目次
- ミソジニーの意味とは
- 男性におけるミソジニー
- 女性におけるミソジニー
- 宗教におけるミソジニー
- ミソジニーの対義語とは
- ミソジニーとミサンドリーの違い
- 性への差別という点では同じ
- 男性社会であることを考えればミソジニーのほうが優位である
- ミサンドリーの攻撃は男性社会の影響で叩き潰されることも多い
- ミソジニーの行動や態度の具体例
- セクハラをする
- 女性を性的欲求を満たす道具としか見ていない
- 女性の意見を全て否定する
- 男性の意見を全て肯定する
- 「これだから女は」と言って何でも性別を絡めてくる
- ミソジニーになる人に考えられる原因
- モテなかった
- 自分の顔にコンプレックスがある
- トラウマがある
- 母親との関係が悪い
- 男性社会であることが当たり前だと考えている
- 女性の社会進出によって男性の肩身が狭くなっていると感じている
- 父親が女性差別をする人だった
- ミソジニーへの対処法
- できるだけ関わらない
- 女性に優しい男性を味方につける
- 上司や警察に相談する
- ミソジニーにはオタクが多い?
- オタクはモテにくいためそれが原因でミソジニーになることも
- オタクのミソジニーが直接的に女性を攻撃することは少ない
- 日本にはミソジニーが多い?
- 日本には男性優位の文化があった
- 宗教におけるミソジニーは少ない
- 日本のミソジニーは少なくないが攻撃性は他国ほど強くない
- ネット上にミソジニーが多い理由
- リアルで女性を差別すると反感を買うから
- 面と向かっては言いにくいから
- 女性の主張を目にする機会が多くそれを読んで反論したくなる
- ミソジニーに屈しない強い心を持とう
基本的に、最初の人間関係を学ぶ場は家庭です。その家庭の中で母親との関係が悪かったり、母親がいわゆる「毒親」だった場合は女性全般に対して不信感を抱いてしまい、男女問わずミソジニーになる確率が上がってしまいます。
男性の場合は女性との関わり自体に嫌悪感を抱いてしまい、最初から女性を避けるため普通の女性と人間関係を構築する機会もなくますます自分の中での憎悪を膨らませてしまいます。女性の場合も、自分が嫌悪する母親と同じ性であるということが受け入れられず、大きなストレスを抱えてしまうでしょう。
男性の場合は女性との関わり自体に嫌悪感を抱いてしまい、最初から女性を避けるため普通の女性と人間関係を構築する機会もなくますます自分の中での憎悪を膨らませてしまいます。女性の場合も、自分が嫌悪する母親と同じ性であるということが受け入れられず、大きなストレスを抱えてしまうでしょう。
男性社会であることが当たり前だと考えている
via pixabay.com
現在、事実として医師や弁護士などの資格職は男性が多くなっています。そういった世界が当然だと認識したまま成長すると「社会は男性が働き女性が家の中にいる男性社会の方が当然で、円滑に生活することができる」と考えるきっかけになってしまうでしょう。
こうした考えを持っていると、次第に「会社の中にいる女性は男性と張り合っているが勝てない存在」や「専業主婦として家の中にいる女性は男性の稼ぎを当てにすることでしか生きられない存在」だと見下す原因になることもあります。
こうした考えを持っていると、次第に「会社の中にいる女性は男性と張り合っているが勝てない存在」や「専業主婦として家の中にいる女性は男性の稼ぎを当てにすることでしか生きられない存在」だと見下す原因になることもあります。
女性の社会進出によって男性の肩身が狭くなっていると感じている
via pixabay.com
男性社会が当然だと考えずに男女の共働きを推奨していても、その共働きによって自分の肩身が狭くなるのは好ましくないと考える男性も多いでしょう。自分の家事分担が増えてしまったり、出世の機会が女性の同期に奪われた場合は成長してからミソジニーになってしまうこともあります。
女性の社会進出によって肩身が狭くなると考える男性の場合、結婚後に急にミソジニーになる場合もあります。「結婚前は普通だったのに急にモラハラするようになった」などのケースは、これが原因である場合もあります。
女性の社会進出によって肩身が狭くなると考える男性の場合、結婚後に急にミソジニーになる場合もあります。「結婚前は普通だったのに急にモラハラするようになった」などのケースは、これが原因である場合もあります。
父親が女性差別をする人だった
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母親との関係が悪い家庭で育った子供がミソジニーになる可能性が高いのと同様に、父親自身がミソジニーの家庭で育つことも子どもの思考に大きな影響を与えてしまいます。特に子どもが男の子の場合、憧れの存在である父おやが蔑視している女性のことを尊重する心は育ちにくいでしょう。
父親が何かにつけて「だから女はダメなんだ」のような発言をしていることで、最初はその発言を真似るだけだった男性も次第に心の底からミソジニーの思想に染まってしまうケースは決して少なくはありません。
父親が何かにつけて「だから女はダメなんだ」のような発言をしていることで、最初はその発言を真似るだけだった男性も次第に心の底からミソジニーの思想に染まってしまうケースは決して少なくはありません。
ミソジニーへの対処法
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女性にとって、身近にミソジニーがいると不快なだけではなく身の危険を感じてしまうこともあるでしょう。では、身近にミソジニーがいた場合はどのような対処をすれば良いのでしょうか。少しでも有効な対処法を覚えて、自衛するようにしましょう。
できるだけ関わらない
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残念ながらミソジニーは説得して考えを変えるのはほぼ不可能です。ましてや女性のあなたがミソジニーを否定したところで、相手にとっては聞く価値のない意見であると判断されて否定され、不快な思いをするだけになってしまうでしょう。
身近にミソジニーがいる場合、関わっても相手を変えることもできずに嫌な気持ちになってしまうだけです。仕事上どうしても関わらなければならない場合を除いて、雑談などでも相手が近くにいる場所ではしないようにするなど徹底的に避けるようにしましょう。
身近にミソジニーがいる場合、関わっても相手を変えることもできずに嫌な気持ちになってしまうだけです。仕事上どうしても関わらなければならない場合を除いて、雑談などでも相手が近くにいる場所ではしないようにするなど徹底的に避けるようにしましょう。
女性に優しい男性を味方につける
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ミソジニーは女性の意見は徹底的に排除しようとする一方で、男性の意見であれば素直に聞き入れるという一面も持っています。あなたがミソジニーと対峙しなければならない時は、できるだけ女性に優しい男性を味方につけて二人っきりでミソジニーと会わなくても良いようにしましょう。
ただし、あまり男性の力ばかりを借りているとミソジニーは「男性がいなければ何もできない無力な存在」だという認識を強めてしまう場合もあるので注意が必要です。
ただし、あまり男性の力ばかりを借りているとミソジニーは「男性がいなければ何もできない無力な存在」だという認識を強めてしまう場合もあるので注意が必要です。
上司や警察に相談する
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聞こえよがしに悪口を言ってくるだけのミソジニーなら関わらないようにすることで被害を防ぐことはできますが、実際に仕事の邪魔をしてきたり危害を加えてくるようなミソジニーに対しては女性が避けるだけでは対応できない場合もあります。その場合は、迅速に上司や警察に相談しましょう。
上司の理解を得られれば、ミソジニーと全く違う部署に異動できて関わりをなくせるかもしれません。その他、ストーカーなどのように直接的な嫌がらせをしてくる場合は社内だけで解決しようとせずに、できるだけ早期に警察に介入してしまうのも有効です。
上司の理解を得られれば、ミソジニーと全く違う部署に異動できて関わりをなくせるかもしれません。その他、ストーカーなどのように直接的な嫌がらせをしてくる場合は社内だけで解決しようとせずに、できるだけ早期に警察に介入してしまうのも有効です。
ミソジニーにはオタクが多い?
via pixabay.com
実はミソジニーの中にはかなりに確率で男性のオタクが混ざっているとも言われています。では、なぜミソジニーにはオタク男性が多いと言われているのでしょうか。その理由と、オタク男性がミソジニーになった場合の特徴を紹介していきます。
オタクはモテにくいためそれが原因でミソジニーになることも
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先ほど解説した通り、モテないことが原因で女性に対する憎悪を募らせて逆恨みのようにミソジニーになってしまう人も少なくはありません。オタク男性自体、女性との関りが少ない上にモテづらいため、そうした要因が元でミソジニーになってしまうケースがあります。
特に、周りのオタク仲間の男性は恋人や配偶者がいるのに自分だけモテない場合は、焦りから女性に対して高圧的な態度をとり、ますます女性に嫌われてミソジニーが加速してしまうというケースに陥ってしまうこともあります。
特に、周りのオタク仲間の男性は恋人や配偶者がいるのに自分だけモテない場合は、焦りから女性に対して高圧的な態度をとり、ますます女性に嫌われてミソジニーが加速してしまうというケースに陥ってしまうこともあります。
オタクのミソジニーが直接的に女性を攻撃することは少ない
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