2019年6月14日 更新

パーナさん事件の詳細と真相!事件拡大の原因と事件のその後

「パーナさん事件」とは何でしょうか?日本のアイドルグループ「NEWS」が、2013年7月27日に開催した屋外コンサートが悪天候のため順延にしました。その際に発生した様々な事件や騒動が「パーナさん事件」です。この事件についての詳細や教訓を、お伝えしていきます。

Girl Sitting Alone Outdoor - Free photo on Pixabay (357909)

翌日の公演は、ほぼ満席の状態で無事に行われました。一夜明けての代替え公演でしたが、「空席を作りたくない」というファンの想いを感じることができます。

NEWSのメンバーは、歌いながらも、何回も何回も頭を下げていました。当日来られなかったファンや、体調不良を起こした人に向けてメッセージを送り続けました。それを聞きながら、会場では顔をタオルで覆うファンの姿も見えました。順延になってしまった前日よりも、はるかに熱気の籠もった公演になったのです。

そして、2回のアンコールを行い、コンサートは無事に終わりました。

パーナさん事件のその後

Girl Teen Smartphone - Free photo on Pixabay (357927)

大きな騒動となってしまった「パーナさん事件」。事件後はどのような事があったのでしょうか?紹介していきます。

行方不明者や事件はなかった

Airport Transport Woman - Free photo on Pixabay (357938)

コンサートが順延になった際に、パーナについて様々なツイートが行われていました。レイプやナンパ、薬物。宿泊先、食料について、行方不明者が出たなどのソースの不確かな投稿です。しかし、それらのツイートを本当にNEWSファンが投稿したのかは分かっていません。

しかし、結局は翌日に振替された公演がほぼ満席になっていました。警察も「トラブルを把握していない」と証言している事から、実際に事件が起きた可能性は低いといえるでしょう。

救護協力者にNEWS直筆のお礼

Writing Pen Man - Free photo on Pixabay (358446)

実は、コンサート会場に来ていた来場者の中に医療従事者がいました。体調不良者が出たり、過呼吸を起こす人が続出した際に、医療従事者が救護をしてくれたのです。具合が悪くなり苦しい状況に置かれている人達の容態がさらに悪化しなかったのは、医療従事者の活躍があったからでしょう。

悪天候の中でも、NEWSファンのために協力してくれた行動に感謝したNEWSは、敬意を表するために直筆のお礼を救護協力者に送っています。

パーナさんにとっては痛い思い出

People Woman Beauty - Free photo on Pixabay (358499)

「パーナさん事件」では、ツイッター上でのパーナさん関連の過激なツイートが火種となって、デマが拡散されていきました。その際に「パーナさん」の名前が沢山飛び交ったので、世の中に「パーナさん」という存在がいる事を数多く発信する結果になりました。

しかし、中にはパーナさんではない人が面白がってツイートしていたものもあったでしょう。それに、NEWSファン全員が全員、おかしなツイートや態度をとっていたわけではありません。しかし、一度インターネットに上がってしまった情報は、完全に消去するのは難しいのです。「パーナさん事件」は、パーナさんにとって痛い思い出になりました。

2018年に5年ぶりの野外ライブ

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「パーナさん事件」から時が経ち、2018年に5年ぶりに野外ライブが開催されました。デビュー15周年を記念して「NEWS STADIUM LIVE 2018 ~15th Anniversary~」と題して東京の味の素スタジアムで行われたのです。

スタジアムライブはNEWSにとっては初めての試みになります。5月20日のライブでこの件を告知した日に、小山さんが意気込んで、「この15年を振りかえられるようなライブにしようかな」と発言していました。

ジャニオタの奇行はネット上のネタ

Technology Laptop Keyboard - Free photo on Pixabay (358545)

ジャニーズ事務所の所属アイドルのファン「ジャニオタ」の奇行はネット上のネタになることが良くあります。ジャニオタの行動は常軌を逸していると言われているのです。関ジャニのメンバーが困ったファンの迷惑行為について明かしたりもしています。

募金イベントの募金箱に、ジャニオタがゴミを入れたという問題が起きた事もあります。危機感を持ったジャニーズ事務所がファンに注意喚起しました。ゴミ入れの目撃者が、ゴミを入れたのは子供ではなく、大人だったと言っています。

そもそもパーナさん呼びは間違い?!

No Negative Cards - Free image on Pixabay (358588)

そもそも、「パーナさん」呼びをNEWSは認めていないようです。パーナさん呼びは間違いなのでしょうか?その理由について解説していきます。

NEWSメンバーが呼び名を否定

Radio Vintage Retro - Free photo on Pixabay (358598)

NEWSメンバーが、「パーナさん」という呼び名を否定する場面が出てきました。「増田貴久 MASTER HITS」という増田さんのラジオ番組で、リスナーから「NEWSファンはパーナなのかKAGUYAなのか?」という質問が寄せられたのです。小山さんが雑誌でファンの事を「KAGUYA達」と呼んでいた事から聞くに至りました。

NEWSのメンバーでその件について話し合った事はないのですが、一部メンバーである増田さんと手越さんは、NEWSファンの呼び名はいらないと結論付けているそうです。

ファンもパーナさん呼びが嫌い

Upset Overwhelmed Stress - Free photo on Pixabay (358616)

ファンも「パーナさん」呼びが嫌いな人が多いそうです。「パーナさん事件」でデマ情報が氾濫し、騒動が大きくなった事で、世間に「パーナさん」という呼び方が広まってしまいました。これはとても悪いイメージの拡散だったのです。

「パーナさん」と呼ばれると、自動的に「パーナさん事件」を思い出してしまうので、拒否反応が出るのでしょう。そもそも、ジャニーズファンが世間から良く思われていないと感じている人もいるので、さらに悪いイメージがつくのは避けたい所なのです。しかも、ファンの悪いイメージは、グループ自体のイメージに繋がったりするので厄介です。

NEWSに悪いイメージを持たれないためにも、「パーナさん」とは呼びたくない。ファンの気遣いを感じます。

パーナさん事件で得た教訓

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