2019年7月16日 更新

ウェルテル効果の意味や実例は?心理学的見方や自殺との関連性

「ウェルテル効果」という言葉をご存知でしょうか?ウェルテル効果とは、自殺や犯罪の後に起こる影響についての心理学用語です。日本でもこのウェルテル効果による事例もあります。この記事では、ウェルテル効果の意味や実例について紹介しています。

目次

Dominoes Domino Barricade - Free photo on Pixabay (479548)

SNSにおけるウェルテル効果の防止方法について紹介しました。SNSではそのような投稿をしないことや、拡散は行わないことなどがウェルテル効果を防止する上で重要であることが分かりました。

ウェルテル効果は、自殺に関するものだけに当てはまる現象ではありません。では、自殺以外にウェルテル効果によって連鎖してしまうこととは、どのようなものなのでしょうか?

自殺以外のウェルテル効果について解説していきます。

犯罪者の模倣犯が現れることも

Killer Horror Jimmy - Free photo on Pixabay (479549)

殺人事件など犯罪について報道をする際に、犯罪の手口や犯人がどのような人物であったのかなどが詳しく報道されることも少なくありません。しかし、それによってウェルテル効果が発生し、模倣犯が出ることがあります。

模倣犯は、犯罪の手口などを模倣して同じ犯罪行為を行います。犯人に共感して行う場合や、憧れを持ってしまう場合など、いずれも報道による影響は大きいと言われています。

模倣犯が現れることで犯罪が連鎖してしまいます。

虐待の手法が真似されることも

Child Suffering Look - Free image on Pixabay (479551)

虐待に関する報道の際に、虐待された手段が真似されてしまうこともあります。例えば、「このような手段を使われていたことで発見が遅れた」などの報道があれば、その報道は加虐者にとっては有益な情報になってしまいます。

ウェルテル効果により、「この手段を使えばバレない」と思った加虐者が、その手段を模倣することで虐待の連鎖が更に広まってしまうこともあります。虐待内容などの詳細な情報は、時に虐待を助長させてしまいます。

SNSの発達で「バイトテロ」が多発した例も

Twitter Facebook Together Exchange - Free photo on Pixabay (479552)

近年、バイト中の若者が不適切な動画や写真などをSNS上にアップする「バイトテロ」が頻発しました。これも、ウェルテル効果によるものではないかと言われています。

バイトテロは、動画や写真をアップすれば多くの人から拡散されます。その為、バイトテロをすれば注目されることからそれを模倣する人が後を絶たず、大きな問題になりました。

現在はバイトテロに対して賠償請求なども行われるようになり、事態は収束しています。

災害時SNSによる連絡で避難する人が続出した例も

Fireman Firefighter Rubble 9 - Free photo on Pixabay (479553)

災害時は、SNSでは正しい情報ではないものも多く拡散されており、悪意のあるものも少なくありません。しかし、SNSで避難を呼びかける投稿が拡散されたことで、多くの人が避難することが出来た例もあります。

避難をするべきか迷っている時に、避難を呼びかける投稿に後押しされて避難をすることが出来た人もいます。但し、災害時は不正確な情報に惑わされる危険性もある為、投稿内容をしっかりと確認し惑わされないようにしましょう。

SNSにも注意!一般人が自殺連鎖のきっかけになってしまうことも

Socialmedia Facebook Twitter - Free photo on Pixabay (479554)

自殺報道によるウェルテル効果について紹介してきました。現在は、SNSなどの発達により、メディアだけではなくTwitterなどを利用する一般人の投稿から、ウェルテル効果が発生してしまう危険性が指摘されています。

「拡散されたい、いいねを貰いたい」という身勝手な欲求が、自殺の連鎖を引き起こしてしまうこともあります。ウェルテル効果による自殺の連鎖を防止する為にも、情報の発信には気を付けるようにしましょう。

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