2019年5月16日 更新

爪半月がないのは病気?爪半月の異常で分かる健康状態

昔は爪半月がない状態は不健康、大きいと健康など健康状態を知るための一つになっていました。現在でも、爪半月が大きいと天才だと言うことがあります。また、爪に異常が現れることで病気の可能性もあります。このことは果たして本当なのか爪の状態を含めて紹介していきます。

爪半月とは

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爪半月とは、爪の根本にある白い部分を指します。毎日約0.1ミリから0.15ミリずつ伸びており、甘皮が覆いかぶさっていることが特徴です。

しかし、甘皮がしっかりとくっついているが故に見えない人もいます。指先を使う作業をしている人などは、この甘皮が向けやすく、爪半月が大きく見えるという人もいるでしょう。

では、なぜ爪半月は白いのでしょうか。その理由と、爪半月の別名を紹介します。

爪半月はなぜ白い?

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爪の根本には爪母基と言う部分があり、そうぼきと読みます。この爪母基から出来立ての未熟な爪が出てきます。この出来立ての爪は水分を多く含んでいるため、白く濁って見えます。

爪母基から伸びた爪は、徐々に上に伸び続けることで硬くなり、水分が抜けることで透明に近い色になります。爪母基から伸びるスピードが速いと、水分が抜けきらないまま行くため白い部分が根本から顔を出し、それを爪半月と呼ぶようになりました。

爪半月の別名

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爪半月は、ネイル業界ではルヌーラとも呼ばれています。ルヌーラはラテン語でlunulaと書き、そのlunaという部分が月を意味しています。

ルヌーラの意味は爪半月同様に、三日月形、半月という意味になり、形を意識すると、多少覚えやすいでしょう。英語では半月という部分を取りhalf-moonとも表現され、爪の付け根にある白い部分を指すとこになります。

爪半月だけではなく、甘皮や爪先などにも様々な名前がついています。ネイル業界の方であれば聞いたことのある名前も多いでしょうが、普段は聞きなれない名前です。

爪半月がないのは病気?

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昔は爪半月の大きさによって健康、不健康が判断されていました。現在も爪半月がない場合は栄養が足りてない、不健康などと感じる人もいますが、それは健康かどうかを知る指標にはなりません。

しかし、爪半月の大きさが急に変わった、なくなってしまったという人は注意が必要です。爪は新陳代謝と血流が関係しているため、急な変化は体の中で何かが変わったということもあります。

また、爪が伸びないなどの理由としてダイエットによる栄養失調などが関係することもあるため、一つの指標として考えることも必要です。

爪半月が大きい人は伸びるのが早い

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人によっては爪半月の大きさが違うでしょう。その中には、爪半月が大きい人程爪が伸びるスピードも速いということもあります。

では、何故爪半月が大きい人は、爪の伸びるスピードも速いのでしょうか。これは、個々の体質によるものが関係しています。

その体質や、指によって何故爪半月の大きさに差があるのかということを紹介します。

爪半月が大きいと伸びるのが早い?

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爪半月の大きさは生まれた時から差があります。爪半月が大きい人もいれば小さい人もいます。これは、爪の伸びるスピードが関与しており、爪の伸びるスピードが速い人程、爪半月は大きいです。

爪の伸びるスピードが速い人は、新しい爪が出来た直後に上へ上へと伸びていくため、まだ水分が抜けきっていないまま顔を出します。そのため、白い部分の幅が大きくなります。

しかし、伸びるスピードが遅い人は、新しい爪が出来てもまだ上にこないため、上に出てくる間に徐々に水分は抜け、透明になります。そのため、爪半月が小さくなるのでしょう。

指によっても大きさが違うのはなぜ?

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爪半月は指よっても差があります。これは、新陳代謝と血流が関係しているためです。太い指であればあるほど爪半月は大きいでしょう。その理由として、親指は太いが故に細かい血管も多く、血流が多いためです。

そのため、小指や薬指に行くにつれ、爪半月が小さくなっていってます。また、利き手も関係しており、右利きの人は、右手を良く使うため、血流や新陳代謝も良く爪半月が左に比べて大きいということもあるでしょう。

このように指や利き手によって爪半月の大きさは個人差が出ます。

爪半月が大きい人は天才?

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爪半月の大きい人は天才ということを聞いたことがあるでしょうか。これは本当ではありません。爪半月がない人でも偉業を成し遂げた人もいます。

爪半月が大きい理由として幼少期が関係していることもあります。爪半月が大きい人は、幼少期に体が人より大きかったことや、運動神経が良かったということです。

何故それが理由で爪半月が大きいと言えるのでしょうか。それは、成長のスピードや新陳代謝です。体が大きい人は細胞の成長スピードも速かったでしょう。そのため、爪の伸びるスピードも速かったと考えられます。

成長が早い人は、運動神経が他の子と優れているということもあります。足の長さが違う、体格が違う、力が違うなど様々ですが、このような他者と違う成長スピードが爪半月の成長にも影響していたでしょう。

爪半月の大きさが人によって違いがある理由

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爪半月は人によってサイズが違います。そして、自分の指によってもサイズの大きさが違うこともあります。親指から小指にかけて指は細くなるため、爪自体のサイズも違います。

しかし、何故人によって爪半月のサイズは違うのでしょうか。爪半月の大きさに影響する原因を紹介します。

新陳代謝

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新陳代謝とは、体の古い物が新しい物に変わることを言います。体はそれぞれ臓器の細胞によってこのクール期間が変わります。それは、爪も同様です。

赤ちゃんの頃と比べると、大人になるにつれて爪の生えるスピードも変わります。特に10代の頃は新陳代謝も活発であるため、爪半月の大きさもはっきりしています。しかし、年齢を重ねるごとに爪半月が小さくなっているとしたら、これは新陳代謝が低下していることを表しています。

もし、自分の爪半月の大きさが小さい又は大きいと分かった時に、自分の新陳代謝がどれ程なのか知るいい指標になるでしょう。

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