目次
- 幽霊船の実話や目撃情報
- 幽霊船とは?
- 幽霊船とは?
- 幽霊船の出現パターン
- 日本の怪談
- 世界一有名な幽霊船「メアリー・セレスト号」
- メアリー・セレスト号の誕生
- 1872年11月7日出航
- 1872年12月4日発見
- 船内の様子
- 1873年に漂着した救命ボート
- メアリー・セレスト号の最大の謎
- メアリー・セレスト号の真相
- 海賊の襲撃説
- 船長の陰謀説
- アルコール気化説
- 実際に船を放棄した過去の例
- メデューズ号の座礁
- 筏に残された人々
- 実在する世界の幽霊船にまつわる実話
- シー・バード号
- レゾルベン号
- キャロル・ディアリング号
- バレンシア号
- ジョイタ号
- ベイチモ号
- オーラン・メダン号
- ハイ・エイム号
- カズ2号
- リュボーフィ・オルロワ号
- 朝鮮人民軍第325
- SAYO号
- サム・ラトゥランギ号
- 日本の幽霊船「良栄丸」
- 良栄丸の遭難
- シアトル沖で発見
- 船内の状態
- 残されていた航海日誌
- 船員たちの遺書
- さまざまなデマが拡散
- 日本の幽霊船「東日本大震災被害の船」
- 2017年にアメリカで日本の船が発見される
- 被災地から流れ着いた船?!
- 発見された船の状態
- 今この瞬間にも幽霊船は漂っている
良栄丸の海難事件は、1965年に子供向けミステリー本に登場したことをきっかけとして多くの人に知られることとなりましたが、広まった良栄丸の噂のほとんどは真実とは異なりました。
乗組員が狂って殺し合いをしたといった噂や、仲間の遺体を切り刻んだという噂は完全なるデマでしたが、これらのデマ情報はインターネットの普及とともに、真実でないにも関わらず広まりました。
また、乗組員が狂ったという内容の噂は、もともとアメリカの新聞によるガセ情報とされています。
乗組員が狂って殺し合いをしたといった噂や、仲間の遺体を切り刻んだという噂は完全なるデマでしたが、これらのデマ情報はインターネットの普及とともに、真実でないにも関わらず広まりました。
また、乗組員が狂ったという内容の噂は、もともとアメリカの新聞によるガセ情報とされています。
日本の幽霊船「東日本大震災被害の船」
via pixabay.com
2011年3月11日に日本を襲った東日本大震災。地震は大きな津波を引き起こし、甚大な被害を生み出しました。巨大な津波に流され幽霊船になったと言われている船とは、いったいどんな船なのでしょうか。
2017年にアメリカで日本の船が発見される
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2017年、日本から6000キロメートル離れたアメリカのワシントン州の海岸に、一隻の船が漂着しました。船のボロボロな状態と見た目から、地元ワシントンでは幽霊船かと噂になりましたが、調査の結果2011年の東日本大震災の津波で流された日本の船ということが発覚しました。
イギリスのメディア、デイリー・メールによって報じられた情報によると、日本船は黒潮によって流された可能性が高いとされ、じつに6年の年月を経てアメリカに漂着した日本船は大きな話題を呼びました。
イギリスのメディア、デイリー・メールによって報じられた情報によると、日本船は黒潮によって流された可能性が高いとされ、じつに6年の年月を経てアメリカに漂着した日本船は大きな話題を呼びました。
被災地から流れ着いた船?!
via pixabay.com
日本国内だけでなく、世界中に大きな衝撃を与えた東日本大震災とそれに伴う津波、及び福島第一原発のメルトダウン。かつてない津波を目の当たりにして逃げ遅れる人々、車、船の姿は人々の胸に焼きつけられました。
多くの船が津波に巻き込まれる中、東日本大震災では沖出しという、あえて沖に出ることで津波を乗り切った船もいました。しかしアメリカのワシントンに漂着した船は、残念ながら津波の被害を受け、日本の被災地から流れ着いたものでした。
多くの船が津波に巻き込まれる中、東日本大震災では沖出しという、あえて沖に出ることで津波を乗り切った船もいました。しかしアメリカのワシントンに漂着した船は、残念ながら津波の被害を受け、日本の被災地から流れ着いたものでした。
発見された船の状態
via pixabay.com
長い年月をかけ、被災地から6000キロも離れたワシントンに漂着した日本の船が話題になったのは、その見た目も影響していました。被災地の船はエボシガイという、世界の海洋全体に生息している生物に文字通り覆われていました。
ボロボロの船体に大量にはびこるエボシガイはニョロニョロと奇妙な動きをし、不気味な様子を呈していたためインターネットを通してその姿は世界中に広まりました。
発見された被災地の船はその後関係当局によって洗浄され、アメリカの海岸護衛隊へ引き渡されました。
ボロボロの船体に大量にはびこるエボシガイはニョロニョロと奇妙な動きをし、不気味な様子を呈していたためインターネットを通してその姿は世界中に広まりました。
発見された被災地の船はその後関係当局によって洗浄され、アメリカの海岸護衛隊へ引き渡されました。
今この瞬間にも幽霊船は漂っている
via pixabay.com
人間が築いてきた歴史と海の関係は密接で、文明の発展に船は必要不可欠でした。予測不能な事態がいつでも起こりうる海上では、はるか昔から現代に至るまで多くの船が航海し、そして時として不運に見舞われました。
海上で命を落とした人、行方不明になってしまった人、多くの人間の魂を乗せた幽霊船は、今この瞬間も漂流しているかもしれません。
海上で命を落とした人、行方不明になってしまった人、多くの人間の魂を乗せた幽霊船は、今この瞬間も漂流しているかもしれません。
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