2019年7月22日 更新

妊婦はローストビーフを食べると危険?トキソプラズマ症のリスクとは

世間の話題になった「妊婦がローストビーフを食すことは大丈夫なのか?」の真実に迫ってみました。世間が知りたかった情報をまとめています。ローストビーフは生肉?生肉ではない?食べて大丈夫なのは本当なのか?生肉に含まれるトキソプラズマの正体とは?

目次

芸能人のInstagramで話題となった妊婦とローストビーフ

Adult Mother Daughter - Free photo on Pixabay (501833)

ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、ある芸能人のインスタグラムで話題となった、妊婦さんはローストビーフを食べても大丈夫なのかどうか。ということですが、食べても問題ないのでしょうか。

生ものはよくないから避けるかと思いますが、ローストビーフは外は焼いているものですし、少し火が通っているので大丈夫ではないか。という意見と、真ん中はほぼ生肉のようなものだから良くない!という意見もあります。

これから妊娠を考えている方、現在妊娠中で食べてもいいか迷っている方、読んでみてください。
実は知られていない事実が、潜んでいるかもしれません。

タレント佐々木希のInstagram投稿

Young Girl Rose Woman - Free photo on Pixabay (499136)

お笑い芸人の渡部建さんと結婚をし、第一子を出産した佐々木希さんが妊娠中にローストビーフを食べたことをインスタグラムに載せたところ、それを見たファンの方から「妊娠中にローストビーフを食べて大丈夫なのか?」「子供に悪影響はないのか。」などと多数のコメントが殺到したのです。

外は焼いていても中は生肉。結果ほぼ生肉に近い状態なので胎児が寄生虫に感染するリスクがあるのではないか。ということが世間の心配の点でした。

妊娠中の生肉と感染リスクが指摘される

Barbecue Barbeque Bbq - Free photo on Pixabay (499138)

その生肉に含まれる寄生虫とは、「トキソプラズマ」というもので、母体が感染することで胎児にも母子感染するのではないか。と言われているのです。

ファンだけでなく、科学ジャーナリストや、産婦人科の意見からしても「ローストビーフはあまり良くない」「感染リスクがゼロではない」という報告もされています。

ローストビーフだけでなく、生ハムやお寿司、ナチュラルチーズも加熱が不十分なので妊娠中の体には良くないと言われています。

2018年9月男児を無事出産

Baby Birth Sleeping New - Free photo on Pixabay (499140)

妊娠中にローストビーフを食べたことがインスタグラムで炎上し、「妊娠中は我慢しなきゃダメでしょ!」と厳しい声があったり、「心配なのでローストビーフはやめておいた方がよかったのでは。」とファンの間で言われていました。

そんな佐々木希さんが、無事に2018年の9月に男の子を出産しました。
「無事でよかったですね!」「自分のことのように嬉しいです。」「これからも応援してます!」と佐々木希さんのファンらしい明るい声が飛び交ったようです。

妊婦とローストビーフに関する世間の声

Pregnant Mother Body - Free photo on Pixabay (499142)

そもそも妊婦さんは、本当にローストビーフを食べてはいけないのでしょうか。
生ものがいけないことは誰もが知っていることかと思いますが、ローストビーフは?とピンポイントで聞かれると自信をもって答えれる人は少ないかもしれません。

では、ローストビーフに対しての世間の声はどうでしょうか。妊婦さんは絶対に食べてはいけない!という意見もあれば、食べても大丈夫であれば食べたいものを食べるほうがいいに決まっている!という意見もあります。

どちらの方が、胎児のためと言えるのでしょうか。
一番はお腹の中の赤ちゃんのことですので、あなたが正しい選択をしてください。

妊婦ならローストビーフは絶対NG

Meat Raw Food Piece Of - Free photo on Pixabay (499144)

妊婦さんと言えば、「生ものはNG!」というイメージはもちろんのこと、生ものを召し上がることは胎児のことを考えると科学的にも良くないとされています。

なので、ローストビーフは基本的にNGと言えます。ですが、ローストビーフといえば以前はパーティーなどの特別な日に頂くものでしたが、最近では通常の食卓にも出てきますし、専門店が出来る位日本の食べ物のような扱いになってきています。

そうなると、妊婦さんも更に食べれるものが減ってしまい、もし少しでも食べれるのなら食べたいと思うのが心理と言えます。

他の妊婦に誤解を与える不適切な投稿

Iphone Business Email - Free photo on Pixabay (499145)

ただ、食べてもいいのかわからないままSNSに食べているさまを投稿してしまうのは、あまり良くないかもしれません。
ローストビーフを生もの扱いとし、避けてきたけれどSNSをみると妊婦さんでローストビーフを食べている。

周りが食べているならローストビーフを食べても大丈夫なんだ!と思い、存分に食べてしまうことで→食中毒になったり胎児に悪影響を与えてしまった。なんてことになれば、その方は一生後悔をするでしょう。

これは妊娠中でも食べていいものか、しっかり調べた上で、食事は行い、SNSに投稿することが大切と言えます。

ある程度熱を加えているから平気なのでは

Meat Vegetables Gemuesepiess - Free photo on Pixabay (499146)

一方で、「周りには焼めもついているし、ローストビーフは完全な生ものとは言えないのではないか?」という、このような意見もあります。ある程度加熱されていればいいのではないか?

卵でも、生卵は良くないとされていて卵かけごはんを避けるようにしている人もいます。ですが、ゆで卵にしたらどうでしょうか。完全にゆで切っていない「半熟卵」が好きな人もいます。

卵も、半熟卵であれば大丈夫。ということがもし可能であれば、ローストビーフも半分ほどは加熱していると言えないでしょうか。どこまで火が通っていれば大丈夫かということがカギになります。

大丈夫という意見もあるけど不安だから自分なら口にしない

Stomach Health Diet - Free photo on Pixabay (499149)

更に、「大丈夫といくら言われても、何が起こるかわからないので、口にしない。」という意見もあります。やはり、「避けて我慢することで、胎児が無事でいられるのであれば、我慢する」という意見も強いのです。

妊婦でいる期間だけだ。授乳が終わるまでだ。と思い生ものを避けておく人もいます。「自分だったら不安だからやめておく。」と不安な要素があるうちは、食べないでいた方が安心だ。と考えているのでしょう。

そういった考えも大切ですし、危機管理はしっかりしていると言えますが、あまり神経質になりすぎてしまうとそれがストレスとなり、母体、胎児にあまり良くないかもしれませんので、考えすぎないことも大切です。

ローストビーフの危険性

Lemon Meat Beef - Free photo on Pixabay (499154)

1 / 4

関連する記事 こんな記事も人気です♪