2019年7月19日 更新

機会があればの意味は断り文句?社交辞令?言われた時の対処法や返し

よく聞く「機会があれば」という言葉、そのままの意味の他に、脈なしの断り文句や社交辞令として使用することもあって、正しく判断することがなかなか難しい言葉ですよね。今回は、「機会があれば」という言葉の言い換え、言う人の心理、言われた時の返し方などを、紹介します。

目次

「機会があれば」にある様々な意味

Young Woman Flowers Bouquet - Free photo on Pixabay (486493)

はじめは、「機会があれば」という言葉に含まれているさまざまな意味について、知っていきましょう。

「機会があれば」という言葉は、言葉そのままの意味だけではなく、遠回しに断る意味、社交辞令の意味、という、複数の意味を持っている言葉です。

今回は、断り文句の意味、社交辞令の意味、本当に機会があれば行きたいと思っているポジティブな意味、という、3つの「機会があれば」という言葉に含まれているさまざまな意味について、紹介します。

断り文句として言っている

Blonde Hair Woman Female - Free photo on Pixabay (486498)

「機会があれば」という言葉に含まれているさまざまな意味の内の1つには、断り文句の意味、もあります。

「会いたい」「ごはんに行こう」と自分を誘ってくれた人が、自分にとって苦手な人、あまり関わりたくない人、異性として興味がない人などという時、多くの人は誘いを断りたいと思います。

断りたいと思いますが、相手のことを傷付けたくない、その場の雰囲気が悪くなることを避けたい、仕事で関わるから気まずくなりたくない、など、いろいろな理由から、ハッキリと断ることができないこともあり、そのような場合には、断り文句としての「機会があれば」という言葉を使用することがあります。

社交辞令

People Woman Girl - Free photo on Pixabay (486505)

「機会があれば」という言葉に含まれているさまざまな意味の内の1つには、社交辞令の意味、もあります。

「機会があれば」という言葉は、人間関係や物事などを円滑に進めるための、社交辞令としての決まり文句、という意味も持っていて、社交辞令としての「機会があれば」は、特に仕事や異性に対して使用することが多いです。

社交辞令で返事をするのは社交辞令の言葉に対してということも多く、「今度ごはん行こう」「今度連れて行って」などという言葉を発すると、その場の雰囲気が明るくなったり盛り上がったりすることもあるこおから、社交辞令として使用することがあるので、そのようなことを言われて「あ、社交辞令だ」と思った時に、社交辞令の決まり文句として「機会があれば」という言葉を使用します。

本当に機会があれば行きたいと思っている

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「機会があれば」という言葉に含まれているさまざまな意味の内の1つには、本当に機会があれば誘いを受けたいと思っているポジティブな意味もあります。

「機会があれば」という言葉は、「お誘いを受けたいけど、今は難しい」「お誘いを受けたいけど、今はそれをする機会ではない」という、「本当に機会があれば」という意味も持っています。

このようなポジティブな意味を持つ「機会があれば」という言葉は、予定のない日がしばらくない、仕事や勉強が忙しくて今は時間がない、次のお給料日までお金がない、などという、時間や金銭面などの相手のさまざまな事情が理由となり、使用することが多いです。

「機会があれば」の類義語や言い換え

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次は、「機会があれば」という言葉の類義語や言い換えについて、知っていきましょう。

「機会があれば」という言葉の、類語や言い換えとして使用される言葉には、「またの機会に」「機会があったら」「また今度」「そのうちに」「頃合いを見て」「折を見て」「折あらば」「時期が来れば」、などが挙げられます。

これらの言葉の多くが、「機会があれば」という言葉と同じように、言葉のとおりに使用すること、遠回しに断る時に使用すること、社交辞令として使用すること、3つの意味として使用することができます。

「機会があれば」と言う人の心理

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次は、「機会があれば」という言葉を使用する心理について、知っていきましょう。

「機会があれば」という言葉は、大きく異なる複数の意味を持っている言葉ですので、使用する人や場合によって、その心理も異なります。

今回は、会いたくないという気持ちに気付いて欲しい、もう会いたくないけどハッキリとは言えない、口癖で言っている、誘ってもらえれば行くけど現時点では消極的、会っても良いと思っている、という、5つの「機会があれば」という言葉を使用する心理について、紹介します。

会いたくないという気持ちに気付いて欲しい

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「機会があれば」という言葉を使用する心理には、会いたくないという気持ちに気付いて欲しい、というものが挙げられます。

「機会があれば」という言葉は、断り文句として使用することもあり、誰かの誘いを断りたい時に、「お断りします」などと自分の気持ちをそのまま言葉にして相手に伝えることができない場合、「気持ちに気が付いてほしい」「察してほしい」という意味も込めて、「機会があれば」という言葉を使用し、遠回しに断ろうとしている人もいます。

自分が誰かのことを誘った時、誘うと毎回毎回「機会があれば」と言っている、相手からそのことについて話を振って来ない、そのことについて話をし始めると表情が暗くなったり乗り気でないし話を変えようとする、という場合、「会いたくないのかもしれない」「脈なしかもしれない」という考え方もすると良いです。

もう会いたくないけどハッキリとは言えない

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「機会があれば」という言葉を使用する心理には、もう会いたくないけどハッキリとは言えない、というものも挙げられます。

断り文句としての「機会があれば」は、「嫌だ」「会いたくない」「無理」など、自分のネガティブな気持ちをハッキリと言葉にして伝えると、相手のことを傷付けたり不快にさせたりしてしまう可能性があるから、という優しさから使用されていることもあります。

また、その場の雰囲気が悪くなるのを避けたいという思いや、職場や学校が同じなど、嫌でも顔を合わせなければならない間柄でしたら、関係が悪くなったり気まずくなったりしてしまう可能性があるので、そのような理由から、ハッキリと断ることができずに、「機会があれば」という言葉を使用することもあります。

口癖で言っている

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「機会があれば」という言葉を使用する心理には、口癖で言っている、というものも挙げられます。

「今度ごはん食べに行きましょう」「また飲みに行こうね」「遊びに来てね」「今度連れて行ってね」など、誘い言葉の多くは、社交辞令とも取ることができます。

誰かからの誘いの言葉を、いつも社交辞令と取っていたり、いつも冗談だと思って真に受けていない人ですと、誘いを受けようとも断ろうとも特に考えることがなく、口癖のように「機会があれば」という言葉で返事をしていることもあります。

誘ってもらえれば行くけど現時点では消極的

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