2019年9月7日 更新

強い信念のある人の特徴5つ!ない人との違いや信念が持てる名言も

信念とは何かについて調べても腑に落ちないことも多いものです。そのような状況を改善すべく信念の心理学的な意味や例。信念のある人や強い信念を持つ人が起こしてしまう対立。さらには、名言や仕事を信念とする考え方などの情報をご紹介します。

目次

信念とは

Chalice Wine Prayer - Free photo on Pixabay (411651)

信念は他の物事とは違い、確定的に説明ができるものではありません。そもそも何に基準をおいて、何を正しいとし、どういう行動を起こすのかすらも、個人によって異なるのですから、ここに定義を定めるということは、個人の思考を束縛することになってしまうのです。

ですから、ここでご紹介する信念とは、信念がどのような性質のものであり、また、信念という言葉がどのようなときに使用されるかという点であることになります。

正しいと信じる自分の考え

Up Sky Looking - Free photo on Pixabay (411650)

社会的な正義、宗教における正義、家族や信頼のおける人々の中においての正しいこと。それを踏まえた上で導き出された自身のあるべき正義。それは信念と呼ぶに相応しいものとなるでしょう。しかし、こちらを説明しろと言われても中々に難しいこととなります。

それは己自身の自我を言葉で表すようなものであり、その分野を研究されている哲学者や心理学者でさえも、可能なことではありません。なぜなら、その信念を証明することができないからなのです。

固く信じ疑わない心

Bible Book Open - Free photo on Pixabay (411649)

上記と同じく信念という言葉が使用されるときに、この意味で用いられることが多いものとなります。善悪に関わらずとも、物事がこうあるべきと考える心が存在するのであれば、信念と呼ぶには相応しいものとなるです。

正当化された真なる信念などといった観点からの研究も存在しますが、その正当化や真なるという文言でさえも、仮定に過ぎず、それを言い切ることはできないのです。ですから、一般的な認識における、自身が信じて止まないことを信念と置き換えて使用するべきでしょう。

行動の基礎となる態度

Celebration Festival Sparkler - Free photo on Pixabay (411648)

このことこそが、信念という言葉の存在意義とも言えるものです。人が行動を起こすときには、自身が生存するための行動以外の全てにおいて、信念は常に傍らに存在しております。それは他者が認識できる自身の個性ともなり得るものとなります。

ですから、信念は人生においてとても重要なものとなります。こうあるべきという考え方や、何をしたいなどの単純な欲求も信念に裏付けされており、もし他者の信念を読み解くことができたのであれば、その人の行動を読むことさえも可能なのです。

信念の使用例

New Year'S Day Wallpaper Sylvester - Free image on Pixabay (411646)

信念には正しい定義は存在しないものでありますが、言葉として使用される場合は正しい用法というものが存在しております。それは「考え」という言葉と同様の使用法を用いられており、信念と使用されている文章の信念を「考え」と置き換えても不自然なことにはなりません。

つまり、信念とは「考え」のとても個人的なものであり、また個人の心に近しい「考え」として使用されるものです。そのため、信念の使用用途はとても幅広いものとなります。

私の信念に基づき彼の行動を看過できません

Teacher Word Bible - Free photo on Pixabay (411645)

社会的な正義と個人の正しいことが異なる場合に使用されることの多い文章となります。事実、社会的な正義、例えば法律や憲法などが個人の考えとそぐわないことは多いものです。そして、それが、自身の心に寄り添ったものであるならば、信念と呼称されるべきものであります。

他にも、個人と個人の考えが大きく異なる場合においてもこちらは使用されます。それは正義や悪などではなく、個性と個性のぶつかり合いであり、無秩序な論争に発展することになるでしょう。

彼は信念を曲げようとしない

Believe Young Hope - Free photo on Pixabay (411644)

個人の中で固く信じる心がある場合、他者が何を言おうと聞く耳を持たないこととなります。またこれを変えるよう促すことは、その人との大きな隔たりを生むことになり、へたを打てば暴力沙汰ともなり得るものです。

過去においてはこのためだけに戦争が起こるなど当たり前のことでありましたし、現在でもそれがないとは言い切れないものです。しかし、多くの考えの情報を手に入れられる現代では、争いを避けるべく固定的な信念を持たぬよう努めることが多く、そのため、この文章を他者に向けて放つことになるようです。

ですが、そのように広い考えを受け入れ過ぎると、自己の存在理由さえもあやふやとなることを呼び起こしかねないものとなります。

信念を貫くのなら覚悟が必要だ

Fireworks New Year'S Day Year - Free image on Pixabay (411643)

正義や悪に寄らずとも、自身の信念を貫き通すことは素晴らしいと感じるものです。それは自己の存在理由を決定付けるものとなり得るからでしょう。ですから、信念を貫くことは食欲や性欲などの人間の大きな欲求の一つとも言えるのです。

ですが、それは同時に他者の信念を脅かす可能性の高いものとなり、ここでも争いを犯しかねないものなのです。そのため、他者にその信念を押し付けることは望ましくなく、一人で耐えねばなりません。そういった意味を考慮に入れたこの文章は、とても大きな決意による覚悟なくしては、信念を貫けないことを示唆しているのです。

心理学での信念の捉え方

Christening Event Room - Free photo on Pixabay (411641)

感情、知覚の他に、認識、評価などのもの、さらには動機、行動傾向などの心の動きが持続的に続くことを態度と心理学では位置付けているようです。またこれらのことは必ずしも一つ一つが表されるのではなく、複合的に表現されるものであり、総合的に見た持続的な様子を態度と定義していることになります。

その態度は様々な場面で表されますが、多くの経験を得たことによって、さらに安定的で持続的である態度を信念とするようです。

このような心理学における定義を持ってして、信念についての考察を行っていきます。しかし、これからご紹介するのは心理学者が提起しているものではないことをご了承下さい。

思い込み

Clock Champagne New Year'S Day - Free photo on Pixabay (411640)

1 / 5

関連する記事 こんな記事も人気です♪