2020年12月23日 更新

モラハラ夫とは?離婚すべき?モラハラ夫の特徴や対処法を徹底解説!

言葉の暴力で妻を追い詰めるモラハラ夫。子供への影響も懸念されるモラハラの対処法はあるのでしょうか。ここではモラハラ夫の特徴やモラハラになる原因、対策、離婚後の生活などをご紹介いたします。あなたの夫もモラハラ夫かも?チェックしてみましょう!

目次

モラハラ夫とは?

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最近よく耳にする「モラハラ夫」という言葉。昔の言葉で言うと「亭主関白」に近いものです。しかしモラハラ夫は亭主関白とは比べものにならないほど陰湿なもの。「モラハラ夫」とは何なのか。詳しくご紹介いたします。

モラハラとは

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モラハラはモラルハラスメントの略です。

「モラル」は道徳的意識のことで、「あいさつをする」「人の嫌がることはしない」など集団生活において必要な生活の規範のこと。

「ハラスメント」とは「嫌がらせ」という意味であり、上司が部下を力でコントロールする「パワーハラスメント」や相手が嫌がるような性的発言や行動をする「セクシャルハラスメント」など多くの単語で使用されています。
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この2語を組み合わせた「モラハラ」とは「道徳的意識に対してのいじめ」という意味であり、人の嫌がることや蔑む行動をとることで相手に精神的苦痛を与えることです。DV(ドメスティックバイオレンス)の一種でもあります。

モラハラ問題は婚姻関係にある夫婦によく見られる問題で、例え付き合いが長くても結婚するまでモラハラであることに気づかないと言われています。

むしろ恋愛時代はとても紳士的であることも、モラハラ夫になるひとつの特徴です。結婚してしまえば自分の所有物となり、逃げることはないと思っているために横柄な態度をとるようになります。

モラハラとDVではどう違う?

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モラハラはDVの一種ですが、通常よく用いられるDVとの決定的な違いは身体的な暴力の有無は関係ないという点です。

DVと言われると身体的な暴力が思い浮かびますが、モラハラは言葉による暴力がほとんどで、相手に対して精神的な苦痛を与えます。見た目には分からなくても心を傷つけている点で身体的DVと同じなのです。

ただし身体的なDVと違い、見た目でわからない分、本人たちや周囲がモラハラである状況に気が付きにくい状況にあります。精神的DVは後遺症が残るとも言われているので注意が必要です。

モラハラ夫と見なされる行為

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モラハラのほとんどは言葉による暴力で相手に精神的苦痛を与えます。夫婦であれば言い合いの喧嘩をして相手に対してひどいことを言ってしまうこともあるでしょう。

どこからがモラハラになるかの線引きはとても難しいのですが、下記の行為が当てはまればモラハラ夫である可能性はかなり高まります。チェックしてみましょう。

妻の人格を否定するようなことを言う

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モラハラ夫は自分が優位に立つことが大好きです。そのため妻に対して「お前はダメなやつだ」「お前のことを好きになるやつなんていない」など、妻に対して否定的な言葉を投げつけます。

妻が反論するようであれば、さらにひどい暴言を吐き、とことん妻の立場を落としていきます。妻のことを下に見ることで自分の立場を優位に立たせるのです。

暴言が続くと妻はマインドコントロールされてしまい、こんなダメな自分と一緒にいてくれるのは夫だけだと勘違いしてしまいます。そうなってしまうとモラハラ夫から逃げ出すのか大変になります。

機嫌が悪いと長時間妻を無視する

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気分の浮き沈みが大きいモラハラ夫は、自分が気に入らないことがあると徹底的に妻を無視します。それが妻の行動に対してなのか、別に原因があるかは問題ではありません。

モラハラ夫にとってイライラするのはすべて妻のせいなのです。妻もそれを分かっているので、モラハラ夫が無視を始めると、「自分が何か悪いことをしたのかな」「なんとかしなくては」と思い追い詰められていきます。

この無視は一時のものではありません。長い時には何ヶ月も無視し続けられるので、無視されているほうが精神的に参ってしまいます。

束縛や監視が激しい

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モラハラ夫にとって妻は愛すべきパートナーではなく、自分に従順な家来です。そこに愛がある場合もない場合もありますが、ほとんどの場合は純粋な愛と呼べるものではありません。

異性との交流だけを制限するのであれば、ただの嫉妬やヤキモチで片付けることができますが、モラハラ夫は異性だけではなく、妻の昔から仲の良い女友達ですら会うことを嫌がります。
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主人と家来という関係生なので、家来である妻が勝手な行動をとることをよく思わないのです。そのため妻が自由にすることに不快感を持ち束縛します。

そして自分以外の誰かと会うことに対しても許すことはできません。自分の見ていないところで妻が楽しく過ごしていることはモラハラ夫にとって許しがたいことなのです。

長時間説教する

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とにかく妻のすることすべてが気に入らないので、少しでも目に付くことがあるとすぐに文句を言います。モラハラ夫の機嫌が悪いと説教は長時間に及ぶことも少なくありません。

モラハラ夫は本気で妻のためを思って指導してあげているというスタンスなので、まさか妻が長時間の説教を苦痛に感じているとは思ってもいないでしょう。

モラハラ夫は自分が一番なので、相手に指導という名の説教をしている自分をとても心地よく感じてしまいます。そのことが長時間の説教につながり、妻の精神力を弱らせてしまうのです。

妻がいくら努力しても認めない

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