2019年7月19日 更新

搾取子になりやすい人の特徴とは?愛玩子との違いや脱出方法も

搾取子とはどういう特徴を持つ子のことかご存知でしょうか。この記事では搾取子の特徴や復讐の体験談、脱出するための方法を紹介していきます。また、搾取子とは対の存在である愛玩子や全ての元凶となる毒親についても解説するのでぜひご覧ください。

自分の意思でしたいことがあっても、周りの人から頼まれたりすると断れない性格の人も多いのではないでしょうか。相手の気持ちを汲んだ行動をするのも大切なことですが、時には自分の意思を優先して断る勇気を持たないと「この人はいつでも周りの言うことを聞くからなんでも頼もう」と思われてしまい、搾取子になってしまうこともあります。

どうしても意に沿わないことや自分の不利益になることに関しては、勇気を持って断る必要がある場合もあります。どの要望を受け入れてどの要望は断るべきか、しっかり自分の気持ちを大切にしながら判断するようにしましょう。

大抵の物事はこなせる

Salad Food Italian - Free photo on Pixabay (486528)

周りの人に頼りにされすぎることが多い搾取子は、当然ながら色々なことがこなせる器用な人がなりがちです。細かなことにも気が回って動くことができる人でないと、周りの人も搾取の対象として考えないでしょう。

そのため、会社で常にリーダーシップを取って自信満々の人でも家庭では搾取子として扱われているというギャップを持っていることもあります。あなたの周りにも、気が付いていないだけでたくさん搾取子がいる可能性があることを覚えておきましょう。

愛玩子の特徴

Candy Food Sweet - Free photo on Pixabay (486529)

搾取子に比べて愛玩子は親の愛情を受け取ることも多く、苦労が少ない存在です。搾取子になるよりは愛玩子になりたいと考える人が多いのも当然のことですが、一方で愛玩子も自分の意思で行動することができずに親の用意したレールの上を歩くことになってしまう可能性が高いこともあります。

搾取子と同様に、愛玩子も親から虐待されている被害者だと考える説も多々あります。では、そんな愛玩子にはどのような人がなりがちなのでしょうか。搾取子と同様に特徴を紹介していきます。

お兄ちゃん・お姉ちゃんがいる

Photographer Taking Pictures - Free photo on Pixabay (486532)

第一子が搾取子になりがちなのとは対照的に、愛玩子は第二子以降がなりやすいと言われています。親が育児に慣れて手を抜くべきところや目を離すべきところが分かっている場合が多いのも要因ではありますが、他にも第一子との年齢差が大きくて第一子が反抗期の時に幼い第二子以降が可愛くて親から愛玩子として認識されてしまう場合もあるでしょう。

一般的に、第二子以降は生まれた直後から周りの人に愛される環境が整っていると言われています。そう考えると、第二子以降に愛玩子が多いのも頷けるのではないでしょうか。

甘え上手

Baby Boy Smiling - Free photo on Pixabay (486533)

愛玩子になるのは第二子以降ばかりではありません。世間的には最初に愛される子どもである第一子が愛玩子で第二子以降が搾取子となっている家庭も決して少なくはないと言われています。

兄弟構成に関わらず、愛玩子になるのは甘え上手な人が多いと言われています。親に対して「これが欲しい」と素直に主張できる性格であったり、自分の兄弟に対しても「これやって」と甘えられる性格の方が周りの人から愛されて愛玩子になりやすいでしょう。

不器用

Peas Pod Pea - Free photo on Pixabay (486534)

なんでも器用にこなせる人は周りから頼られることも多く搾取子になってしまいがちですが、反対に何をするにも時間がかかってしまう不器用な人は周りの人が「この人は自分が助けてあげなければならない」と考えがちなので愛玩子になりやすいと言われています。

不器用で甘え上手な性格であれば、周りの人も憎めない性格として積極的に手助けしてくれるでしょう。そうした状況が続くことで、本人も知らない間にどんどん愛玩子としての地位を確立していく場合もあります。

学習能力が高い

Light Bulbs Bulb - Free image on Pixabay (486535)

不器用で苦手なことが多い愛玩子ですが、決して学習能力が低いわけではありません。いくら愛嬌が良くて甘え上手でも、同じ失敗ばかりを繰り返して周りに迷惑をかける人は嫌われてしまうので決して愛玩子にはなれないでしょう。

愛玩子になりやすい人は、不器用ながらも学習能力が高くて同じミスを繰り返すことはしません。自分で努力しながらもミスが多い状況を作り出してしまうことで、周りの人も「努力してるから仕方ない!助けてあげよう」という気持ちにさせるような力を持っています。

親が大好き

Brothers Family Siblings - Free photo on Pixabay (486536)

愛玩子になりやすい人の一番の特徴としては、やはり親が大好きという点です。搾取子の多くが親のことを恐れて顔色を窺いがちなのに対して、愛玩子は同じ親の元で育っても親のことを大好きで心の底から信じていることが多いと言われています。

親も子どものそうした感情に敏感に反応し、自分を慕ってくれる愛玩子を贔屓してしまいます。そういった状況が続くことで、無意識のうちにどんどん搾取子と愛玩子の待遇の差が開いていってしまうのでしょう。

毒親の特徴

Parent Father Holding - Free photo on Pixabay (486548)

搾取子はもちろん、愛玩子という存在を作り出すのも毒親です。子どもたちに対して平等に接することができない存在である毒親は、どのような特徴を持っているのでしょうか。ここでは毒親の特徴を紹介していきますので、自分の親が毒親なのか心配な人は自分の親の特徴と毒親の特徴を照らし合わせてみましょう。

夫婦仲が上手くいっていない

Breakup Divorce Separation - Free photo on Pixabay (486551)

夫婦仲が上手くいっていなくて会話が全くない家庭内別居状態や、常に喧嘩が絶えない家庭では子どもが安心して過ごすことができないでしょう。そうした家庭環境を作り出す親は毒親だと言われても仕方ないのではないでしょうか。

また、両親仲が不仲だと子どもが気遣って自分を犠牲にする搾取子という存在を生み出しやすいと言われています。あるいは搾取子にならなくても、子どもが不自然なまでに自分の可愛さを強調することで自ら進んで愛玩子となって家庭の空気を保とうとしてしまうこともあります。搾取子でも愛玩子でも、このように子どもに不要な気を遣わせてしまうのは間違いなく毒親でしょう。

子どもをストレス発散のはけ口にしている

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