姿なんて関係なくなるほど、魅力的な女性に見え男性からモテる魔性の女へとなっていったのでしょう。

女手ひとつで子育てする健気な姿

Baby Mother - Free photo on Pixabay (566890)

上田美由紀容疑者には、5人の子供がおり女手ひとつで子供を育てていました。そんな姿は、男性からすると健気で助けてあげたいという気持ちにさせてしまう状況でもあります。

上田美由紀容疑者は、夜スナックで働いていたことから余計に男性達は子供の為に寝る間を惜しんで働く母の姿に心を打たれ情が沸いてしまったと交際していた男性は語っています。

実際は、子育てと言える子育てをしていませんでしたが、そこも上手くウソをつき男性の気を引く武器として使っていたのでしょう。男性が上田美由紀容疑者から離れられなかったのは、子供達の存在はかなり大きなものとなっていたことは確かです。

上田美由紀の鳥取連続不審死事件詳細

Man Dead Death - Free image on Pixabay (567012)

上田美由紀容疑者が、何故モテたのか、どんな魅力が男性を惹き付けていたのかについてを解説してきました。容姿端麗ではなくても、男性を立てることができ、ときに見せる女性らしい健気な姿、甘え上手といったことが男性の心を掴んでいたのでしょう。

しかし、上田美由紀容疑者はそんな男性の事を愛情ではなく、お金だけしか見ていなかったのでしょう。その証拠に、男性にお金がなくなったり、返金を要求された途端に殺人鬼へと豹変し次々と殺害していっています。

つづいては、上田美由紀容疑者が関与したとされる6件の不審死事件についての詳細を解説していきます。

第1の殺人42歳男性

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第1の事件が起きたのは、2004年5月13日のことです。当時、上田美由紀容疑者と交際していた42歳の男性が段ボールに詰められ鳥取市内を走るJR因美線の列車に轢かれて死亡するという事件が発生しました。

警察は、事件と自殺の両面で捜査を開始しましたが、男性が詰められていた段ボールには「君と出会えて幸せだった」と書かれていたことから鳥取県警はその文面を遺書と判断し死因は「自殺」であると断定しました。

自殺と処理されてしまったため、42歳の男性の司法解剖はされていません。段ボールに詰められていた状態で、列車に轢かれていて明らかに不審な死にも関わらず自殺として処理されており捜査不備が指摘されています。

この42歳の男性は、上田美由紀容疑者と交際していて金銭トラブルにまで発展していたことが後の捜査で明らかとなっています。また、男性は上田美由紀容疑者に渡すお金を同僚などから借金していたこともわかっています。

第2の殺人27歳男性

Water Waves Ripples - Free photo on Pixabay (567014)

第2の事件が起きたのは、2007年8月18日のことです。上田美由紀容疑者の家族と共に、当時交際をしていた27歳の男性が鳥取砂丘の近くの海岸に貝を採りに行った際に海で溺れ、救助され搬送されましたがその10日後に死亡しています。

27歳の男性は、泳げないことがわかっています。この男性と上田美由紀容疑者は、2005年から同居を始めています。更に、男性は上田美由紀容疑者から度々暴力を受けていたことも明らかとなっています。

上田美由紀容疑者が出かける際は、男性に手錠をかけ身動きがとれないようにしたり、時には熱湯をかけられることもあったようです。

この事件は「事故」として処理され、上田美由紀容疑者に再び容疑がかかることはなかったのです。

第3の殺人41歳男性

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第3の事件が起きたのは、2008年2月のことです。鳥取市郊外の山中で41歳の男性が首を吊り死亡しているのが発見されました。この41歳の男性は警察官であり、上田美由紀容疑者の働くスナックの常連客で、2人には金銭トラブルがあったことがわかっています。

警察官である男性が、上田美由紀容疑者との金銭トラブルに悩んでいたとの情報もあり、またホステスと警察官が男女の関係になっていることは世間体ではあまりよくないことでもあります。

男性が、周りに知られることを恐れ自殺したという可能性は否定できるものではありません。しかし、上田美由紀容疑者に非が全くないわけではないでしょう。

第4の殺人47歳男性

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第4の事件が起きたのは、2009年4月11日の早朝のことです。北栄町沖の日本海で、47歳の男性が水死体となって発見されました。この事件は、後に起訴事案となっているものです。

47歳の男性を司法解剖したところ、遺体から睡眠導入剤や普通の水死では入るはずのない砂が肺から検出されるなど、不審な点が多かったため「他殺」の可能性が高いと結論づけられていました。

警察は、男性が無理やり誰かに海に沈められ溺死したと判断したのです。この男性と上田美由紀容疑者の接点は明らかとされていませんか、何らか関わりがあり起訴に至ったのでしょう。

第5の殺人58歳男性

Forest Mangroves Lake - Free photo on Pixabay (567017)

第5の事件が起きたのは、2009年10月7日のことです。58歳の男性が、鳥取市内の摩尼川でうつ伏せの状態で死亡しているのが発見された事件で、この事件も起訴されている事案となります。

上田美由紀容疑者と男性は、交際相手ではありません。上田美由紀容疑者が、後で必ず払うと言葉巧みに話しお金を払わずに転売目的で家電製品を大量に購入した、電気屋の店主である58歳の男性が事件に巻き込まれてしまったのです。

この頃の上田美由紀容疑者は、相当お金に困っており電化製品を転売してお金を稼ぐというその場しのぎの生活を送っていました。電気屋の店主は、度々催促の電話をかけています。140万円もの未収金があったと言われています。
Euro Bank Notes Coins European - Free photo on Pixabay (567067)

しかし、払うことができるはずもなく催促に痺れを切らした上田美由紀容疑者は、男性を鳥取市内の摩尼川に連れ出し、睡眠導入剤を飲ませ眠った男性の顔を川に押しつけたのち放置し溺死させたのです。

その川は、水深20cm程度で溺れるなんてことはあり得ないのです。そのため、第三者の手に寄って殺害された可能性が高いと判断されたのです。

また、男性は「収金に行って来る」と家族に話し出掛けており、カーナビの走行記録から上田美由紀容疑者の自宅に何度も向かっていることも判明し、遺体から睡眠導入剤も検出されたため起訴に至っています。

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