2019年7月15日 更新

お客様は神様は日本だけ?海外の反応と三波春夫のこの言葉の真意

お客様は神様と言う言葉は、日本だけです。海外の反応はとても冷たいものなのです。三波春夫が使ったこの言葉の真意、そして、クレーマーを逆上させないための返し、どうして年配の人がクレーマーになってしまうのかなどをこの記事で解説していきます。

お客様は神様という言葉が生み出すクレーマー

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「お客様は神様だ」という、言葉の真意を知らずに、「お客様だぞ!神様だぞ!」と、さも自分が神様かのように振舞う、クレーマーが日本では急増しています。まずは、勘違いをしてしまっているクレーマーの特徴を、解説していきます。

客はお金を払うから偉い

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「お客様は神様」という言葉が生み出すクレーマーの特徴として、「お客様は、お金を払っているから偉い」と、勘違いしていることです。お金を払っているから、それ以上のサービスを受けるのは当然のこと。そして、お金を払っている自分たちの方が、お金を受け取ってサービスをしている人よりも偉いと、勘違いをしてしまっているのです。

こういったクレーマーの人達というのは、ありがとうの気持ちでお金とそのサービスを交換するのではなく、お金を渡したのだから、当然だろうという、自分の立場を上にあげて、サービスを要求しています。

最大のサービスを要求

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お客様は神様という、言葉が生み出すクレーマーの特徴として、「最大のサービスを要求する」という特徴を挙げることができます。払ったお金の何倍ものサービスを要求し、それを当然のこととして、考えてしまっています。あくまでも、やってくれていることへの感謝として、お金を渡すものなのですが、クレーマーは、お金を1円でも払ったら、自分が一番偉いと勘違いして、払ったお金がどんなに少なくても、最大のサービスを要求してきます。

そして、自分が納得できないと、「お金を払っているのにおかしい!」とクレームを出してくるのです。

お客様という名を使い罵声を浴びせる

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お客様は神様という言葉が生み出すクレーマーの特徴として、「お客様という名を使い、罵声を浴びせる」という特徴を挙げることができます。お金を1円でも払ったらお客様であり神様。自分が一番偉い!と、疑いもなく思っています。

「自分はお客様だ」「お客様に向かってその態度は何だ?」「お客様にこれくらいするのは当然のことだろう?」などと、お客様という言葉を使って、罵声を浴びせるのが、お客様は神様という言葉が生み出した、クレーマーの大きな特徴です。

謝罪や見返りを要求

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お客様は神様という言葉が生み出すクレーマーの特徴として、「謝罪や見返りを要求する」という特徴を挙げることができます。それを、当然のことと思ってしまっているのが、最大の特徴です。「お客様の自分に迷惑をかけたのだから、謝罪は当然」「お客様の自分が、正当なサービスを受けられなかったから、見返りを求めることは当然」などと、勘違いをしてしまっているのです。

ですから謝罪するにも、「君の上司を呼んで来い」と、要求しますし、立場の上の人からの謝罪をもらうことによって、今後どのようなサービスを更に受けられるのかといった、謝罪だけではない見返りを求めてきます。こういった見返りを求めることが目的で、わざとクレームをする悪質なクレーマーもいるのです。

あくまで客が正義と思っている

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お客様は神様という言葉が生み出すクレーマーの特徴として、「あくまで客が正義と思っている」という特徴を挙げることができます。とにかく「お客様なんだから大切にしてほしい」「お金を払ったのだからそれ以上のサービスを受け取るのは当然」「お金を払っている自分が偉い」などと勘違いをしてしまい、お金を払った自分が正しいと思い込んでしまっているのが大きな特徴です。

たとえば食べ物が、注文と違っただけでも大きな声をだして怒るクレーマーもいます。一言、これは私が注文したものと違いますよと言えば済むだけのことですが、それだけのことで、「けしからん」「サービスがよくない」「自分はお金を払っているのに、間違いを犯すなんて信じられない」と、怒り出すのです。

教えてやっているという間違った優越感

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お客様は神様という言葉が生み出すクレーマーの特徴として、「教えてやっているという、間違った優越感を感じている」という特徴を挙げることができます。「このお店をよりよくするために、お客様の自分が、お客様の視点で教えてあげている」と、わざわざ指摘するべきことを探して、クレームをするのです。

こういった人というのは、飲食店ではもちろん、ショッピングでも、旅行でも、何かにつけてクレームを言ったり、面と向かっていえない場合は、メールを使って長文のクレームを送ります。そして、さも自分は教えてあげているという、自分を正当化したような文体で送っているのが大きな特徴です。

そして、「教えてあげているのだから、感謝をするべきだ」というように、自分がそこでも偉くなってしまっていて、「自分は良いことをしてあげている」と勘違いをしているのです。ですから、こういった人は、いろんな場所でクレームをしては、「自分は素晴らしい」「今日もお店の為に自分が犠牲になった」「他の人は嫌で言わないだろうから、自分が言ってあげた」とまで勘違いしてしまっているのです。

お客様は神様を乱用する日本人をみた海外の反応

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ここまでは、お客様は神様という、言葉の真意を知らないで使ってしまっているクレーマー、お客様は神様という言葉が生み出すクレーマーの特徴を解説しました。ここからは、「お客様は神様」という言葉を乱用してしまっている日本人をみた、海外の反応を紹介していきます。

やりすぎであって、神様になる必要はないといった、現実的な反応や、「ただの勘違い」という意見ももちろんあります。また、日本人は利益至上主義であり、ビジネスには有利であるという意見もあります。

様々な海外の反応を紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

日本人は利益至上主義

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お客様は神様という言葉を乱用する日本人を見た、海外の反応として、「日本人は利益至上主義である」という声があります。お客様は何をしても神様である。お金を持ってきてくれるのは神様である。そういった勘違いをしているクレーマーを、追い出すことはほとんどありません。

海外では、大きな声を出してその場の雰囲気を乱したり、他のお客様に迷惑をかけたりする人は、追い出されてしまいます。しかし日本では、利益を確保するために、そのお客様を追い出すことはしません。

結果的に他の多くのお客様が来てくれなくなってしまうのですが、利益至上主義なためにそのクレーマーのお客様を追い出すことはしません。

ビジネスには有利

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