2019年10月2日 更新

池田小事件とは?宇多田ヒカルが被害者に向けて捧げた楽曲がある?

将来を有望されていた小学生やその教師などが「嫌がることをすることが快感で生きがい」という頭のおかしな男に刺し殺されるという事件がありました。被害者たちは宇多田ヒカルさんのファンだったことから、宇多田ヒカルさんは偲ぶ歌を作りました。犯人のなぜ?に迫ります。

目次

反省や申し訳ない気持ちなど無いでしょう。相手は37年間も心底うらやましく思い妬んでできた立場の人たちなのですから。ただひたすら「自分もそちら側の人間になりたかった」と思っており、楽しく幸せに生きている人たちに心底憧れていたのですから。

この暴言だけは本心でしょう。かわいそうなのは「生まれながらにかわいそうな自分」で、生まれながらに自分より上の立場である子ども達に対して「かわいそう」「申し訳ない」と思うはずなどないのですから。

「なんで幼稚園にしなかったのか、なんでダンプにしなかったのか、後悔」

Kindergarten Clown Garden - Free photo on Pixabay (671411)

一見聞いただけでは、また意味不明な「なんで幼稚園にしなかったのか、なんでダンプにしなかったのか、後悔」という言葉は、要訳すると「小学生より小さくて弱い人間を襲えば、しかも、車ではなくてダンプで向かえば、より多くの生まれた時から恵まれて幸せな人生を生きている人間を殺せた」ということだそうです。

無知で頭のおかしな腐った人間が発する言葉は、的確ではない「感覚」のものであるただの悪口なので、意味不明になってしまうのでしょう。

「あの世でもお前らの子供を追い掛け回してしばき倒してやる」

Child Cute Outdoor - Free photo on Pixabay (671412)

「あの世でもお前らの子供を追い掛け回してしばき倒してやる」と言われても、冷静に聞いてみれば、ただの頭のおかしなクズ男にそんな事ができるはずないではないですか。

そう言っておくことで、被害者や遺族の心をより傷つけられると思って発しただけの言葉です。傷つく人の数が多いほどダメージが多いほど、宅間守を喜ばせてしまう言葉に、反応する『価値』などありません。気の毒に思う価値さえないほど根っから腐った男の独り言です。

「ワシが8人死刑にするのに10分、ワシ1人の死刑に2年かかって随分丁寧だな」

Crayons Coloring Book - Free photo on Pixabay (671413)

自分は生きている間に生きている価値がなかった人間だから、ただ生きているだけで愛されて幸せに生きている、自分とは真逆の子ども達に対して「自分のほうが力がある」ということを訴えたかったようです。

ただひたすら羨ましかっただけの相手に対しての、ただの「負け惜しみ」の言葉ですから、まともに聞く『価値』などありません。相手が「ワシが8人死刑にするのに10分、ワシ1人の死刑に2年かかって随分丁寧だな」と言われて嫌な気持ちになることで喜ぶための言葉なのですから。

宅間守が執筆した獄中手記

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事件直前の宅間は、もはや生きて行くための職も無ければ、お金もなく、相談し制止する相手すら居ませんでした。破れかぶれという言葉がぴったりな「自殺するしかない」というような状態でした。

宅間守が執筆した獄中手記には、人に嫌な思いをさせることを楽しみ生きがいにしてきた、ただのクズ男の恨み節が書かれているようです。気にしたり解説する価値もないのですが「人はここまでクズになれる」のだという好奇心で見るにはよいのかもしれません。

「恨みから早くおさらばしたい気持ちで一杯」

Paper Letters Old - Free photo on Pixabay (671416)

宅間守の人生を一言の漢字で例えると『恨』だったでしょう。父親の影響で気が小さくて弱い自分を認めたくなくて、全ての感情を「恨み」という感情に変換させました。

もし他の感情を持っていれば、愛されることを知るチャンスもあったでしょうし、ここまで自分を卑下することもなく生きられたのでしょうが、相手を恨むことしかできない人間を愛する人などいません。

自分で作りあげてしまった「恨みから早くおさらばしたい気持ちで一杯」=「こんな自分から逃げたい気持ちでいっぱい」だったでしょう。

「宝くじ3億当たっていたら今回のブスブス事件は起こしていない」

Dollar Currency Money - Free photo on Pixabay (671417)

事件を起こした池田小の子どもたちは「宝くじにあたったような人生」ということを言いたいのでしょう。もし自分がそちら側の人間なら、このような事件は起こしてないと言いたかったのです。ようするに「自分は悪くない」「親が悪い」「社会が悪い」と言いたいのです。

宅間守という人間は、努力することの楽しさを知らない人間でした。そして「隣の芝生が青く見えすぎて」ますます自分で自身をクズにしていきました。宝くじ3億当たって楽して生きていても、なんにも変わっていなかったでしょう。

「死ぬことは全く怖くない」

Skull Cemetery Genoa - Free photo on Pixabay (671418)

職もない、お金もない、愛してくれる相手もいない人生より怖いものはないでしょう。そんな人生しか生きてこなかった宅間守は「死ぬことは全く怖くない」という境地に行き着いたはずです。

むしろ「もうこんな人生を生きたくない」「自分を消してしまいたい」と思いながら生きてきたはずです。なので、しばしば自殺未遂を起こしていました。

死にたいと思っていながら、自分で自分を殺すことは怖くてできなかっただけの人間です。

「遺族は国から7500万もらったホクホクですな」

Bills Money Euro - Free photo on Pixabay (671419)

自分や自分の親がこのような発想を持つ人間だから「遺族は国から7500万もらったホクホクですな」などという訳のわからない発想ができるのでしょう。

池田小の被害者や遺族の中に「傷ついたけど7500万円もらえたからいいわ」などという発想ができる人はいなかったはずです。

科学者たちがこぞって研究したがるような「100%ゲスい人間」から発せられるものは「全てゲスい」ということがわかってしまう言葉でした。わかりたくもない言葉ですが。

「人生は昔も今も50だ。よく覚えとけ。」

Wanderer Backpack Hike - Free photo on Pixabay (671420)

すべてを30代で失ってしまった宅間守でしたが、昔の人のように「人生50年」と考えることにすれば「もうやりきったから死んでもよい」と変換できて自分が救われるということでしょう。

男性の30代といえば「今から本番が始まる」時代と言っても過言ではないのですが、ないないづくしの頭のおかしな男には、本番を生きる術など持っていなかったのです。

何のために生きていたかわからない人生を終わらせるための「正当な理由」が欲しかったのでしょう。

池田小事件を風化させてはいけない

Kids Children Row - Free photo on Pixabay (671425)

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