2019年2月22日 更新

威圧感の意味とは?威圧感のある人の特徴と接しやすい人になる方法

職場やプライベートで距離を置かれてる感じたら、それは無意識に威圧感を与えてるのかもしれません。そもそも威圧感とは、接しやすい人とはどういうことを意味するのか。いまいちど考えて、オーラある接しやすい人のヒントを得ましょう。

坂上忍

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「毒舌」「遠慮がない」「飾らない」コメンテーターとして幅広く活躍されている、マルチタレントの阪上忍さん。テレビの情報番組でも、同じ出演者の人が汗をにじませながら苦笑い…なんて場面も珍しくないほど、思った事をストレートに話す人として知られています。

そんな阪上忍さんですが視聴者や一般人の人からの人気や評価は高く、レギュラー番組も数多く続けてもとているほどです。きつい口調で、時には同じ出演者の人にも声を荒げて話す阪上さんですが、この「威圧感」はテレビを見ている人には「私もそう思う!」「よく言ってくれた!」と共感できる部分が多いようです。

報道という場にいるからこそ、「真実を知りたい、訴えたい」と思っている人には評価が高いのかもしれません。

中尾彬

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日本の声優、俳優業界を長く引っ張ってきた「大御所」的な存在の中尾彬さん。スカーフのオシャレな巻き方がチャームポイントになるなど、身に着けるものにも独特のこだわりがあることで、よく知られています。

中尾さんの場合、インタビューやバラエティー番組で話すと気の雰囲気にとても「威厳」を放ち、ユーモアある言葉遣いでざっくばらんに鋭いことを話す姿が、キャラクターとして定着しています。

俳優・声優という職業がら低く重みのある声ですが、恰幅のよい格好に加えて、腕組をされる姿も多いことから「威圧的」というイメージにもなりやすいですが、常に周りの人を気遣い話題を進めていく機転の良さはやはり、大御所ならではのオーラでしょう。

和田アキ子

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歌手としてもその素晴らしい声量が知られている和田アキ子さんですが、やはり一番は「芸能界の親分」としてのイメージが大きいのではないでしょうか。司会者やタレントとしても広く活躍されちる和田アキ子さですが、情報番組では若手芸人を多く引き連れて、誰も口答えできない状況に…という話も、今ではそう珍しくはありません。

和田アキ子さんの存在感はやはり、女性ながらも長身&大きい声という2点セットが大きく関係しています。テレビの中でも和田アキ子さんが真ん中に立つだけで、「アッコさんだ!」とまず目に飛び込んできます。

また、他の人がお話されている時でも「アッコさんはなんて言うだろう…」と思っている人もいることでしょう。体格と声、そして芸能界の立場がそろったその存在感は大きいです。

沢尻エリカ

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「容姿端麗」という言葉がぴったりで、国民的人気を誇る女優の沢尻エリカさん。かつて舞台挨拶の時に起きた「別に」騒動は、やや記憶からも遠のいている人も多いかもしれませんが、この出来事をきっかけに沢尻エリカさんの「若いのに大物」のイメージは定着したと言えるでしょう。

初初演を飾った「1リットルの涙」ではその演技力も高く評価され、歌手やモデル業にも力を入れて活躍されていますが、「別に」騒動から数年経た今は当時のことをやや反省する発言も度々見られます。

スキャンダル的な騒動を起こした後でも周りからのバッシングに屈することなく、女優として地位を確立し成長し続けてきたその姿に視聴者やファンも「力強さ」を感じているのでしょう。

威圧感がない人になるためには

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では、威圧感がなく相手からも「話したい」「一緒にいたい」と思ってもらう人になるには、どのような事に注意しておくのがよいのでしょうか。芸能人や有名人の例から、または普段の生活での出来事からヒントを得て考えてみましょう。

笑顔でいる

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「怒る」の反対は何よりも「笑顔でいる」ことです。笑顔を向けられて不快に思う人は、あまりいません。相手が知らない相手だとしても、「会釈」ということばあるようにただ微笑むだけでもそれは友好的な意思表示となります。

また笑顔は、その人のコミュニケーション能力の良さと社交性の高さを表してくれます。相手のことを信頼しているというサインにも笑顔は非常に公開的で、普通にしていても威圧的になってしまう人には特に、意識しておくとよいでしょう。

この時の「笑顔」の種類にも気を配りましょう。まだそこまで親しい間柄でもないのに急に爆笑しているほどの顔で向かってこられたら、相手は「何か企んでいるのか」と余計警戒してしまいます。

おっちょこちょいな面を出す

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いつもは「固い」「真面目」なイメージがあった人が、実はおちゃらけたり、自分と同じようにちょっと手を抜いていたりというところを見て、なんとなく親近感を感じるようになった、という経験も多くがあるのではないでしょうか。冗談や失敗をオープンにした素性が見えて、初めて「相手も見せてくれるならこっちも…」と気持ちの壁も取っ払えるということもあるでしょう。

もちろん社会人としての基本的なマナーや常識は大切ですが、お互い同じ人間なのですがから、一度は経験したことがあるようなドジな姿やずる賢い考えなどを一緒に共有してみるのも、自分の「威圧的」なイメージを変えるには良い手法です。

その際、「助けてもらえたら…」くらいの言葉もかけられたら、相手は「普段威圧的な人が自分を頼ってくれている」と感じることができて。そこからより話や交友関係も深めやすくなるでしょう。

自分が威圧感がある人間だと認識する

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どんな場合でも、自分自身を「知る」ということは良好な人間関係を築いていくうえで非常に大切になってきます。

自分がつい威圧的な態度になってしまい、職場や仲間のうちで「どうして…?」と思う反応が返ってたときでも、自分の性質や傾向をふまえておけば「ああ、だからか」と合点がいき、必要以上にショックを受けずにすみます。

また、威圧的な普段の自分の態度や姿勢を変えたいのであれば、自分自身の威圧感に対してうわべだけ感じ取るのでは改善には早くには至りません。こういうところが威圧的なんだ、こういう言葉が威圧感を与えているんだと、理由や傾向を踏まえて「認識」することで、具体的に考えたり意識して行動することが出来るようになります。

人に優しくなる

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威圧感がある人に限らず、私達は「人に親切にしなさい」と小さいころから親や先生たちに教わってきています。ではここでいう「優しく」とは一体どいうことなのか、もう一度具体的に考えてみましょう。

一番わかりやすいのが「困っている人を助ける」という優しさです。職場で言えば、部下が仕事の進め方に困っていたり、失敗をして落ち込んでいたときにはこちらからアドバイスや慰めの言葉をかけてあげると、その人のストレスを抱えている心の重荷をおろしてあげることが出来ます。

もう一つが、「喜んでもらうため」に積極的に働きかける優しさです。友人や恋人であれば「いつも良くしてもらっているお礼に」と贈り物を渡したり、サプライズの行事を計画してあげたりと、相手が幸せになるよう積極的に働きかけることで親密な関係を築くことが出来ます。

話す目線を合わせる

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自分が威圧的になったかな…と感じた時、相手との距離や話す目線の高さはどうだったか、思い出してみて下さい。相手を見下ろす形ではなかったでしょうか。もしくは、反対にむこうが全員「気をつけ」の姿勢でかしこまっていて、こちらが椅子に腰かけて相手を見上る、なんて場面もあったかもしれません。

どちらにせよ、「見下ろす」「見上げる」は立場的に同等ではないことを意味してしまいます。見下ろされたら物理的な圧迫感を感じ、見上げられると目線が自然ときつく厳しい表情になってしまうので、やはり相手は萎縮してしまいます。

もし話し始めた状態で目線や体の位置(高さ)に違いがあるのであれば、こちらから屈んだり立ち上がったりして、相手との目線の高さが合うように自然と合わせるようにしてみましょう。

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