2019年9月7日 更新

兄弟リスクとは?兄弟リスクが増え続ける原因とその回避方法

大人とは、自分で自分の面倒をみられる人です。ですが、社会の変動のせいもあり、大人になりきれない大人が増えました。そして、兄弟だからという理由で、大人が大人に面倒をみてもらうという兄弟リスクが増え始めています。事例や回避方法などを解説します。

結婚は仕事をしていなくてもできますが、自分たちで支えていけない結婚生活なら、その結婚生活は誰が支えていくのでしょうか?自分たちで面倒をみられない自分たちの結婚は、他の兄弟が面倒をみなけらばならなくないほど価値があるということでしょうか?

仕事しない他の兄弟だけではなく、その兄弟の働かない妻まで面倒を見ている人がいます。なぜ大の大人が二人もいるのにどちらも働かないのでしょう?そして、自分たちが仕事をしないことで、身近な人にどれだけの金銭的&精神的負担をかけて傷付けているのかわかっているのでしょうか?

兄弟への支援を続けたことによって妻と不仲になった

Children Siblings Brother - Free photo on Pixabay (444623)

仲が良かった兄弟が仕事をしなくなったからといって、見放すことができる兄弟はお互いにかわいそうです。そして、助ける方が既婚者の場合、金銭的負担は確実に夫婦関係に影を落とします。

自立している兄弟夫婦があるいは兄弟だけが、働かない兄弟夫婦や自分の妻の面倒をみなければならない場合もあります。どちらにせよ、どちらの夫婦もそのまま結婚生活を続けていけると思うのでしょうか?自分たちは働かずに面倒を見てもらう価値があると思っているのでしょうか?

財産分与で兄弟と大揉め

Children Siblings Brother - Free photo on Pixabay (444624)

両親が他界した後に、財産分与でもめる兄弟の話はよく耳にする話です。働かない兄弟がいる家族にとっては、なぜか働かない兄弟に財産をあげなければならない流れになることになることもあります。

両親が他界することで精神的に傷ついているのに、働かない兄弟にまで傷口に塩を塗り付けるように傷つけられます。しっかり自立している兄弟のほうが、働かない選択をとり続ける兄弟に傷つけられます。正しい方が間違った方に傷つけられるといっても過言ではありません。

兄弟リスクが増え続ける要因

Children Happy Siblings - Free photo on Pixabay (444625)

世の中が「兄弟リスク」という言葉の意味に気が付き始めたのは最近です。そして「兄弟リスク」が増え続ける要因も昔はなかったことでした。

今気が付かなければ、気が付いた時にはもう手の施しようがなくなっている状態になります。気が付いていても、今動き出さなさなければ、どんどん動き出しにくくなります。

愛する自分の家族を傷付けるなんて悲しすぎませんか?なぜそんなことができるのでしょうか?し続ける価値などありません。もうやめませんか?

引きこもり人口の増加

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「引きこもり」という言葉は昔はありませんでした。そして飽食の国にしかない言葉です。人は、食べものを買えるお金や暮らせる場所を確保できるお金がなければ生きていけないからです。

もう子供ではないのに、引きこもっている大人の食事はどこから出てくるのでしょうか?住む場所は誰が提供してくれるのでしょうか?子供の頃のままの感覚で感謝も改心もしない選択を続ける意味などあるのでしょうか?

その選択は、大切な家族や自分自身を傷付けることはあっても幸せにすることなどありません。

高齢化社会

Sisters Summer Child - Free photo on Pixabay (444628)

化学を発達で高齢化社会になることは避けられません。「自分の面倒は自分でみられる」という人がどれだけ長く生きても誰に支障を与えることもありません。

ですが、「誰かに面倒見てもらわなくてはならない」という場合、長生きすればするほど家族に頼るしかなくなります。「大切な家族を幸せに生かさないように自分が生きる」という悲しすぎる事態になります。

だからといって、困っている家族を見過ごすことができる家族の関係も悲しすぎます。

人口の減少

Children Road Distant - Free photo on Pixabay (444629)

生まれてくる子供がどんどん減少しているのに平均寿命は伸びているという今、もれなくお年寄りの数の方が増加し人口は減少に向かいます。

ところてん式に高齢者が増え続け、生まれてくる子供が減少し続けるので、少ない子供で高齢者を支えていかなければならなくなります。

それでなくとも、子供を持つことがとても難しい社会システムの中、そんな生活が当たり前になっていくことで、ますます生まれてくる子供は減少し続けます。

経済の衰退

Siblings Friends Brother - Free photo on Pixabay (444630)

バブル経済が崩壊後、改善するどころかどんどん悪化しているようにさえ見えます。経済格差が過ぎて「本当はどうなの?」現実がぼやけて見えるような感覚も受けます。昔では考えられないようなリッチ層も生まれているからです。

兄弟リスクは、過程は違いますが結局お金の問題です。経済が衰退していけばいくほど増えていきます。自分でお金を稼げないと、みじめで悲しい人生になりますし、自分は誰かを傷付けて生きていると思うことは楽しいことではありません。

年金制度の破綻

Boys Kids Children - Free photo on Pixabay (444631)

「年金が破綻している」というニュースを、もう何度聞いたでしょうか?まだ破綻していないようですが、もうとっくに年金に期待しない若者は増加し続けています。それなのに、法的に支払い続けなければならないという無茶苦茶な事態が長く続いています。

「生活の保障をしてもらえない」とわかっているのに「もらえる保証がない年金」を支払い続けなければならないことで、自分の将来も保証されないままで、兄弟リスクを抱えたまま老後に突入していくという異常事態です。

若者の貧困

Boys Children Reading - Free photo on Pixabay (444632)

バブル経済崩壊後「若者ほどお金を持たなくなった」と言われてからどれくらいたつのでしょうか?改善するどころか、ますますお金を使わなくなったり、お金を使うこと自体に魅力を感じなくなっている若者も多くなっています。

経済の衰退化が止まらない限り、この現象が終わることなどありません。経済が衰退化しているからお金を使わなくなるのか?お金を使わなくなってくるから経済が衰退化していくのか?どちらにせよ兄弟リスクのほとんどはお金で解消できるものです。

精神病患者の増加

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