2019年5月16日 更新

爪半月がないのは病気?爪半月の異常で分かる健康状態

昔は爪半月がない状態は不健康、大きいと健康など健康状態を知るための一つになっていました。現在でも、爪半月が大きいと天才だと言うことがあります。また、爪に異常が現れることで病気の可能性もあります。このことは果たして本当なのか爪の状態を含めて紹介していきます。

栄養バランス

Vegetables Carrot Food - Free photo on Pixabay (277000)

栄養バランスが崩れると、爪半月に限らず爪全体の様子に影響を及ぼします。爪はたんぱく質の一種であるケラチナミンというアミノ酸を含んでいます。

そのため、たんぱく質が足りないと、爪の成長は遅くなり、簡単に割れてしまうなどの異常も起こります。そして前述でも述べたように、爪半月は水分からなります。

そのため、体の水分が足りていないことで爪の乾燥が著しく、割れることや、爪半月の消失なども関係してくるでしょう。

栄養をしっかり摂ることで、爪も健康に保つことができます。

手を使う頻度

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手を使う頻度によって爪の成長も変わるでしょう。指によって大きさが違うという箇所で記載したように、利き手とそうではない手で爪半月の大きさは変わる人もいます。

利き手は、反対の手と違い、多く使用することやたくさん動かすことで、血流も良いです。そのため、爪への栄養も行きやすく、爪の伸びるスピードも違います。

爪の伸びるスピードが速いということは、それだけ爪半月の大きさも大きいということです。反対に、あまり使わないと爪の伸びるスピードも変わるため、爪半月は小さいことが多いです。

生まれつき

Baby Hand Infant - Free photo on Pixabay (277017)

爪半月の大きさは生まれた時の大きさも関係しています。生まれたばかりの時はまだ小さく、爪も未熟なため、爪半月の大きさというものは分かりません。

しかし、成長するにつれ爪の大きさや色などもはっきりしてきます。そこで、爪半月が大きい人は、大人になった後も比較的大きいままであることもあります。

中には、成長するにつれ爪の大きさも変わり、爪半月が小さくなるということもあるため、子どもの時に大きいからと言って必ず大人になった後も大きいとは限りません。

爪半月の大きさで健康状態は分かる?

Running Runner Long Distance - Free photo on Pixabay (277032)

何度か記載しましたが、爪半月の大きさは必ず健康の指標になるわけではありません。爪半月が大きいからと言って絶対に健康というわけではなく、小さいからと言って絶対不健康というわけでもありません。

しかし、爪は血流と新陳代謝が関わっており、爪半月には水分も関わります。栄養を上手く取れていない、疲れなどによる新陳代謝の崩れや、何か疾患が関係した血流異常によっては爪半月の大きさが関係することもあるでしょう。

爪半月の大きさが急に変化することや、消失した場合は自分の体に異常がないか病院で相談してみることも一つです。

爪の明らかな異常は病気の可能性も?

Abdominal Pain Appendicitis - Free photo on Pixabay (277037)

少し見ない間に爪が大きく変化したという場合は、何か病気の可能性もありまうす。爪は体の異常サインを受け取る一つの目安にもなります。

肝臓や心臓などの内臓部分からくる疾患もあれば、皮膚病の可能性もあります。中には難病や悪性の病気という場合も少なくはありません。

見るからに爪に異常があるという場合は、皮膚科がある病院などの受診をお勧めします。自分の体の変化は自分しか分からないことも多くあります。

一つのサインに気づくことも重要です。

爪の状態で分かる健康状態

Depression Loneliness Man - Free photo on Pixabay (277060)

爪半月に限らず、爪全体を見ることは必要です。爪は一種の健康バロメーターでもあります。もし、爪に何か異変がある場合は医師への相談、休息などを取る必要もあるでしょう。

しかし、普段爪の状態を見ていないと気づかないこともあります。爪の異変に早く気付くことが重要ですが、どのような異常があるのでしょうか。爪の普段の状態から異変による予想される疾患を紹介します。

健康な爪

Feather Plume Hand - Free photo on Pixabay (277083)

健康な爪は、毛細血管の色が綺麗に見えるため、全体的に薄いピンク色をしています。常に爪は栄養状態が良ければ1日0.5から0.15ミリ程伸びます。

健康な爪は角質がしっかりとしており、簡単には割れません。また、栄養状態が良ければしっかりと伸び続けるため、綺麗な形を維持します。

水分や栄養が足りないと、この爪は維持されずボロボロになります。それは全体を通して見ることも大切ですが、中には、部分によって症状が出ることもあります。

白っぽい爪

Hands Arms Person - Free photo on Pixabay (277109)

爪が白い場合は、その白い部分の範囲や点状なのかで変わります。白い点状や、線が入った場合は。爪甲剥離と言い、爪と下の皮膚部分に隙間ができることで白い斑点や線状に見えます。

原因は、どこかにぶつけてしまうことや、手荒れ等が原因でもなり、血流不足により爪がはがれやすくなっていることもあります。

他にも、白い爪は貧血や過度なダイエットが原因でなる人もいます。貧血やダイエットによる血流障害、十分な栄養が爪に行き渡らないことが原因です。

鉄分の摂取や、血行を良くするマッサージなどを行うことが良いでしょう。

赤みのある爪

Nails Painting Manicure - Free photo on Pixabay (277074)

薄いピンクではなく赤みが強い爪は、多血症などの疾患の可能性があります。多血症とは、赤血球増加が原因であり、循環器障害による頭痛、めまいを生じ、心筋梗塞や脳卒中などにつながることもあるでしょう。

多血症は、ストレスを感じて起きていることもあり、太っている、高血圧、喫煙している中高年の男性に多く見られます。ストレスは自律神経に異常を来すため、血圧などにも影響が起きます。

もしストレスによる多血症の場合は、ストレス軽減から始め、睡眠や栄養を摂取し十分に休みましょう。しかし、必ずしもストレスとは限らないため、受診をおすすめします。

黒い線の入った爪

The Hand Toenail Thumb - Free photo on Pixabay (277087)

黒い線がある爪は要注意しましょう。ただぶつけたことによる内出血などもありますが、場合によっては悪性黒色腫や慢性副腎皮質機能低下症など難病の可能性もあります。

しかし、全てが悪いものではなく、加齢による爪甲色素線条という線ができるものもあり、悪性黒色腫ではなく、ただの黒子ということもあります。

全てが必ず悪い物とは限りませんが、良いものとも限りません。もし黒色が急な成長を始めた場合や、痛みなどの症状がある場合には医師に相談することをお勧めします。

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