2019年11月1日 更新

縮地とは?縮地のやり方や漫画の縮地についても!

漫画やアニメで「縮地」という技を見たことがある人も多いのではないでしょうか。特に少年漫画が好きな人は憧れている人も多いのが「縮地」です。この記事では実際の縮地のやり方や、漫画との違いについて解説していきます。ぜひ縮地を習得してみてください。

縮地は漫画の世界?それとも実際にできる?

Carton Males Book Read Child - Free image on Pixabay (731485)

少年漫画などを読んでいると「縮地」という技を目にすることもあるのではないでしょうか。漫画では色々なものが大げさに描かれることが多いとはいえ、まるで瞬間移動のような動きに憧れたことがあるという人は少なくはないでしょう。もしかしたら、漫画の中の説明を読んで実際に縮地ができるかどうか練習したことがある人もいるかもしれません。

では、そういった縮地は実際にできるのでしょうか。この記事では縮地の定義だけではなく、気になるやり方やポイント、縮地が実際に登場する漫画作品について紹介していきます。縮地への憧れがある人はぜひ参考にしてください。

縮地とは

Question Mark Why Problem - Free photo on Pixabay (731486)

そもそも、縮地とはどういった動きのことを言うのでしょうか。漫画では誇張された表現がされている場合もあるので、憧れたことはあっても実際に分からないという人も多いでしょう。ここでは現実世界での縮地について紹介していきます。

動いていることを悟らせず間合いを詰める方法

Sword Antique Weapon - Free photo on Pixabay (731487)

戦いの場において、自分の間合いに相手を入れることは最も大切な戦法の一つです。自分の間合いに相手がいなければ、どんなに強力な攻撃ができる人でも相手に攻撃を当てることすらできません。しかし、当然ながら相手も敵の間合いが危険なものであることはしっかり分かっているので、間合いに入りそうになると逃げてしまいます。戦いにおいて、間合いは最も重要な考え方です。

そのため、誰もが戦いの最中には相手の間合いから逃げながらいかに相手を自分の間合いに入れるかを考えるでしょう。しかし、縮地なら相手に動いていることを悟らせずに間合いを詰めることができるので、短期間で決着をつけることも可能です。

一瞬で距離を移動する方法

Tree Avenue Nature - Free photo on Pixabay (731488)

では、なぜ戦いの相手は自分の間合いを詰められているのに気付けないのでしょうか。日常生活の中でなら気付かない間に友達が後ろに立っていてビックリするということも少なくはありませんが、お互いに神経を研ぎ澄ませている戦いの場ではあまり考えづらいことだと思う人も多いでしょう。

しかし、そこに縮地の強さの秘密があります。一般的には距離を詰める時は少しずつ距離を近付けていきますが、縮地は少しずつではなく一瞬で距離を移動することができる移動方法です。これでは相手が気付けなくても無理はありません。

対峙した相手の距離感覚を狂わせる方法

Fantasy Spirit Nightmare - Free photo on Pixabay (731489)

縮地は一瞬で相手との距離を詰めることができますが、それでも反射神経が良い相手が集中している状態ではたとえ一瞬でも気付かれないわけがないと思う人がいてもおかしくはありません。しかし、これは縮地を実際にされた人ではないと分かりづらいですが、縮地には対峙した相手の距離感覚を狂わせる効果があります。

自分の立っている位置は分かっても、相手の動きを知覚できないので相手との距離感覚を正確に測ることができません。そのため、縮地は自分の目がおかしくなったように錯覚してしまうこともあると言われています。

相手の死角に入り込む体捌き

Girl Hair Blowing - Free photo on Pixabay (731490)

縮地は相手への攻撃手段として使われるばかりではありません。自分から相手に対して攻撃を仕掛ける時にももちろん有効な手段ですが、一方で防御の場面でも高い効果を発揮する移動方法です。

相手から攻撃された時に、防御をしながら相手の死角に潜り込むことができます。いわゆる「カウンター」へと繋げやすい動きですので、縮地を極めることが出来れば一対一の喧嘩においては相手の攻撃を上手に利用しながら自分の攻撃へと移ることができます。

滑り足の一種

Sundress Summer Dress Girl - Free photo on Pixabay (731491)

では、縮地はなぜ相手に自分が動いていることを悟らせずに相手の距離感覚を狂わせ、相手の死角に一瞬で潜り込むことが出来るのでしょうか。縮地を文字だけで説明されると、まるで魔法のように感じる人もいるかもしれません。しかし、縮地は魔法などではなく単なる滑り足の一つです。

一般的に、歩く時には気を付けているつもりでも自分の頭が上下してしまいます。頭が上下してしまうことで、相手に動いていることが気取られる場合も少なくはありません。しかし、縮地は滑り足を使うことで頭の上下をなくし、それによって相手に気付かれずに移動することを可能にします。

命を削るものと断じる人もいる

Worried Girl Woman Waiting - Free photo on Pixabay (731492)

滑り足と聞くと、縮地が途端に簡単なものに思えてくるかもしれません。縮地を実際にやってみたいと考える人も多いのではないでしょうか。しかし、実は縮地は高名な格闘家の先生たちの中に「命を削るもの」だと断じる人もいる技です。

まるで魔法や妖術を使って動いているように見えることから命を削るのだと考える人もいれば、実際に縮地を極めた人にしか見えない世界があり、極めた人だけは命を削る感覚を覚えるのだと言う人もいます。オカルト的な理由か実際に根拠があるのかは分かりませんが、縮地を学ぶ人は念のため覚えておくと良いでしょう。

技法としての縮地は流儀や派によって解釈が異なる

Lemon Citrus Fruit - Free photo on Pixabay (731493)

茶道に「表千家」と「裏千家」があるように、武術も色々な流派があります。実はその流儀や派によっては縮地の解釈も異なります。たとえ、あなたがAという流派で縮地が完璧だと認められていても、Aという流派をなんらかの理由でやめてBという流派に移った時に、縮地は全く違うものとして定義されているのかもしれません。

武術は極めれば極めるほど、門外不出として知らされない内容も多いものです。全ての流派の縮地を極めるのは難しいので、自分の流派の縮地を極めるようにした方が良いでしょう。

中国の「箭疾歩」に類似している

Panda Bear Mammal - Free photo on Pixabay (731494)

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