2019年7月13日 更新

ヘリコプターペアレントの特徴は?事例やならないための対策方法も

ヘリコプターペアレントは過保護な親のことを言います。今回はヘリコプターペアレントの特徴やヘリコプターペアレントが何が問題なのか、モンスターペアレントの事例、ヘリコプターペアレントになりやすい人、ヘリコプターペアレントにならないための対策を解説していきます。

目次

ヘリコプターペアレントとは

Question Mark Why Problem - Free photo on Pixabay (477982)

皆さんはヘリコプターペアレントという言葉をご存じでしょうか?
ペアレントと聞くと、モンスターペアレントと想像してしまう人も多いはずなのですが、実はこのヘリコプターペアレントという言葉が最近になって出てきているのです。

子どもでもきちんと意思があるにも関わらず、ヘリコプターペアレントというのは子供のしていることなどをきちんと把握しておきたいという願望がある親のことをいいます。

親があまりにも子供のことに口を挟むせいで、子供の成長を妨げてしまう恐れもあるのです。
今回はヘリコプターペアレントというのはどういった特徴を持っているのか、ヘリコプターペアレントは何が問題なのか、モンスターペアレントの事例、ヘリコプターペアレントの対策などを解説していきます。

アメリカ発祥の言葉

New York Skyline City - Free photo on Pixabay (477987)

実はこのヘリコプターペアレントというのは、アメリカが発祥になった言葉なのです。
日本ではまだあまり認知がされてはいませんが、アメリカやカナダなどでは有名な言葉なのです。

なぜこのような名前がついたのかというと、アメリカやカナダなどでヘリコプターが上空で監視しているかのように、子供のことを監視している親が増えていったからなのです。

また、子供のことが心配なあまりに子供のしていることや、子供の人間関係などに首を挟んでしまうのが特徴で子供にとっては苦痛でしかない親の一種として知られているのです。

ヘリコプターペアレントの特徴

Helicopter Cockpit Pilot - Free photo on Pixabay (477990)

先ほどの解説では、ヘリコプターペアレントとはどんな意味なのかについて解説をしていきましたがヘリコプターペアレントというのは、常に子供のことを知っておかなければ気が済まないような親のことをいいます。

日本ではあまり知っている人が少ないのですが、これから徐々に広まっていく言葉だとも言えます。
そんなヘリコプターペアレントというのは、いったいどんなことを子供にしてしまうのか知らない人も多いはずなのです。

ですので、今回はヘリコプターペアレントの特徴について詳しく解説していきます。

常に子どもを監視している

Family Baby Crawling - Free photo on Pixabay (477993)

先ほどもお話しをしましたが、子供にもきちんとした意思というものがあります。
なので、子供が成長していくうちに何がしたいのか、どんな生活をしていきたいのかという理想というものが作られていくはずなのです。

また、子供にだって自由がありますからどんなことをしたっていいのです。
普通の親なら、それが成長と考えてそれを放置してしまいがちなのですが、ヘリコプターペアレントというのは違うのです。

子供が常に何をしているのかをきちんと監視して、知っていなければ気が済まないのです。

子どもの性格を管理しようとする

Girl Father Portrait - Free photo on Pixabay (477996)

子どもの性格というのは、もちろん遺伝の影響が大きくかかわってきますがそのほかにもこれから関わっていく人の影響や、自分がこうなりたいという願望で性格が左右されたりするものなのです。

ですので、親がこうなってほしいと思う性格にならなかったという場合もあるはずです。
普通の親ならそれを仕方がない事とと考えてしまったりすることで、子供の意思を尊重したりできるものなのですがヘリコプターペアレントというのは違うのです。

子どもの性格は、自分の理想のものでないといけないと考えているために、子供の性格を管理する親が多いのです。

頼られる前に助けてしまう

Child Girl Young - Free photo on Pixabay (477999)

子供というのは、確かに困ったことがあると親に頼ってしまいがちなところがあります。
それは、本当に親を信頼してしまっているからなのです。

普通の親なら、子供が困ってしまった時に手助けをしようと準備をしておいたり心構えをしておいて子供が助けを求めてくるのを待ったり、見守ったりするものなのです。

しかし、ヘリコプターペアレントというのは子供が常に自分を求めていると勘違いしてしまっている場合が多いのです。

そのために、子供が助けを求めてくる前に助けてしまったりする場合が多いのです。

危ないことはさせない

Baby Couple Wedding Rings - Free photo on Pixabay (478003)

親が子どもに危険なことをさせたくないと願うのは当然の優しさなのです。
しかし、子どもというのは危険なことを経験しなければ何がいけないことで、何をしてしまうと危険なことになってしまうのかを勉強しなければいけない時がやってくるのです。

それを知っている普通の親なら、もし危険なことを子供がしてしまったりしても、それも勉強と見守ったりすることができるはずなのですがヘリコプターペアレントというのは違うのです。

常に子供は安心なところに居なけらばいけないと考えているために、子どもが危険なことをしそうになった時にはそれを必死で阻止しようとするのです。

ヘリコプターペアレントの何が問題?

Question Mark Pile Questions - Free image on Pixabay (478006)

先ほどはヘリコプターペアレントとはどういった特徴を持っているかについて解説していきましたが、ヘリコプターペアレントというのは子供が何をしているかを常に監視していたいという願望があり、性格なども自分の理想像を押し付けてしまう親のことをいいます。

また、子どもは絶対に危険なことをさせてはいけないと考えている場合が多いために、簡単に子供の手助けをしてしまったりするのです。

これを読んで、ヘリコプターペアレントはただ子供に愛情を注いでいるだけと考える人も多いはずなのです。
ですので今回はヘリコプターペアレントの何が問題市されているのかについて詳しく解説していきます。

子どもが自分で判断できなくなる

Child Boy Portrait - Free photo on Pixabay (478011)

子どもが小さいときというのは基本的には、何も判断できずに親が代わりに判断してあげるというのは普通のことなのです。

子どもというのは、その親の判断を見て勉強して成長していきながら、今度は自分で判断できるようになろうと思うのです。

そして成長していくと自分で自分のことを判断したり選択をしたりしていくものなのですが、ヘリコプターペアレントに育てられた子供というのは何もかもを親に決めてもらい、大人になってもそれが続いていってしまうためになかなか自分で判断することができない大人になってしまうのです。

不満への耐性を学べない

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