目次
- コールドリーディングとは?
- コールドリーディングの使用例
- 占い師や霊能者
- カウンセラー
- 詐欺師
- 恋愛や営業
- 心理学を利用したコールドリーディングのテクニック
- 虹色の戦略
- 隣の芝生
- ジェイクイーズ・ステートメント
- バーナム・ステートメント
- プッシュステートメント
- 自己重要感の肯定
- ダブルバインド
- 民衆の知恵
- アンビバレンス
- コールドリーディングを行う方法
- マインド・スクリプト
- 相手の協力を引き出す
- バーナム効果を使った質問
- 相手の反応を探る
- 情報を引き出す
- 情報の精度を高めて信じ込ませる
- コールドリーディングを利用した恋愛テク
- 誰にでも当てはまる曖昧な質問
- 肯定する質問を連続する
- 不満を引き出す
- 誉め言葉を使って信頼を得る
- 仕事(営業・セールス)で使えるコールドリーディング
- ダブルバインド
- ダブルバインドの使用法
- コールドリーディングの進化版「ホットリーディング」
- ホットリーディングとは?
- コールドリーディングとホットリーディングの違い
- コールドリーディングのメリットとデメリット
- メリット
- デメリット
- コールドリーディングは人間関係全般に役立つ
ダブルバインドとは、「買いますか?買いませんか?」といったクロージングではなく、「AとBのどちらにしますか?」のように選択肢を与え、「Yes」を前提とした質問方法です。人は選択肢を与えられるとその中から選ぶ傾向にあるので、「No」の選択肢がない方が成約の確率が高いです。
またダブルバインドの利点として、選んだ人は「自分で選択した」という心理になる事が挙げられます。「無理に営業された感覚が小さい」「キャンセルの確率が低くなる」などのメリットがあります。
またダブルバインドの利点として、選んだ人は「自分で選択した」という心理になる事が挙げられます。「無理に営業された感覚が小さい」「キャンセルの確率が低くなる」などのメリットがあります。
ダブルバインドの使用法
via pixabay.com
ダブルバインドは信頼性を高めるのではなく、相手を誘導するテクニックです。前提として、信頼関係ができていないとテクニックは効果を発揮しません。
なので、まずは相手の悩みや望みを引き出し、会話を広げていきましょう。相手が深い話をしてくれた場合は、信頼関係ができている証拠なので、ダブルバインドを使用して営業をかけていきます。
「お客様のお悩みでしたら、2つの商品がおすすめです。Aの商品は安価で即効性があります。Bの商品が高額にはなりますがAにはない○○のメリットがあります。どちらにいたしましょうか?」のように、選択肢のメリットやデメリットを提示して、購入する前提で話を進めて行きましょう。
なので、まずは相手の悩みや望みを引き出し、会話を広げていきましょう。相手が深い話をしてくれた場合は、信頼関係ができている証拠なので、ダブルバインドを使用して営業をかけていきます。
「お客様のお悩みでしたら、2つの商品がおすすめです。Aの商品は安価で即効性があります。Bの商品が高額にはなりますがAにはない○○のメリットがあります。どちらにいたしましょうか?」のように、選択肢のメリットやデメリットを提示して、購入する前提で話を進めて行きましょう。
コールドリーディングの進化版「ホットリーディング」
via pixabay.com
「ホットリーディング」というコールドリーディングの進化版のテクニックも存在します。どういったテクニックなのか、コールドリーディングとの違い、使い方について解説しているので、参考にして下さい。
ホットリーディングとは?
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ホットリーディングとは、事前情報ありでリーディングを行う事を指します。相手はこちらが情報を持っている事を知らないので、「この人は自分の事を理解してくれている」「何か特別な力を持っている」のように信用させられます。
実際の使用例としては、「絶対当たる占い」と謳っておきながらホットリーディングを使用しているケースがあります。予約制にしておいて、名前をネットで検索し、SNSやウエブサイトから情報を得ます。あるいは客に紹介してもらう際に相手の情報を聞くという方法もあります。
実際の使用例としては、「絶対当たる占い」と謳っておきながらホットリーディングを使用しているケースがあります。予約制にしておいて、名前をネットで検索し、SNSやウエブサイトから情報を得ます。あるいは客に紹介してもらう際に相手の情報を聞くという方法もあります。
コールドリーディングとホットリーディングの違い
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ホットリーディングはコールドリーディングと同じように、相手の心を読み、誘導するテクニックです。ただし、事前情報のないコールドリーディングと比べて、ホットリーディングはあらかじめ相手の情報を把握しています。相手の情報を把握している分、ホットリーディングの方が難易度が低いです。
また、コールドリーディングは相手の気持ちに寄り添って一緒に問題を解決していく意識ですが、ホットリーディングは相手を騙す目的で使用される事が多いです。
また、コールドリーディングは相手の気持ちに寄り添って一緒に問題を解決していく意識ですが、ホットリーディングは相手を騙す目的で使用される事が多いです。
コールドリーディングのメリットとデメリット
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コールドリーディングは様々な人間関係で役に立ちます。しかしテクニックは使い方を間違えると大事なものを失ってしまう可能性があります。コールドリーディングのメリットとデメリットを紹介するので、参考にして下さい。
メリット
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コールドリーディングを上手く使う事で、短時間で人との親密度を高められます。友人関係や恋愛、仕事など全ての人間関係で役に立つので、一度覚えれば一生もののスキルになります。
また、コールドリーディングを身に着けると、人の気持ち変化を察するのが得意になるので、自分のメンタルコントロールが上達するというメリットもあります。
占い師やカウンセラー、営業職でない人も、コミュニケーション能力を必要とされる事は多いので、コールドリーディングを身につけましょう。
また、コールドリーディングを身に着けると、人の気持ち変化を察するのが得意になるので、自分のメンタルコントロールが上達するというメリットもあります。
占い師やカウンセラー、営業職でない人も、コミュニケーション能力を必要とされる事は多いので、コールドリーディングを身につけましょう。
デメリット
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コールドリーディングは正しく使えば人間関係を円滑にしてくれます。ただし、テクニックばかりに目が行って、相手の気持ちに寄り添う事を忘れる事があります。相手の気持ちを間違って捉えたり、断定的な言い方をする事は関係を壊す原因です。
必ず、「心の内を読んでやろう」という意識ではなく、「あなたの事をもっと知りたい」「もし悩んでいるのなら力になります」という気持ちを持ってコールドリーディングを行いましょう。
必ず、「心の内を読んでやろう」という意識ではなく、「あなたの事をもっと知りたい」「もし悩んでいるのなら力になります」という気持ちを持ってコールドリーディングを行いましょう。
コールドリーディングは人間関係全般に役立つ
via pixabay.com
コールドリーディングは人間関係全般に役立つので、ぜひ身につけましょう。当記事では様々なテクニックを紹介してきましたが、コールドリーディングの第一歩として大事なのは、「周囲の人の気持ちを考える事」です。
例えば、仲良くない人に「人間関係の悩みをかかえてるんじゃない?」のような誰にでも当てはまるバーナム効果を使った質問をされても、「あなたには言いたくない」「いきなりそんな話をして失礼」と思いませんか?
逆に仲の良い人に上記のような質問をされると、「実はこういう事があって…」のように話を聞いて欲しくなります。なので、コールドリーディングを行う際は、必ず相手の気持ちや自分との距離感を評価しながら、徐々に距離を詰めて行く事を意識しましょう。
また、コールドリーディングを身に着けるには練習や慣れが必要なので、まずは仲の良い友達や信頼している人を対象にそれぞれのテクニックを実践してコツを掴みましょう。
例えば、仲良くない人に「人間関係の悩みをかかえてるんじゃない?」のような誰にでも当てはまるバーナム効果を使った質問をされても、「あなたには言いたくない」「いきなりそんな話をして失礼」と思いませんか?
逆に仲の良い人に上記のような質問をされると、「実はこういう事があって…」のように話を聞いて欲しくなります。なので、コールドリーディングを行う際は、必ず相手の気持ちや自分との距離感を評価しながら、徐々に距離を詰めて行く事を意識しましょう。
また、コールドリーディングを身に着けるには練習や慣れが必要なので、まずは仲の良い友達や信頼している人を対象にそれぞれのテクニックを実践してコツを掴みましょう。
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