2019年10月19日 更新

高位破水の症状や原因は?陣痛より前に破水する高位破水の予防法

破水には卵膜が破れる場所によって種類があります。その内の高位破水は破水で一度に流出する量が少なく気づきにくいと言われています。陣痛より前に破水してしまうと、早産や危険もありますので予防する方法や対応をご紹介していきますので参考にしてみてください。

高位破水が起こっても、痛みや出血がないこともあり、羊水がじわじわと漏れ出てくる程度なので、尿漏れやおりものだと思いなかなか気づかない人や、何も感じない人も多いようです。

破水してから2、3日気づかずにいた場合、破れた部分から雑菌が入ってしまうと、妊娠の状態や胎児に影響がでると言われていますので、注意が必要です。

妊娠後期で羊水は500ml程度あり、医師によると問題になる程の羊水が流出すれば必ず気づくと言われています。大量の破水を放置してしまうと、胎児のいるスペースが狭くなったり、胎児の肺や関節に影響がでたり、へその緒の圧迫で心拍が低下する可能性もあります。


体を動かすとじわじわ流れ出てくる

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高位破水が起こっている場合、歩いたり、姿勢を変えたり、体を動かすたびに少量がでてくるか、じわじわと、滲むように羊水が流れ出てきます。

妊娠後期ではおりものや尿漏れに悩まされる人も多いので、普段から尿漏れパッドやナプキンを着用している人も多いと思います。そういうものをつけていると、下着が汚れないので少量の流出には気づかないことがあります。

妊娠中は尿漏れやおりものが増えることもあるので、破水なのかそうでないのか判別は難しいとは思いますが、色や匂い、力を入れた時に止まるかどうかでも判別ができますので、疑いがある場合は医師に連絡するようにしましょう。

アンモニア臭がなくて無臭

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羊水は尿と違い、アンモニア臭がなく無臭だと言われていますが、人によって感じ方や羊水そのものも違うので、中には独特の生臭さがあるという人もいます。

ただ、水分をたくさんとっている時の尿は、アンモニア臭も少なく色も透明であり、判別が難しいこともあります。羊水の色は透明ですが、破水した時の状態ででてくる色は変わったりします。

透明のこともあれば、黄色、薄ピンク色になることもありますが、透明感のない赤色や混濁した色が出た場合は、緊急のことが多いため、すぐに医師に相談し対処してもらうようにしましょう。

我慢しても止められない

Woman Pregnant Belly - Free photo on Pixabay (89599)

人によって筋力に違いはありますが、尿などは自分で力を入れると止めることができます。破水だった場合は、自分で力を入れても流出を止めることはできません。

力を入れてみて止まらないようだと破水の可能性が高いので、医師に連絡するなど対応した方がいいでしょう。

高位破水の量は?少量で止まることもある?

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高位破水が起こった時は、一度にでてくる量が少なく、安静にしている時などは少量で止まっていることもあるようです。中には、破水しても自然に穴が塞がることもあるようです。

正期産に入るまでに起これば、入院して対応したり穴が塞がるまで入院になったりします。早期発見して対処することが大切なので、体験された方の情報から特徴を紹介します。

何も感じず気づかないことも

Maternity Baby Bump - Free photo on Pixabay (89614)

普段から歩いたり運動をしていたが、笑った時にちょろっと出たような違和感があって、確認すると下着が少し濡れている程度だったので尿漏れだと思ったという人もいます。

下着に尿漏れパッドをつけていて、少し湿っているなと思ったが、汗か尿か何かはわからず違和感が少しあっただけだという人もいます。

破水を気にして過ごしていたが、おりもののような、おしるしのような色だったので破水を疑いもしなかったという人も。それぐらい高位破水の場合量が少なく、色なども様々で判別が難しいようです。

おりものや尿漏れと間違えやすい

Pregnant Girl Pregnancy - Free photo on Pixabay (89619)

出てくる量が少ないので、尿漏れパッドをつけていても、湿る程度や生理の経血がでてくるような量しか出てこず、尿漏れやおりものとよく間違えやすいようです。

経験した人は、違和感があるので病院に連絡しようか悩むようですが、もし尿漏れだと言われた場合、恥ずかしいと思い連絡をためらってしまうことも多いようです。

不安なまま過ごすのも嫌なので確認するに越したことはないと、病院を受診したり連絡をしたり、自覚症状なく検診の際に、破水だとわかった方がほとんどです。

もし破水の場合、胎児にも影響がでる可能性もありますので、医師に相談することをおすすめします。

不安な時は病院へ

Doctor Tomograph I Am A Student - Free photo on Pixabay (89626)

何度も触れていますが、破水が起こり大量の羊水が流れ出てしまうと、胎児に影響が出たり、感染の恐れもあります。尿漏れやおりものと間違えやすく判別が難しいものですが、母体と胎児を守るために病院へかかってください。

そして検診は必ず定期的に通うようにしてください。臨月を過ぎると検診の頻度も増えます。それだけ必要で変化が起こりやすいということです。

高位破水とおりものの見分け方

Love Happy Pregnant - Free photo on Pixabay (89635)

高位破水は状態により色も様々で、おりものとの判別が難しいと感じる人が多いのも特徴です。その中でも、色や匂い、量でわかりやすいもの、判別に必要なものを紹介していきますので参考にしてみてください。

量について

Pregnant Garden Summer - Free photo on Pixabay (89643)

妊娠後期からのおりものは、エストロゲンの分泌量から量が増えると言われています。臨月のころになると、出産が近づいてきたしるしに塊のようなものがどろっとでることもあります。

破水の場合は、水っぽいものがチョロチョロとでたり、じわじわ滲む程度に出てくることが多いです。ドロドロとしているかどうか、一度に出てくる量が多いのかどうかも判別の材料になるはずです。

臨月に水っぽいおりものが出る場合もあります。破水と間違えやすいので注意が必要ですが、最初はおりものでも続いた後、破水が起こることもあるので、またおりものかと思わず、気をつけましょう。

色について

Beaded Colour Pencils Underwater - Free photo on Pixabay (89647)

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