2019年7月12日 更新

仮面浪人の成功率は?仮面浪人のメリットとデメリットとは

仮面浪人の成功率をご存知でしょうか?仮面浪人は在籍する大学を退学する訳ではない為、利点もあります。しかし、失敗することも多く、裏切り者扱いを受ける場合や、履歴書に記載する必要もあります。この記事では、仮面浪人の成功率や、利点と欠点を紹介します。

目次

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大学は私立と国立の2種類があります。私立の大学は、一般的に国立よりも学費が高い場合が多い為、学費を抑えたい人は国立の大学が第一志望となり、滑り止めに私立の大学を受験します。

しかし、国立の大学に合格出来ずに私立の大学に通うことになる場合もあります。その為、学費を抑える為に、私立の大学に在籍しながら国立の大学を受験しようとして仮面浪人になる人もいます。

学費を抑えたいという理由で仮面浪人の人は、「家族の負担を減らしたい」など家庭の事情があることが多くなります。

仮面浪人のパターン

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仮面浪人になる理由について紹介しました。仮面浪人になる人は、「第一志望にどうしても行きたい」「他の大学の方が学びたいことがある」など様々な理由から仮面浪人を選んでいることが分かりました。

仮面浪人は、現在の大学に在籍しながら他の大学を受験しようとする人のことを指します。しかし、在籍していれば条件を満たすことが出来ることから、仮面浪人にも様々なタイプの人がいます。

では、仮面浪人の種類とは、どのような分類があるのでしょうか?仮面浪人のタイプを3つ紹介していきます。

在籍大学に普通に通うタイプ

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他の大学生に溶け込みながら、仮面浪人をしているタイプの人もいます。このようなタイプの人は、仮面浪人であることが全く分からないことが殆どです。在籍している大学に普通に通いながら、空いている時間に勉強をしています。

他の大学生と同じように大学生活を送っている為、仮面浪人であることは周囲からバレにくくなります。友人関係やサークル活動なども行っているという人もいる為、仮面浪人であることは殆ど判別が付きません。

しかし、このタイプの場合、大学との両立が最も難しくなってしまいます。

必要な授業・友人関係のみ続けるタイプ

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普通に大学に通うのではなく、必要最低限の授業だけを受けながら仮面浪人をしているタイプの人もいます。大学では進級する為に必須となる授業などがある為、その授業のみ最低限受講する人が多くなります。

また、友人関係は必要な人とだけ交流を続け、サークルなどの大きな集まりへの参加はしないことが殆どになります。在籍する大学との関わりを最小限に留めることで、受験勉強に集中することが出来ます。

勉強時間の確保もしやすくなる為、このタイプを選ぶ人もいます。

休学し自宅で勉強するタイプ

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大学に休学届を提出して受験勉強に専念するという人もいます。学費は幾らか払う必要がありますが、休学届を提出すれば大学に籍を残した状態にすることが出来ます。その為、受験のみに集中したい人はこの方法を使います。

休学にしておけば、授業に出る必要もなくなる為、自宅で受験勉強のみに時間を使うことが出来ます。但し、大学に全く行っていないのに学費は払う必要がある為、損である部分もあります。

また、休学することに家族が反対するケースもある為、理解が得られた場合のみこの方法を使うことが出来ます。

仮面浪人のメリット

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仮面浪人のタイプについて、それぞれ紹介しました。仮面浪人には、在籍する大学に通いながら勉強をするタイプや、大学を休学して勉強に専念するタイプがあることが分かりました。

仮面浪人が、一般的な浪人ではなく仮面浪人を選択しているのは、一般的な浪人にはないメリットを感じているからです。では、仮面浪人のメリットとは、どのようなものがあるのでしょうか?

仮面浪人にしかないメリットとは一体何なのか、仮面浪人になることで得られるメリットについて紹介していきます。

安心感が持てる

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一般的な浪人生は、受けた大学が全て不合格であったか、第一志望に行く為に受かっていた滑り止めの大学は辞退して受験勉強をしています。その為、「もしまた受からなかったらどうしよう」という不安が常にあります。

しかし、仮面浪人は大学に在籍しながら受験勉強をする為、受からなかった時にやり直しが出来ることから、安心感があるというメリットがあります。一般の浪人生よりも追い詰められた状況ではない為、安心することが出来ます。

保険を掛けておくことが出来るという点が、仮面浪人のメリットになります。

友人を作ることが出来る

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大学に通いながら受験勉強をする場合、大学の友達が出来るというメリットもあります。受験勉強ばかりしていると、息抜きをすることも、新たに友達を作ることも難しくなってしまいます。

しかし、仮面浪人をしながらであれば、大学で友達と少し遊んで気分転換をすることも出来ます。浪人生が通う予備校では、勉強をすることが主体になってしまう為、なかなか友達を作るという雰囲気にはなりません。

その為、仮面浪人は外の人との繋がりがなくならないことから、メリットであると考える人もいます。

休学から復学出来る

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休学をして仮面浪人をしている場合、もし受験に失敗してしまったとしても、休学している大学に復学することが出来ることも大きなメリットになります。安心感があるという項目で述べた通り、やり直すことが可能になります。

「1年休学して受験勉強をして、もし受からなければ今の大学で頑張ろう」と、期間を決めて仮面浪人を選択することも可能になります。失敗しても、全く0になってしまうことがない為、メリットに感じる人もいます。

休学している期間は受験に集中出来、最悪復学することも出来る為、大きな利点になります。

向上出来る

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「今の大学とは別の大学で、もっとこの分野を勉強したい」などの理由から仮面浪人になった人は、仮面浪人になることで自分自身を向上させることが出来るというメリットがあります。

結果として仮面浪人が成功すれば、更に高みを目指すことが出来る為、自分自身の成長に繋げることが出来ます。また、仮面浪人をしている期間は再度勉学に励むことになる為、自分にとってプラスになることもあります。

もう1度受験勉強を経験することで、自分自身を成長させることが出来ます。

仮面浪人のデメリット

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