2019年10月19日 更新

高位破水の症状や原因は?陣痛より前に破水する高位破水の予防法

破水には卵膜が破れる場所によって種類があります。その内の高位破水は破水で一度に流出する量が少なく気づきにくいと言われています。陣痛より前に破水してしまうと、早産や危険もありますので予防する方法や対応をご紹介していきますので参考にしてみてください。

破水が起こった場合、低位破水でも高位破水でも大量に羊水が流出してしまうと危険です。ですので、安静にして、迅速にかかりつけの産院に連絡しましょう。

必ずしも家の中で破水するとは限りません。外で破水してしまった時などは、できるだけ動かない方がいいですが、座って落ち着けるところなどで連絡をするようにしましょう。

外で破水してしまった時にナプキンやタオルなどがないと、対応に困ると思います。いつ起こってもいいように正期産の時期を過ぎて外出する時には、タオルやナプキン、母子手帳などは必ず持ち歩くようにし、備えておきましょう。

症状を伝え対処方法を教わる

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診察券の番号、名前を伝え、予定日がいつなのか、初産か経産婦かどうかも伝えます。そして、現在の状態、破水に気づいていて、いつから破水しているか、出ているものの色などの情報を伝えます。

その上で対処方法や指示をもらい、病院に来るように言われた場合、どのくらいでどうやって病院まで向かえるのかを伝えましょう。

大きめのナプキンを付け腰にバスタオルなどを巻く

Bathroom Bath - Free photo on Pixabay (90057)

破水の量にもよりますが、大きめの清潔なナプキンをつけて、移動する時に漏れ出てきてしまうといけないので、念のためバスタオルを腰に巻いておきましょう。

外出先などでバスタオルがない場合は、ショールや上着など、隠せるものや水分を吸ってくれるようなものを巻いておきましょう。

自家用車かタクシーで移動

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破水しているので歩いたり自分で動いて向かうのは無理だと思われるので、移動が最小限で済むように、自家用車かタクシーを使って病院まで向かいましょう。

タクシーは乗車できないものも中にはあるようなので、事前に妊婦に役立つ陣痛タクシーなどに登録しておくと良いでしょう。24時間365日対応してくれますが、なかには範囲もあるようなのでよく調べた方が良いでしょう。

体を動かすと、羊水が漏れ出てきますので、腰に巻くだけではなく座席にもバスタオルやビニールを敷くようにしましょう。破水であればそのまま入院になると思われますので、入院セットも持参するようにしましょう。

高位破水をしっかりと理解して適切な対応を!

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破水といえば、低位破水のぶちっと破れて栓が外れたように羊水が流れ出てくるようなものを想像しますが、高位破水の場合は、子宮口から離れた上部で卵膜が破れているので、量も少ないか、じわじわと滲む程度で気づかないこともあります。

気づかないことで放置してしまうと、胎児にも母体にも影響がでる恐れがあり、危険です。尿やおりものと判別するのが難しいですが、破水と疑われる場合は、早めに医師に相談するようにしましょう。

また、破水を引き起こす原因となるものもありますので、普段から母体である自分と胎児をいたわり、お腹なども守るように心がけ、行動するように注意をはらいましょう。

副流煙などの受動喫煙でも影響がありますので、パートナーや家族にも伝え、予防できることはやっておきましょう。破水が起こったら、焦らずに医師の指示を受けて行動することが大切ですので、起こった場合は適切に対応をしましょう。

そうすることで、妊娠がわかった時からずっと守ってきた赤ちゃんに、元気な姿で、あと少しで対面することができるはずです。

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