2019年7月22日 更新

50歳で妊娠する可能性はある?妊娠の確率や出産をするリスク

50歳でも女でありたいと考える女性がほとんどなのですが、50歳でも妊娠するのか気になる人も多いです。妊娠の可能性や確率・出産のリスクを調べる人も多いのですが、更年期を迎えるなど様々な関係が存在します。50歳の出産のライフプランやデメリットを含めご紹介します。

目次

他にも挙げられる40歳から50歳までの人の妊娠中絶が多い理由では「避妊をせずに性行為をする人が増える」という点も挙げられます。

この点も多くの人がイメージがしやすいように、やはり歳を重ねるほど妊娠しにくいという点は女性だけでなく男性も知っているため、避妊をせずに性行為をする人がどうしても多くなります。

もちろん妊娠しにくいと言っても途中でご紹介したように「0」ではないので、妊娠する場合もあります。しかし、過信をして避妊をせずに性行為を行う人が多くなるため、このような妊娠中絶を行う人が増えていると言われています。

既に妊娠ができない身体だと思っている

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先程挙げた点と似ているのですが、40歳から50歳は妊娠できにくいからといって妊娠しないというわけではありません。

このように誤解をしている人もいますが、閉経を迎えると妊娠はしなくなるものの、閉経していないような場合はやはり妊娠をする可能性を秘めています。

妊娠しづらいという話を耳にしていることから自分も年齢的に妊娠できない身体だと思って性行為を行う人も多いのですが、妊娠する可能性もあるので気をつけてください。

50歳の女性が高齢出産をするリスク

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妊娠中絶が多いという現状の理由をご紹介しましたが、次は50歳の出産のリスクについてご紹介します。

体力的にも50歳での出産はかなり厳しいのですが、そのような体力の低下や遺伝子の低下によって様々なリスクが存在します。

50歳でも出産はしている人もいますが、どのようなリスクがあるのか気になる人はぜひご参考にしてください。

流産する確率が高い

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多くの人がイメージしやすいのですが、50歳の出産のリスクとしてまず挙げられるのが「流産の可能性」です。というのも、歳を重ねるほどやはり出産のリスクは高まっていくのですが、50歳の妊娠出産は流産の可能性が極めて高いです。

どのくらい高いかと言うと、歳を重ねるほど上昇するのですが、およそ「35歳で20%」「40歳で35%」「45歳以上で64%以上」という確率になると言われています。この数字からもわかるように50歳の出産は半分以上の確率で流産する可能性があるのです。

この点からもお分かりいただけるように、自然分娩できる可能性は50歳になるとかなり低くなると言えます。

難産になる確率が高い

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50歳の出産では流産の可能性が極めて高くなるのですが、その流産と共に高い可能性を秘めているのが「難産になる確率」です。若い人でも難産になる人もいるほどなのですが、50歳はそのような若い人と比べてさらに難産になりやすいです。

人によって異なりますが、途中でもご紹介したように40歳を過ぎたあたりから更年期にもなり、閉経を始めていく人が多いです。このように、女性の体は歳を重ねるほど閉経へと向かっているのですが、出産をするときも歳を重ねると子宮口が開きにくいとされています。

そのため、高齢出産はこのような子宮口が開かない点や体力の低下から難産になり、母子ともに命の危険が及ぶと言われています。

病気になる確率が高い

Hospital Labor Delivery - Free photo on Pixabay (502279)

さらに挙げられる50歳の出産でのリスクは「病気になる確率が高い」という点が挙げられます。50歳の妊娠は病気になりやすいとも言われているのですが、これは歳を重ねるほど生活習慣病になりやすいという点と関係しています。

具体的な病気名で挙げると「妊娠高血圧症候群」や「妊娠糖尿病」になりやすいです。妊娠した際にはお腹の子供の血流も循環させないといけないため、妊婦は体内の血液量が妊娠していないときと比べて1.5倍近く増加すると言われています。

この血液増量に身体がついていけず、高齢の妊婦は妊娠高血圧症候群になってしまう可能性が高いです。
Woman Desperate Sad - Free photo on Pixabay (502576)

他にも妊娠することによってインスリンが効かないような状態になりやすいため、この影響によって妊娠糖尿病になってしまい、身体に大きな影響を与えると言われています。

特に先程ご紹介したように妊娠高血圧症候群は早産の危険性があり、常位胎盤早期剥離の可能性が高いため母子ともに命の危険が及ぶ可能性があります。

このようなことからもわかるように、高齢出産は病気の面もかなりの確率でなりやすく、命の危険があるのでリスクが高いと注意喚起をされています。

ダウン症などの子供が生まれる確率が高い

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多くの人がイメージするリスクとしてさらに「ダウン症などの子供が生まれる確率が高い」という点も挙げられます。

この点も多くの人が耳にしたことがあるのではないでしょうか。ダウン症とは染色体の異常変化による影響なのですが、高齢出産の場合は起こる可能性がかなり高いと言われています。

確率でいうと20代前半では約1000人に1人の確率でなるとされています。しかし、40歳以上の出産にもなるとダウン症のリスクは約100人に1人という高い確率になります。このような高確率でダウン症になりやすく、ダウン症は知的障害を持った子供などになりやすいことから高齢出産は大きなリスクを抱えていると言えます。

50歳の女性が高齢出産をするデメリット

Woman Pregnant Belly - Free photo on Pixabay (502281)

50歳の女性が出産するリスクについてご紹介しましたが、次はそのような50歳の女性が出産するデメリットについてご紹介します。

子供が無事生まれてきてくれたときは幸せを感じやすいのですが、50歳の出産には数多くのデメリットが存在します。50歳の出産はご紹介したように高齢出産でもあり、この点としっかりと向き合っていく必要があるのでどのようなデメリットがあるのかチェックしていただき、ご参考にしてください。

身体の問題

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まず最初に挙げられる50歳の女性が出産をするデメリットは「身体の問題」です。

何度もご紹介しているように、高齢出産はかなりの体力を消耗しやすいと共に、病気になる可能性も極めて高いです。若い人でも出産をした後に病気や体調が加速してしまい、そのまま入院が続いて帰らぬ人となった人も多いです。

もちろん脅しではないのですが、このように高齢出産によってかなりの体力を消耗し、体のバランスが取れなくなる人もいるので、高齢出産は妊娠中や出産後にも身体に大きな影響を与えやすいです。

精神的な問題

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次に挙げられる50歳女性が高齢出産をする際のデメリットとして「精神的な問題」が挙げられます。肉体的にも問題があるのですが、精神的にも問題を抱えやすいのが高齢出産です。

実際にしっかりと出産をできた際には幸せを感じやすいのですが、体力をかなり消耗すると共に、そこからまた激しい体力を消耗して子育てを行なっていかないといけないため、精神的にも不安を感じやすいです。

もちろん夫が若い人であれば協力してくれる可能性もあるのですが、全ての男性が手伝ってくれると言えないと共に50歳の出産となると相手の男性も高齢である可能性が高いため子育てに対する不安から精神的な問題も出て鬱になる場合もあります。

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