目次
- ゾディアック事件とは?
- 世界で最も有名な劇場型犯罪
- ゾディアック事件詳細
- 第1の殺人
- 第2の殺人
- 新聞社に犯行声明文
- 第3の殺人
- 第4の殺人
- 新聞社に被害者のシャツと手紙
- テレビ出演
- 新聞社に再度犯行声明文
- 復活の手紙
- ゾディアックの犯行声明文
- 手紙に書かれた高度な暗号
- 一部暗号を解読
- 全文の解読は不可能
- ゾディアック事件の犯人の特徴
- 「ミカド」のセリフの引用
- 高度な暗号テクニック
- 独特の世界観
- イギリス訛の英語
- 数多くの被疑者
- アール・ヴァン・ベスト・ジュニア
- アーサー・リー・アレン
- カリフォルニア州南部の女性
- デニス・レーザー
- 真相解明?最有力容疑者ジャック・トーランス
- ジャック・トーランスの疑わしい点
- 筆跡
- 凶器や被害者の写真
- フード付きの衣類
- デニスとジャックの会話
- ゾディアックマークが描かれた頭巾
- ゾディアック事件の犯人が特定出来ない理由
- ゾディアック事件とブラック・ダリア事件は同一犯?
- ゾディアック事件がモデルとなった作品
- ダーティーハリー
- エクソシスト3
- ゾディアック
- 事件の真相は解明されるのか
デニス・カウフマンという男性が、2006年に亡くなった自分の義理の父、
ジャック・トーランスが ゾディアックらしいと 物的証拠を持参し、名乗り出たのです。
名乗り出たデニス・カウフマンという男性は、養子で貰われてきたそうなので、
家族と血縁関係はないそうです。
どうして彼は義理の父親が怪しいと思ったのでしょうか。
今まで挙げられいる疑念点を見てみましょう。
ジャック・トーランスが ゾディアックらしいと 物的証拠を持参し、名乗り出たのです。
名乗り出たデニス・カウフマンという男性は、養子で貰われてきたそうなので、
家族と血縁関係はないそうです。
どうして彼は義理の父親が怪しいと思ったのでしょうか。
今まで挙げられいる疑念点を見てみましょう。
ジャック・トーランスの疑わしい点
via pixabay.com
最有力容疑者として名が挙がった。ジャックトーランス。なぜジャック・トーランスが犯人なのではないかと言われたのか。疑いを持たれた、いくつかの理由について見ていきます。
筆跡
via pixabay.com
ゾディアックが発行声明で送っていた数々の手紙の筆跡が
筆跡の専門家が鑑定しなくても、同一に近いと判断したからです。
その後、プロの筆跡鑑定士に鑑定してもらったところ、
類似点が非常に多いという結論に至っています。
筆跡の専門家が鑑定しなくても、同一に近いと判断したからです。
その後、プロの筆跡鑑定士に鑑定してもらったところ、
類似点が非常に多いという結論に至っています。
凶器や被害者の写真
via pixabay.com
デニスは、血痕の付いたナイフと未現象フィルム(殺害された被害者を撮影したもの)を
ジャック・トーランスの遺品から発見し、物的証拠としてFBIに提出しています。
被害者が写っていると分かったのは、デニスが一部を現像して確かめたからだそうです。
現像した写真は非常におぞましいものだったと後日証言しています。
ジャック・トーランスの遺品から発見し、物的証拠としてFBIに提出しています。
被害者が写っていると分かったのは、デニスが一部を現像して確かめたからだそうです。
現像した写真は非常におぞましいものだったと後日証言しています。
フード付きの衣類
via pixabay.com
ゾディアック事件では、皆が殺害されたのではなく、生き残った人も存在します。
その生き残った人の証言では、
犯人は黒いフード付きの衣類を着ていて、服の真ん中には○に十字架を書いた服を着ていたといいます。
犯人を直接見た人が語る、重要な証言です。
そのフード付きの衣服をトーランスは所持していました。
その生き残った人の証言では、
犯人は黒いフード付きの衣類を着ていて、服の真ん中には○に十字架を書いた服を着ていたといいます。
犯人を直接見た人が語る、重要な証言です。
そのフード付きの衣服をトーランスは所持していました。
デニスとジャックの会話
via pixabay.com
生前ジャックはデニスとの電話の会話で、
自分がゾディアックだと認めていたと言います。
下記が2人のやりとりです。
デニス;「もし僕が本を書いて、継父はゾディアック・キラーだと思うと言ったとしても、
誰も僕を信じないさ・・・。」
トーランス;「ハハハ・・・。なんで、そこに『思う』を入れるんだい?」
そのやりとりをただ聞いたと言っているのではなく、その会話も録音していて、
証拠として提出しているそうです。
自分がゾディアックだと認めていたと言います。
下記が2人のやりとりです。
デニス;「もし僕が本を書いて、継父はゾディアック・キラーだと思うと言ったとしても、
誰も僕を信じないさ・・・。」
トーランス;「ハハハ・・・。なんで、そこに『思う』を入れるんだい?」
そのやりとりをただ聞いたと言っているのではなく、その会話も録音していて、
証拠として提出しているそうです。
ゾディアックマークが描かれた頭巾
via pixabay.com
デニスは、ジャックが生前使用していた古い拡声装置について
何度か尋ねてきていた事を思い出し、解体してみたそうです。
なんとその中から、黒い頭巾で十二宮図が描かれていた服が折り畳まれた状態で
出てきたそうです。
後にデニスは「初めてそれを開けて見たとき、動揺しました。心臓が止まりそうだった」と証言しています。
それも物的証拠としてFBIに提出し、鑑定ずみだといいます。
何度か尋ねてきていた事を思い出し、解体してみたそうです。
なんとその中から、黒い頭巾で十二宮図が描かれていた服が折り畳まれた状態で
出てきたそうです。
後にデニスは「初めてそれを開けて見たとき、動揺しました。心臓が止まりそうだった」と証言しています。
それも物的証拠としてFBIに提出し、鑑定ずみだといいます。
ゾディアック事件の犯人が特定出来ない理由
via pixabay.com
FBIでは、デニスが持ち込んだ様々な証拠を鑑定しています。
ゾディアックの起こした事件で採取出来たDNAとジャック・トーランスのDNAの照合などです。
様々な物的証拠が出ているので、トーランスが『シロ』だったいうのは、まず考えられません。
しかし、トーランスは2006年に死亡しており、遺体も火葬されたため、追加でDNAの採取が非常に困難でした。
しかし、FBIはトーランスの遺留品からDNA採取に成功したのです。
ここまでくれば、後は照合するだけで事件は解決!となりそうですが、
トーランスのDNAを採取出来たところまでは
良かったのですが、肝心のゾディアックの使えるDNAがなかったのです。
DNAはあるらしいのですが、当時捜査を行っていたサンフランシスコ警察の
DNA解析の手法に誤りがあり、DNAそのものが汚染されている可能性が高いのです。
ゾディアックの起こした事件で採取出来たDNAとジャック・トーランスのDNAの照合などです。
様々な物的証拠が出ているので、トーランスが『シロ』だったいうのは、まず考えられません。
しかし、トーランスは2006年に死亡しており、遺体も火葬されたため、追加でDNAの採取が非常に困難でした。
しかし、FBIはトーランスの遺留品からDNA採取に成功したのです。
ここまでくれば、後は照合するだけで事件は解決!となりそうですが、
トーランスのDNAを採取出来たところまでは
良かったのですが、肝心のゾディアックの使えるDNAがなかったのです。
DNAはあるらしいのですが、当時捜査を行っていたサンフランシスコ警察の
DNA解析の手法に誤りがあり、DNAそのものが汚染されている可能性が高いのです。
via pixabay.com
トーランスのDNAが取れても比較対象がなければ、全く意味がありません。
DNA鑑定については、散々な結果に終わっています。
しかし、筆跡鑑定については当時、法科学筆跡鑑定士のナネット・バルトという人がデニスの依頼の元、
鑑定しました。
鑑定結果は、犯人と容疑者の筆跡には50箇所以上にもなる類似点があり、
ほぼトーランスはゾディアックに間違いはないという判断でした。
その鑑定結果はFBIに渡りましたが、FBIが出した結論は
【結論には達しない】というものでした。
その理由は、犯人直筆の暗号文などがないということもあり、
十分な証拠して認めなかった為です。
上記が未だにゾディアックを特定出来ない理由です。
もう少し科学捜査で画期的な何かが発明されれば、特定出来るようになるかもしれません。
DNA鑑定については、散々な結果に終わっています。
しかし、筆跡鑑定については当時、法科学筆跡鑑定士のナネット・バルトという人がデニスの依頼の元、
鑑定しました。
鑑定結果は、犯人と容疑者の筆跡には50箇所以上にもなる類似点があり、
ほぼトーランスはゾディアックに間違いはないという判断でした。
その鑑定結果はFBIに渡りましたが、FBIが出した結論は
【結論には達しない】というものでした。
その理由は、犯人直筆の暗号文などがないということもあり、
十分な証拠して認めなかった為です。
上記が未だにゾディアックを特定出来ない理由です。
もう少し科学捜査で画期的な何かが発明されれば、特定出来るようになるかもしれません。
佐世保小6女児同級生殺害事件の概要と加害者「辻菜摘」の現在 - POUCHS
「佐世保小6女児同級生殺害事件」をご存知ですか?まだ記憶に新しいという方も多いのではないでしょうか。今回はこの事件の加害者である辻菜摘(通称ネバダたん)について解説をしていきます。彼女はどのような経緯でこの事件を起こしたのでしょうか。
ゾディアック事件とブラック・ダリア事件は同一犯?
via pixabay.com
DNA鑑定は出来ない、筆跡鑑定も十分な証拠ではないなど、
捜査は完全に行き詰まっていますが、デニスと筆跡鑑定を行ったバルトは新たな事を発見しました。
それは、60年前にアメリカで起きた【ブラック・ダリア事件】の犯人が残した筆跡と
ゾディアックの筆跡が一致しているというものです。
ブラック・ダリア事件とは、こちらも未解決事件で被害者の本名は「エリザベス・ショート」という言います。
エリザベス・ショートは、ホステスで働きながら、将来は女優を目指している綺麗な女性でした。
殺しの手口は非常に惨虐で体が真っ二つに切断されており、身体中の血液が綺麗に
洗浄されていたそうです。
血液が洗浄されていた為、DNA鑑定が出来ず指紋照合で遺体はエリザベス・ショートと分かったのです。
ブラック・ダリアの犯人も犯行声明文をを警察に送りつけていて、字の形や文字を書くときの鉛筆の
傾け具合がゾディアック事件の犯人を類似点が多いそうなのです。
また、それだけではなくアルファベットの【E】に関するもので、両者とも
単語に不必要に【E】を付け加えたり、逆に抜けていたりするミスをしているそうです。
その他のスペルでも普段の人では書かないスペルで書いてみたりと類似点が多いのです。
捜査は完全に行き詰まっていますが、デニスと筆跡鑑定を行ったバルトは新たな事を発見しました。
それは、60年前にアメリカで起きた【ブラック・ダリア事件】の犯人が残した筆跡と
ゾディアックの筆跡が一致しているというものです。
ブラック・ダリア事件とは、こちらも未解決事件で被害者の本名は「エリザベス・ショート」という言います。
エリザベス・ショートは、ホステスで働きながら、将来は女優を目指している綺麗な女性でした。
殺しの手口は非常に惨虐で体が真っ二つに切断されており、身体中の血液が綺麗に
洗浄されていたそうです。
血液が洗浄されていた為、DNA鑑定が出来ず指紋照合で遺体はエリザベス・ショートと分かったのです。
ブラック・ダリアの犯人も犯行声明文をを警察に送りつけていて、字の形や文字を書くときの鉛筆の
傾け具合がゾディアック事件の犯人を類似点が多いそうなのです。
また、それだけではなくアルファベットの【E】に関するもので、両者とも
単語に不必要に【E】を付け加えたり、逆に抜けていたりするミスをしているそうです。
その他のスペルでも普段の人では書かないスペルで書いてみたりと類似点が多いのです。
via pixabay.com
今回は筆跡だけではなく、さらなる証拠として、デニスはトーランスが所持していた
未現象フィルムにエリザベス・ショートと見られる写真もあると言い、証拠も提出しています。
またさらに、トーランスはブラック・ダリア事件が発生時に
事件現場の近くに住んでいた事が証明出来るとデニスは言っていて、
ブラック・ダリア事件からゾディアック事件が明らかになる可能性もゼロではないのかもしれません。
現在もFBIと合同で捜査中との事です。
未現象フィルムにエリザベス・ショートと見られる写真もあると言い、証拠も提出しています。
またさらに、トーランスはブラック・ダリア事件が発生時に
事件現場の近くに住んでいた事が証明出来るとデニスは言っていて、
ブラック・ダリア事件からゾディアック事件が明らかになる可能性もゼロではないのかもしれません。
現在もFBIと合同で捜査中との事です。
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