巨像恐怖症の症状や原因とは？巨像恐怖症の種類や克服方法も

巨象恐怖症は、ただの思い込みだということもあります。自分は深刻な状況にとらえてしまっているかもしれませんが、実は大きな建物などによる恐怖心は、ただの思い込みにすぎないということもあるのです。

巨象恐怖に限らず、こうした恐怖心の多くはただの思い込みによるものが多いです。建物が自分に多いかぶさってくるかもしれない、巨象が動き出して、自分を踏みつけてくるかもしれないなど、ただの思い込みからくる恐怖心ばかりなのです。

しかし、根拠がなくてもこうした恐怖心が襲ってくることは確かです。一度こうした恐怖心を持ってしまえば、なかなか取り除くことはできません。

原因不明

巨象恐怖症は、こうしたさまざまな原因が考えられていますが、実はまだはっきりとした明確な原因は不明なのです。ここまで説明した原因の中に、自分に当てはまることはあるかもしれませんが、実際は直接的な原因は不明だと思っておきましょう。

明確な原因が特定できないからこそ、巨象恐怖症は怖い病でもあります。どのようなことが原因か分からない場合、その原因が特定できないということですから、根本的な解決ができないことも考えられます。

巨像恐怖症の症状

それでは、巨象恐怖症の症状について解説していきます。巨象恐怖症を持っている人は、さまざまな症状に悩まされているのです。

ただ、大きな建物などを見ると怖いということだけではなく、巨象恐怖症の人の独特の症状もありますので、じっくりと確認をしてみてください。

巨象恐怖症に陥っている人は、自分に当てはまる症状はないか確認してみましょう。

大きなものが基本的に怖い

巨象恐怖症の人は、基本的には大きなものが怖いのです。大きなものと言ってもさまざまなものがありますが、巨象恐怖症の人は、大きなもの、全般的に怖いという感情が起こってしまいます。

では、どのくらい大きなものが怖いと感じるのでしょうか。それは巨象恐怖症の人によって大きく異なりますが、人によっては自分がイメージしている大きさを超えれば怖いという感情が起こってしまう人もいます。

仏像と聞けば、このくらいの大きさが普通という基準が自分の中にあり、その大きさを超える巨象と呼ばれる仏像を見れば恐怖に感じてしまうのです。

圧迫感が怖い

また、巨象恐怖症の人が怖いと感じる感情の中に、圧迫感があります。大きな建物を見たり、巨象を見たりすると、圧迫感を感じてしまいます。

これは、巨象恐怖症の人でなくてもこうした心境になってしまうでしょう。しかし、巨象恐怖症の人は、より強い圧迫感を感じてしまいそれが恐怖心に変わってしまうのです。

こうした感情が沸き起こるタイミングはさまざまなで、急に強い圧迫感を感じてしまうようなこともありますので、自分でコンロトールができないのです。

うっすら見える大きなものもダメ

また、巨象恐怖症の人は、うっすらと見える大きなものについても怖いという感情が起こってしまいます。はっきりと目の前に見える巨大な建物については、巨象恐怖症の人でなくても少し圧迫感というか、怖いという感情に近い心境が起こってしまいますが、巨象恐怖症の人ははっきりと見えない巨大なものに対しても怖いという心境が起こってしまいます。

こうした感情になってしまうと、そのものがほとんど見えていなくても恐怖心が自分の中に入り込んでしまいなかなかその恐怖心から逃げることができなくなります。

目の前に仏像がいると気絶しそうになる

酷い症状になってくると、目の前に巨象がいると気絶しそうになるという人もいます。ここまで酷い巨象恐怖症になってしまうと、日常生活に支障が及んでしまうでしょう。

何かに対して強い恐怖心を抱いてしまえば、確かに気絶しそうになるほどになってしまいます。強い恐怖心に対して自分を守ろうとする防衛本能が働き、自分の体の機能をストップさせようとするのです。

とても酷い症状が起こってしまえば、ここまでの症状が現れることがあることを理解しておきましょう。

巨像の前では震えが止まらない

巨象の前に立つと、震えが止まらなくなってしまう人もいます。大きな建物でもこうした症状が現れる人もいますが、どちらかと言えば巨象の方がこうした症状は出やすくなるでしょう。

巨象という存在自体が怖いと感じてしまえば、それがイメージしているよりも大きな巨象であればより恐怖心が増してしまい、震えが止まらなくなってしまうでしょう。

さらに、怖い顔の巨象だった場合には、より強い恐怖心が出てしまいます。こうした症状は長く続いてしまうことがあります。

巨像があると足がすくむ

巨象が近くにあるというだけで、足がすくんでしまう人もいます。実際に目の前に巨象があるわけではなくても、この近くに巨象がある、明日行く観光名所には巨象があるということをイメージしただけで足がすくんでしまうのです。

ここまでの恐怖心がある人は、なかなかすぐには改善されることはできないでしょう。時間をかけて改善をさせることになりますが、ここまで深刻な症状になった場合には、時間をかけても完全に改善させることは難しいかもしれません。

それほど深刻な巨象恐怖症の症状は厄介なのです。

巨像恐怖症の種類は3種類

実は、巨象恐怖症の種類には大きく分けて3種類存在しています。どれも巨象恐怖症であることには変わりありませんが、それぞれ特徴が違うのです。

もし、これからご紹介する3種類の中に、自分に当てはまる症状があるなら、その症状の特徴について覚えておきましょう。その中から改善策が見えてくるかもしれません。

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