2019年7月19日 更新

新人類の世代とは?ゆとり世代との特徴の違いや上手な付き合い方

ゆとり世代など、〇〇世代と言われたことはありますか?生まれた時期によって世代分けされ、その世代によって様々な特徴があると言われています。この記事では、流行語にもなった新人類の世代やゆとり世代の特徴などについて紹介しています。

ゆとり世代の人は、無駄な作業などを省いて効率よくこなすことを重視した合理的な考え方をします。インターネットが学生の頃から普及していたこともあり、パソコンなどで効率よく作業することを得意とします。

その為、合理的に物事を進めることを好み、非効率的で意味のない作業を嫌う傾向にあります。例えば、仕事などで不必要だと感じるような工程があれば、それは合理的ではない為省略したいと考えます。

古いやり方が残る企業では、ゆとり世代にとっては合理的ではないと感じてしまいます。

結果には貪欲

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ゆとり世代は合理的である為、すぐに結果を出すことに貪欲になる傾向があります。効率よくこなし、素早く結果を出すことに重きを置いている人が多く、逆になかなか結果の出ないようなものは避ける傾向にあります。

どうしてすぐに結果を出すことに拘るのかについては、「便利なものですぐに正解を得ることが出来る世代であったからではないか」など、様々な理由があるのではないかと言われています。

結果に拘る傾向がある為、結果が出るかどうかで物事を決めてしまうことが多い世代になります。

言われたこと以外はやらない

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ゆとり世代の新入社員が批判される点として「指示されたこと以外はやらない」「言われたことしかしない」という特徴があります。本来であれば言われたこと以外のことであってもしてほしい、というのが周囲の本音です。

しかし、ゆとり世代の人は仕事では「言われたことはきちんとこなすが、言われていないことはしない」というスタイルを取っている人が殆どになります。仕事は自主的ではなく受動的な人が多い傾向にあると言われています。

受動的な仕事の態度は、他の世代の人にとっては理解出来ない部分になります。

プライベートが大事

Light Photoshoot - Free photo on Pixabay (487234)

ゆとり世代の人々は、プライベートの時間をとても大切にする傾向があります。特に仕事とプライベートは完全に切り離して考えるタイプの人が多く、プライベートと仕事が混合してしまうことを嫌います。

最近では、仕事とプライベートのバランスを取る重要性などが指摘されています。ゆとり世代はこのバランスをしっかりと取りたいという考えを持っている人が多いため、仕事で過度に拘束されてしまうことは避ける傾向にあります。

仕事よりもプライベート重視の考え方は、他の世代からはなかなか理解されません。

仕事にやりがいを感じない

Tie Necktie Adjust - Free photo on Pixabay (487249)

ゆとり世代は仕事にやりがいなどを感じる人が少ないと言われています。前述にある通り、ゆとり世代は仕事よりもプライベートを重視する傾向にあります。その為、生きがいは仕事以外で見つけるものだという考え方をしています。

ゆとり世代は、「仕事はやりがいを感じてやるものである」という既存の考えはありません。仕事はあくまで仕事として行うものであり、やりがいは必要ないと考える人が多い傾向にあります。

また、この考え方によって、仕事に対する姿勢が受動的になってしまうこともあります。

忍耐力がない

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ゆとり世代は「ミスを注意したらすぐに仕事を辞めてしまった」など、忍耐力のなさなどが問題視されています。他の世代の人にとっては、ゆとり世代は「そのくらい我慢出来ないのは忍耐力がないからだ」と思われています。

しかし、ゆとり世代にとってはこれは合理的な考えに基づく行動の結果であると言えます。理不尽だと感じることや、自分には合わないと感じた際に我慢してしまうのは合理的ではありません。

その為、ゆとり世代の人は見切りをつけるスピードが速く、しばしば忍耐力がないと誤解されてしまいます。

飲み会に参加しない

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昔は会社などの飲み会は、社員同士の親睦を深める上で重要だとされ、殆どの人が参加することが一般的でした。しかし、近年では飲み会などに行かないという人も多く、特にゆとり世代は飲み会に行かない人が多いと言われています。

飲み会に行かない理由として、「職場の人と仕事以外で関わりを持ちたくない」「飲み会に行く必要性が感じられない」などの理由があります。また、そもそもお酒を飲まないという人も多いとされています。

その為、ゆとり世代は飲み会に行かないことから「付き合いが悪い」と言われることもあります。

人間関係に淡泊

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ゆとり世代は人間関係に淡泊であると言われています。理由としては、ゆとり世代は対面ではなくネットを介したコミュニケーションをすることが多く、人とのリアルな関わりに対して淡泊になったのではないか、などと指摘されています。

人に執着することも少なく、幅広く様々な人と浅く交流する為、人との深い関わりが得意ではないという人が多い傾向にあります。また、対面におけるコミュニケーション能力の低さなども指摘されている部分になります。

上昇志向が低い

Entrepreneur Idea Competence - Free photo on Pixabay (487248)

ゆとり世代は上昇志向が低い為、意識を高く持ち「こうなりたい」と強い希望を持つことが少ない傾向にあります。「裕福な暮らしをしたいので、良い給料の仕事に就きたい」という考えになる人は少なくなります。

反対に、「安定した暮らしをしたいので、身の丈にあった仕事に就きたい」など、自分の中で高い目標を持つようなことが少なく、安定した状態を維持することを望む人が多くなります。

上昇志向が低いのは、受験戦争など競争することがあまりなかったことが原因ではないかと言われています。

インターネットスキルが高い

Social Network Facebook - Free image on Pixabay (487250)

学生の頃からインターネットが普及し始めた世代である為、ゆとり世代はインターネットのスキルが高い人が多くなります。インターネットに触れていた期間が長い為、必然的にスキルが身についている人が殆どになります。

また、SNSなどが普及し、携帯端末を持つことが当たり前になったのもこの世代になります。その為、ゆとり世代は「デジタルネイティブ世代」と呼ばれることもあります。

インターネットスキルに関しては、ゆとり世代は他の世代よりも高いスキルを持っていることが多くなります。

新人類世代がゆとり世代と上手に付き合う方法

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