目次
- 世界三大獣害事件認定!
- ジェヴォーダンの獣
- ジェヴォーダンの獣事件
- 獣の討伐
- ジェヴォーダンの獣の正体
- チャンパーワットの人喰い虎
- ネパールで事件発生
- インドに被害が拡大
- 人喰い虎の射殺
- ギュスターヴのナイルワニ
- ギュスターヴの犠牲者
- ギュスターヴの討伐
- 2015年に目撃情報
- 世界で起きた獣害事件まとめ
- ツァボの人喰いライオン
- パナールの人喰いヒョウ
- マイソールの人喰い熊
- ニュージャージーの人喰い鮫
- 二本指のトム
- 日本で起きた獣害事件まとめ
- 三毛別熊事件
- 石狩沼田幌新事件
- 十和利山熊襲撃事件
- 熊に遭遇した時の対処法
- 熊が離れている場合
- 熊との急な遭遇
- 熊が突進してきた場合
- 万が一襲われた場合
- 日本の動物園で起きた死亡事故
- 鹿児島県市平川動物公園のホワイトタイガー
- 群馬サファリパークのベンガルトラ
- 大分サファリパークのライオン
- 和歌山アドベンチャーワールドのゾウ
- 群馬サファリパークのツキノマグマ
- 京都市動物園のアムールトラ
- 八幡平クマ牧場のクマ
- 動物の力を侮るべからず
群馬サファリパークのベンガルトラ
via pixabay.com
動物園では動物は檻の中に入っているため、来園者に危害を加えることはあまりありませんが、サファリパークでは動物との距離が近いために来園者を巻き込む死亡事故も起こっています。
1997年に群馬サファリパークで起きた事故では、祖父母と一緒に車に乗っていた乳児がぐずり、祖母が別の車に乗っていた母親に乳児を渡そうと車を降りたところ、ベンガルトラに襲われ、それを助けようとした祖父も襲われました。また、乳児は従業員に保護され無事でした。
ルールにもある通り、車から降りることは禁止されており、この事故に関しては、サファリパーク側には過失がありません。しかし、死亡事故が起きたことで、一時期客数は減ったようです。また、この車を降りるという行動に非難が集まり、サファリパーク側には同情の声がよせられたようです。
1997年に群馬サファリパークで起きた事故では、祖父母と一緒に車に乗っていた乳児がぐずり、祖母が別の車に乗っていた母親に乳児を渡そうと車を降りたところ、ベンガルトラに襲われ、それを助けようとした祖父も襲われました。また、乳児は従業員に保護され無事でした。
ルールにもある通り、車から降りることは禁止されており、この事故に関しては、サファリパーク側には過失がありません。しかし、死亡事故が起きたことで、一時期客数は減ったようです。また、この車を降りるという行動に非難が集まり、サファリパーク側には同情の声がよせられたようです。
大分サファリパークのライオン
via pixabay.com
2003年、大分のサファリパークで、飼育員がライオンにお腹や胸を噛まれ、死亡する事故が起きました。巡回中の職員3人が、運転席が開いている車を発見し、地面に飼育員が倒れていました。その元には10数頭のライオンが群がっており、その中に飼育員を襲ったライオンもいると見られています。
ライオンに襲われ死亡する事故は、日本だけでなく海外でも発生しています。百獣の王と言われるライオンですが、その名の通り、襲われたら亡くなってしまうケースが多いようです。
また、ライオンは人に慣れたら警戒心なく襲ってしまうおそれがあるので、基本的には間接飼育で触れないことが鉄則です。通常ではありえない、ライオンを直接手で洗っていて、飼育員が噛まれるという事件も起こっています。
ライオンに襲われ死亡する事故は、日本だけでなく海外でも発生しています。百獣の王と言われるライオンですが、その名の通り、襲われたら亡くなってしまうケースが多いようです。
また、ライオンは人に慣れたら警戒心なく襲ってしまうおそれがあるので、基本的には間接飼育で触れないことが鉄則です。通常ではありえない、ライオンを直接手で洗っていて、飼育員が噛まれるという事件も起こっています。
和歌山アドベンチャーワールドのゾウ
via pixabay.com
2017年、和歌山のアドベンチャーワールドで、ゾウを洗っている最中にタイ国籍の男性飼育員が亡くなる事故が起きました。洗っている最中に、ゾウが嫌がり、振り回した鼻が男性飼育員に当たり、頭を強く打ったと見られています。
このゾウは人間を襲おうとしたのではなく、振り回した鼻がたまたま人間に当たって亡くなってしまったようです。病院に搬送されましたが、間もなく息を引き取りました。
ゾウの鼻の重さは180キロもあると言われていて、その鼻が激しく体にぶつかればどれほどの衝撃を受けたか想像できるでしょう。ゾウに襲われた死亡事故は他にも踏み潰された事件などいくつかあります。
このゾウは人間を襲おうとしたのではなく、振り回した鼻がたまたま人間に当たって亡くなってしまったようです。病院に搬送されましたが、間もなく息を引き取りました。
ゾウの鼻の重さは180キロもあると言われていて、その鼻が激しく体にぶつかればどれほどの衝撃を受けたか想像できるでしょう。ゾウに襲われた死亡事故は他にも踏み潰された事件などいくつかあります。
群馬サファリパークのツキノマグマ
via pixabay.com
日本の獣害事件はクマによるものが多いですが、動物園でもクマによる死亡事故は起きています。2016年、群馬サファリパークで巡回中の女性飼育員がツキノワグマに襲われ、出血性ショックで亡くなりました。
事故は、ニホンザルやツキノワグマを放し飼いで展示している日本ゾーンで起こりました。ジープに乗って巡回していた女性飼育員を、運転席側から襲ったと見られています。安全対策のために車窓にはパイプが設置してありましたが、クマによって外されたようです。
女性は左胸やわき腹を噛まれ、2時間半後に息を引き取ったとのことです。時には、我々の想像を超える力を発揮することもあるのが動物です。安全だと思っていても、動物の力が上回ってしまうこともあります。
事故は、ニホンザルやツキノワグマを放し飼いで展示している日本ゾーンで起こりました。ジープに乗って巡回していた女性飼育員を、運転席側から襲ったと見られています。安全対策のために車窓にはパイプが設置してありましたが、クマによって外されたようです。
女性は左胸やわき腹を噛まれ、2時間半後に息を引き取ったとのことです。時には、我々の想像を超える力を発揮することもあるのが動物です。安全だと思っていても、動物の力が上回ってしまうこともあります。
京都市動物園のアムールトラ
via pixabay.com
日本で2番目に古い歴史を持つ、京都市動物園でも死亡事故が起こっています。2008年に、飼育員が体重150キロほどのアムールトラに全身を噛まれ、亡くなりました。
この死亡事故は、開園中に起こり、来園者によって飼育員が襲われているところを発見されました。飼育員はトラにお見合いをさせようと扉を開けたところ襲われてようです。発見時は、トラに麻酔銃を打って飼育員は救出されましたが、病院で死亡が確認されたとのことです。
この事件もやはり扉に鍵がかかっていない状況で起こっており、注意喚起を更に強める必要があります。
この死亡事故は、開園中に起こり、来園者によって飼育員が襲われているところを発見されました。飼育員はトラにお見合いをさせようと扉を開けたところ襲われてようです。発見時は、トラに麻酔銃を打って飼育員は救出されましたが、病院で死亡が確認されたとのことです。
この事件もやはり扉に鍵がかかっていない状況で起こっており、注意喚起を更に強める必要があります。
八幡平クマ牧場のクマ
via pixabay.com
クマを専門にするクマ牧場でも死亡事故は起きています。「和田八幡平クマ牧場事件」として知られる、秋田県鹿角市で起こった死亡事故が有名です。なお、現在はこのクマ牧場は閉鎖されています。
このクマ牧場では、数種類のクマが飼育されていました。事件が起こったのは、2012年、6頭のクマが脱走をした事から始まりました。近くにいた飼育員2人を襲い、クマはそれらを奪い合うように食べていたようです。この脱走したクマ6頭は全て射殺されました。
当時、雪かきをして隅に置いていたため、クマが雪をよじ登れ、柵を超えられたと見られています。また、パニックになった飼育員が大声を出し、走ったためクマが襲ってしまったようです。この牧場のクマは栄養管理がなっていないと噂されており、お腹を空かしていたことも原因と見られています。
このクマ牧場では、数種類のクマが飼育されていました。事件が起こったのは、2012年、6頭のクマが脱走をした事から始まりました。近くにいた飼育員2人を襲い、クマはそれらを奪い合うように食べていたようです。この脱走したクマ6頭は全て射殺されました。
当時、雪かきをして隅に置いていたため、クマが雪をよじ登れ、柵を超えられたと見られています。また、パニックになった飼育員が大声を出し、走ったためクマが襲ってしまったようです。この牧場のクマは栄養管理がなっていないと噂されており、お腹を空かしていたことも原因と見られています。
動物の力を侮るべからず
via pixabay.com
動物が本気を出せば、人間は一瞬で殺されてしまいます。それでも、人間は高価な皮や剥製のために、貴重な動物を捕獲していることも少なくありません。動物園やサファリパーク内の動物は、餌を十分に与えられ、人間を餌のようには見ていませんが、少しの刺激で怒り、人間を襲ってしまうこともあります。
その安全対策として、ルールがあるのです。もっと近づきたいという気持ちはあるかもしれませんが、しっかりルールを守り、安全に楽しみましょう。
また、野生の動物に出会った場合には、焦らずに対処することが必要です。慌てて逃げることは逆効果であることを認識し、動物とは十分な距離をとりましょう。
その安全対策として、ルールがあるのです。もっと近づきたいという気持ちはあるかもしれませんが、しっかりルールを守り、安全に楽しみましょう。
また、野生の動物に出会った場合には、焦らずに対処することが必要です。慌てて逃げることは逆効果であることを認識し、動物とは十分な距離をとりましょう。
4 / 4