2019年8月16日 更新

フリッツル事件の概要とその動機!事件のその後と子供たちの現在は?

この『フリッツル』という男の顔を知らない人はいないほど「人間じゃない」「動機はなぜ?」と、海外ではおぞましい『フリッツル事件』の犯人として有名です。未だに「その後の現在どうなっているの?」「子供たちは?」と定期的にマスコミで特集が組まれています。

目次

有罪になった性的犯罪者を対象にした研究で、彼らは性的暴行があったことを認めないのではなく「その犯罪は、自分たちに取りついた怪物が行ったのだ」と主張することがわかってきています。

『サイコロジー・オブ・バイオレンス』のハンビーは、だからといって彼らが精神病質者であるということではなく「自分が悪い人間だとは誰も思っていない」と、彼らが人間であることを示していると説明しました。

専門家らが指摘するレイプ加害者たちの共通点には「自分たちに問題があるとは考えていない」ということもあります。まるで、ヨーゼフ・フリッツルのように。

家族間の問題は露見しにくく長期間続いてしまう

Siblings Friends Brother - Free photo on Pixabay (559031)

社会で生きていくということは、何かしら、誰かしらとのコミュニケーション無しで生きていくことなどできません。人は、本能のままに生きていたら誰からも距離を置かれてしまうため、ある意味『仮面』をかぶって生きていかなくてはなりません。

ずっと一緒に暮らしている家族には、ある程度の『仮面』を外して生きますが、社会にはとても見せることができないというような「家族間の問題」は露見しにくく長期間続いてしまいます。これもある意味での『仮面』ですが。

日本でも「自分さえ我慢すれば良い」と思う家族間の問題で、虐待や殺人などの犯罪に走る家族を止められない事件が多発しています。『フリッツル事件』を知り、なにかのブレーキをかけられる人がいますように。

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