2019年8月11日 更新

吉田純子死刑囚の死刑執行の様子は?生い立ちや共犯者たちとの関係性

この事件は看護師4人の犯行であり、主犯格の吉田純子は死刑という判決を受けました。そして執行は朝日新聞によって伝えられました。この主犯格となった吉田純子とは子供のころからどのような生い立ちがあったのでしょうか。吉田純子の最後も含めて紹介します。

目次

スナックママ連続殺人事件

Knife Stabbing Stab - Free photo on Pixabay (551875)

1991年12月に兵庫県、島根県、京都府でスナックを経営する4名の女性が男性に殺害されるという残忍な事件がありました。この事件は全て同年に行われており、いずれも刃物で首を刺されるというものでした。

時間帯は客の少ない深夜を狙ったものであり、殺害後にお金を奪っていました。1992年1月には女性落語家の桂あやめの自宅に隣人を装い侵入し、首を絞め失神させた後に現金を奪い逃走します。

その2日後、再度侵入しようとしましたが、侵入した住人に説得され逮捕に至りました。2005年、最高裁判所にて死刑が決まり、2017年7月に執行されました。

別府3億円保険金殺人事件

Auto Car Cemetery Oldtimer - Free photo on Pixabay (551876)

1974年11月17日午後10時頃に大分県別府市の国際観光港第三埠頭にて時速40㎞で走ってきた車が海に転落します。その際、不動産経営者の男が泳いでいたところを救助されましたが、妻と子供2人は溺死しました。

死亡した3人には月々の保険掛け金が数十万円と高額で、死亡後合計3億1000万円受取契約が結ばれていました。このことから保険金殺人の疑惑が上がりました。
Man Standing Looking - Free photo on Pixabay (551877)

以前にも保険金をかけて放火したとして懲役8年の有罪判決を受けていた男子絵は度々服役していました。当時死亡した3人の他にも長男がおり、長男にも高額な保険金がかけられていました。

長男の証言から当日のドライブは父親である男からの提案であったとされましたが、長男は受験もあり勉強を理由に断っており、そのおかげで命は助かりました。

1980年には死刑判決を受けますが、1989年1月に男は癌性腹膜炎で死亡し、この事件は幕を閉じました。

長崎・佐賀連続保険金殺人事件

Water Waves Ripples - Free photo on Pixabay (551878)

この事件は1999年に発覚した保険金殺人事件になります。内容は夫と子供を持つ女性が愛人と共謀し、夫と子供に保険金をかけ、殺害したというものでした。

この事件の首謀者である女性は看護師の資格を持っており、睡眠薬をうまく使ったとされています。何故長崎と佐賀かというと、夫を殺した際の県が佐賀県であり、次男は長崎で殺害されていました。

1992年9月に女は夫に睡眠導入剤をカレーライスに混ぜ、食べさせた後に佐賀県藤津郡太良町の大浦海岸で水死させ、保険金9000万円をもらいます。
Hand Blood Smeared - Free image on Pixabay (551879)

1998年10月には、当時16歳であった次男を夜釣りに誘い、睡眠薬を飲ませると、長崎県北高来郡小長井町の海に突き落としました。途中で次男は目覚め、泳いで岸辺に着きますが、女は頭を押さえつけ水死させました。

次男の保険金は3500万円にものぼり、それを騙し取りました。1999年8月に女と愛人は逮捕され、二人に死刑判決が下されます。しかし、2004年5月には子供達からの助命嘆願書を受け、無期懲役に変わります。

愛人は変わらず死刑判決ですがまだ執行されていません。

福岡スナックママ連続保険金殺人事件

Bath Tub Bathroom - Free photo on Pixabay (551882)

この事件は2004年に発覚しました。1994年10月に女は長男の家庭教師だった男性と共謀し、夫を睡眠薬で眠らせると、包丁で割腹自殺に見せ殺害します。

夫は当時社長でしたが、1億3000万円もの負債を抱えて倒産していました。そのため、自殺に見せることは簡単だったと言えます。自殺とされましたが、保険金は2億1000万円にもなり、負債を支払ったとしても1億もの金額は得たでしょう。

1995年9月にスナックを開業し、スナックの常連であった男性と結婚します。しかし、女の派手な生活により、資金がなくなり、結婚1ヶ月にして男性の保険金をかけ風呂場で溺死に見せかけ殺害しました。

しかし、2004年に不倫相手を脅迫し、その容疑で逮捕されました。そのことにより保険金殺人が判明し、2007年に無期懲役の判決を受け、共犯者には懲役3年6ヶ月の判決が下りました。

身近な人に狙われる恐怖

Fantasy Girl Sleep - Free photo on Pixabay (551883)

久留米看護師連続保険金殺人事件は、日本の保険金殺人事件でも有名な事件です。まさか命を扱う仕事をする看護師4人が殺人を犯すというのは誰も気づかないでしょう。

身近な存在であればあるほど、まさか自分が殺されるというのは想像しないことです。しかし、身近な存在だからこそ安易に近づけるし、相手を信用しているが故に実行できてしまいます。

現在、保険金殺人に限らず、実親や実子を殺害する事件は多くあります。身近な存在だからこそ恐怖は強いですが、身内だからこその信頼もあります。このような事件が日本から減ることを願いましょう。

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