2019年9月20日 更新

フライデー襲撃事件の全貌解説!関わったのはたけし軍団

バラエティや報道番組の司会者や映画監督、演者としてまで幅広いジャンルで活躍するビートたけしさん。国内では知らない人はいないくらいの大御所芸能人の一人です。実はビートたけしさん、過去に事件を起こしていたのを知っていますか?フライデー襲撃事件特集です。

目次

手を出すつもりは無かったけれども、フライデー記者に対する鬱憤はかなり溜まっていたようです。自身が発行した本には後日談として「1発殴って終わりにして編集部員も含めて飲みに行くつもりだった」という話をしていました。

編集部に突撃した際にも「お互いやましい商売じゃないか」というフラットな姿勢を見せていたことから、ここまでの事件にしようとは本人たちも思っていなかったはずです。

後に筑紫哲也さんのロングインタビューでは、数年後にはこの事件もまぬけな笑い話になっているだろうと語っています。

編集部員の挑発的言動が原因で暴行に至った

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「悪いようには書かないから、自身の収入のためにも記事を書かせて欲しい」と日頃からたけしに密着していたのが、この事件のきっかけを作った人物。当時は雑誌GOROの契約記者であったはずだったが、ビートたけしさんの知らない間にフライデーに移籍をしていました。

そのことを本人が伝えないどころか、フライデーが隠そうとしていたのも事件のきっかけです。講談社へ突撃した際も、フライデー編集部員の1人が「自分は空手が得意」「どうぞ殴ってください。それも記事にするので」などの挑発的な言動を繰り返したため、ビートたけしさん本人・たけし軍団共々暴行に至ったと言われています。

1987年約7ヶ月ぶりに生放送へ復帰

Children Tv Child - Free photo on Pixabay (643493)

約6ヶ月の謹慎生活の後、最初に姿を現したのが、1987年に放送された「FNSスーパースペシャル一億人のテレビ夢列島」です。現在も続いているFNS27時間テレビの記念すべき第1回目の放送でした。

深夜から明け方にかけてのいわゆる深夜枠に、タモリさんと明石家さんまさんの2人によるトークコーナーを放送。そのゲストとしてビートたけしさんが登場しました。

謹慎明けすぐの生放送と言うこともありスタッフも緊張感で張り詰めた空気の中、ビートたけしさん自ら暴力ネタを繰り返しました。この3人のトークが伝説に残りそうなくらいに面白かったことから、BIC3が誕生と言われています。

1988年草野球の交流試合が行われ、正式な和解

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ビートたけしさんの大物ぶりは後日談を聞くと、より実感できます。事件から2年後の1988年に事件当時在籍していたフライデー編集部たちと草野球の交流試合を決行。これが正式な和解の場となりました。

さらに年月が経過した1998年にはフライデーにて、ビートたけしさんが編集部を訪れるという写真が掲載されました。フライデー襲撃事件をお互いにネタとしているこの写真は、篠山紀信さんが撮影していたというから驚きです。

ビートたけしさんが以前に語っているように、お互いにとってもこの事件が笑い話となっていました。

フライデー襲撃事件で残したビートたけしの名言

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事件当時は「どのような状況であれ、暴力で解決するのは良くない」という批判の声が多かったものの、ビートたけしさんの人間性を評価する声があったのも事実です。

それはたけし軍団メンバーなどが後日談として語る内容に、さまざまな名言があったのも理由のひとつでしょう。ビートたけしさんの名言と共に、ネット上での評判などもみていきましょう。

事件当時だけではなく、今なおビートたけしさんの名言に感銘を受けている人がいるようです。

こいつら(軍団)には手錠しなくてもいいでよくね?

Freedom Sky Hands - Free photo on Pixabay (645814)

フライデー襲撃事件を起こした後、ビートたけしさん・たけし軍団メンバーは現行犯逮捕となりました。警察が連行しようとした際に、ビートたけしさんが発した一言が名言となっています。

「こいつら(軍団)には手錠しなくてもいいでよくね?」という一言は、この事件の発端の原因は自分自身にだけあるということ、彼らは自分が道連れにしただけという意思が感じられます。

警察が来て冷静になった時に、自身を慕ってついてきた弟子たちに申し訳ないという思いと、彼らは悪くないという強い気持ちがあってこその一言でしょう。

悪かったな。お前らには感謝してるぜ…

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フライデー襲撃事件に携わったたけし軍団が号泣したと言われている一言が「悪かったな。お前らには感謝してるぜ...」でした。後にも先にも、ビートたけしさんが弟子たちに感謝の気持ちを述べたのは、この瞬間だけだったと言われています。

この一言を聞いたたけし軍団の人たちは、号泣。自身の運命がかかった出来事に巻き込まれているのにも関わらず、軍団メンバーがビートたけしさんへの尊敬の念を抱き続けている理由は、この一言に詰まっているのかもしれません。

俺が一生面倒見てやるから

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フライデー編集部へ突撃する前に、たけし軍団へ話したのがこの一言です。もしもこの事件がきっかけで、たけし軍団に仕事な無くなってしまっても「俺が一生面倒見てやるから」とメンバーに話したと言われています。

例えビートたけしさん本人が芸能界での仕事が無くなっても、彼らを面倒を見ていく強い意思がありました。この事件を起こしてしまったきっかけも、自身の大切な人たちを傷つけられたから、理不尽なことが起きたことが起きたからです。

全てが評価されることでは無いにしても、彼のまっすぐで筋の通った言動に感銘を受けた人も少なくありません。

マスコミの反応

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報道する側と報道される側、いわば対極の位置関係にあるマスコミの反応は一体どのようなものだったのでしょうか?事件当時はビートたけしさんへの批判と共に同情の声もありました。

過熱したマスコミ報道にビートたけしさんの日常が脅かされたのは、事実です。一方的にビートたけしさんが加害者として扱われるのには、不自然と感じる人も多かったでしょう。

事件の当事者であるフライデーだけではなく、FOCUSや週刊ポスト、スポーツ紙などの反応を紹介します。

フライデー

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フライデー襲撃事件の発生現場となった週刊誌では、どのような反応を示したのでしょうか?やはり比較的熱を持って反応したのがフライデー誌。しかし暴行事件発生現場となる写真は、カメラマンがいなかったために残されていませんでした。

事件発生後に現行犯逮捕された際、逃亡の可能性が無いことからすぐに釈放されました。フライデー誌には最初に掲載されたのが、釈放後にタクシーに乗る姿です。

後に発刊した記事では、不祥事を起こした芸能人に比べて謹慎時間が短いとうことで、ビートたけしさん本人だけではなくTV業界に対しても苦言を呈しました。しかし事件の収束を迎える頃には、芸能人のプライバシーや人権問題についても慎重に扱う旨を示しました。

FOCUS

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