2019年8月21日 更新

上田美由紀死刑囚の魅力は何だった?生い立ちや今の様子とは

鳥取不審死事件の犯人である、上田美由紀死刑囚のことを覚えているでしょうか。決して美人ではない上田美由紀に、男性は何故惹かれてしまったのか。そんな彼女の魅力や生い立ち、上田美由紀の子供についてまでを詳しく解説していきます。今の様子についても見ていきましょう。

目次

上田美由紀の子供

Boy Girl Brother - Free photo on Pixabay (571469)

上田美由紀死刑囚には、5人の子供がいます。月給もよくない状態で、どのようにして5人もの子供を育てていたのかは不明です。しかし、子育てと言える子育てはしていなかったという情報もあります。

母親が逮捕されたことで、5人の子供達は国によって保護されていることはわかっています。ですが、現在子供達がどうしているのか、どこで暮らしているかなどの詳細は不明です。

母親は死刑囚となり、更に幼少期を過酷な状況で生活していたとなると子供達の心にも何らかの影響はあることでしょう。国に保護されているからといって、5人の子供達が今も辛い生活を送っていることが想像できます。

生活していたアパートはゴミ屋敷

Street Rural Architecture - Free photo on Pixabay (571474)

上田美由紀死刑囚は、実家を出て5人の子供と共に平屋のアパートで生活していました。そこの家賃は何と25000円という破格の賃料で、今では見かけなくなった汲み取り式トイレの古いアパートでの生活を送っています。

そこには、上田美由紀死刑囚と子供5人だけではなく、恋人の男性や猫や犬まで飼って生活していたといいます。その部屋はゴミで散乱し、収まりきらないゴミがアパートの周辺にまで及んでいました。

普通では考えも想像もつかないほどの、ゴミ屋敷と化した家でどのような生活を送っていたのでしょうか。その辺を、詳しくまとめていきます。

ゴミの山の中で生活

Garbage Waste Container - Free photo on Pixabay (571476)

家宅捜索のために警察が部屋に入ると、そこには部屋一面にゴミ袋が散乱し足の踏み場もなく歩くのも困難な状態だったといいます。ゴミはアパートの周辺にまで及び、近隣住民からは「だいぶ昔から、その状態である」と嘆く声もありました。

犬を3匹、猫を5匹飼っていて、部屋の奥には鳥かごで飼われていたハムスターの死骸が放置され干からびているほどの悲惨な生活環境であったことがわかっています。

8畳間と4畳のキッチンのみの部屋に、ゴミがしきつめられているなど想像を絶することです。そんな、ゴミの山の中でどのようにして大人2人と子供5人が生活をしていたのかについての詳細は明らかになっていません。

普通の考えでは、到底想像もつかない劣悪な環境で子供達は育てられていたのです。

料理はせずコンビニのおにぎり

Rice Ball Food Diet - Free photo on Pixabay (571477)

ゴミの山の中には、使ったまま洗ってもいないフライパンや鍋まで放置されていました。料理も全くしていなかったようで、子供達のご飯は毎朝コンビニでおにぎりを大量に購入し食べさせていたのだといいます。

子供達は、ゴミ屋敷という劣悪な環境下に置かれているうえに、まともな食事すら摂れていなかったことになります。また、近隣住民によると尋常ではない量のハエが沸いていて、とても人が住める状態ではなかったと話しています。

そんな環境で、コンビニのおにぎりだけしか与えられずに上田美由紀死刑囚が逮捕されるまで命を落とさず生きていられた子供達にとっては、ある意味で母親が逮捕されて良かったと言ってもいいのではないでしょうか。

障がい者や生活保護受給者からお金を奪う

Money Dollar Bill Banknote Cash - Free photo on Pixabay (571478)

上田美由紀死刑囚は、スナックでの収入が悪かったからなのか、障がい者や生活保護を受けている人に言葉巧みに近づきお金を奪うという卑劣な詐欺も行っていたことがわかっています。

上田美由紀死刑囚は、障がい者に支給されるお金のことや生活保護受給者に支払われる金額についての知識が豊富にあり、保証制度に詳しかったためそれを悪用し、障がい者や高齢者を狙って詐欺をはたらいていたといいます。

しかし、自身の生活が困窮しても保証制度に頼ろうとはせず、妊娠した際も母子手帳すら交付してもらっていないという。矛盾とも思える上田美由紀死刑囚の行動、どうして彼女は国に頼るのではなく悪事をはたらいてお金を得ようと思ったのか。

そのことについても、本人から何も語られていないため真相を追求することはできません。

上田美由紀の今の様子は?

Prison Cell Jail - Free photo on Pixabay (571487)

死刑が確定し、死刑囚となった上田美由紀は今はどのような様子なのでしょうか。6人もの命を奪い、裁判では一切真実を語ろうともせず無罪を主張し続けていた上田美由紀死刑囚は「死刑」をどう受け止めているのか。

上田美由紀死刑囚と、面会し手紙のやり取りを続けている記者が上田美由紀死刑囚の様子を語っています。やはり、ウソを平気でつくことや、男性を騙そうとする魔性の女の一面は死刑が確定したからといって直るものではないことが記者の話からわかってきます。

上田美由紀死刑囚の、今の様子について詳しくまとめていきます。

面会した記者の証言・最初の印象

Interview Job Icon - Free image on Pixabay (571488)

記者が面会したのは、まだ判決が下されていない2013年に上田美由紀被告と顔を合わせることになりました。記者も、写真でしか上田美由紀被告を見たことがなくイメージでは「ホステスをやっていて、厚化粧の大柄な怪物的な女性」という印象だったそうです。

しかし、実際に面会で合ってみると「身長150cmくらいで、太ってはいるが小柄な印象」であったと話しています。また、初対面の記者に対し切実な表情で「1度で私の全てはわかってもらえないと思う、だけど1つずつ知ってほしい」と訴えかけてきたといいます。

2人の殺人容疑で裁判員裁判で、死刑を求刑し控訴をしている最中の面会であったが、報道されているような女とは裏腹に上田美由紀被告が話す言葉に純朴さを感じ、記者自身も驚いたと語っています。

面会した記者の証言・印象が変わる

Silhouette Head Bookshelf - Free image on Pixabay (571489)

この日以降も、記者と上田美由紀被告は手紙や面会でのやり取りを重ねていきます。何度もやり取りしていくうちに、記者は上田美由紀被告の態度の変化に気づいています。

初めはとても人当たりのいい女性だと感じていた記者だか、取材を続けていくうちに態度がだんだんふてぶてしくなっていき、まるで息をするかのようにウソを平気でつき続けていたと話しています。

架空の友人作り上げて、報道されている自分のことはウソばかりなので、友人が悲しんでいる、記者さんにだけは、本当の事を話したいと友人は言っているなどというウソを繰り返していたようです。

記者に対しても初めは、健気な女性を演じていたことがわかります。同じような感じで、たくさんの男性を騙してきたのだと推察できるでしょう。

広島拘置所に収監中

Fence Freedom Prison - Free photo on Pixabay (571490)

死刑が確定したことにより、上田美由紀死刑囚は現在は広島拘置所に収監されています。一時、上田美由紀死刑囚に死刑が執行されたとの噂が流れましたが、他の死刑囚の執行までの期間を考えると早すぎるため、まだ執行はされていないと考えていいでしょう。

上田美由紀死刑囚に対しての、死刑執行にはまだ数年はかかる見通しです。世間を驚愕させた事件でもあり、死刑が執行された情報が出れば再び注目が集まることでしょう。

上田美由紀死刑囚は、死刑が確定し収監された現在も真実を語ろうとはしていません。事件についてを、じっくりと考えて人の命の尊さを見つめ直し自分の犯してしまった罪の重さに気づいてほしいものです。

首都圏連続不審死事件の犯人・木嶋佳苗との関係

Prison Cell Slammer - Free photo on Pixabay (571511)

鳥取不審死事件の死刑囚である上田美由紀は、裁判員裁判で女性としては2人目となる死刑を言い渡された事件です。では、裁判員裁判では死刑判決が初めてとなる事件とはどんな事件だったのか覚えているでしょうか。

それは2007年に起きた「首都圏連続不審死事件」です。この犯人である木嶋佳苗が初めての女性死刑囚となりました。首都圏連続不審死事件をおさらいしつつ、上田美由紀と木嶋佳苗との関係性についてを解説していきます。

接点もない2人が、どうしてライバル心を剥き出しにしていったのか。普通では考えられない、女死刑囚同士のバトルについても詳しく載せていきます。

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