2019年2月22日 更新

威圧感の意味とは?威圧感のある人の特徴と接しやすい人になる方法

職場やプライベートで距離を置かれてる感じたら、それは無意識に威圧感を与えてるのかもしれません。そもそも威圧感とは、接しやすい人とはどういうことを意味するのか。いまいちど考えて、オーラある接しやすい人のヒントを得ましょう。

威圧感がある人

 (70662)

年度末にも近づくと、春からの新しい環境や人間関係が気になってくる頃です。職場では昇給や人事異動で、今までとは違う人の上にたったり大人数をまとめることにもなり得るでしょう。職場だけでなく、習い事や友人関係、付き合っている恋人との間にも新しい風が流れる時期となってきます。

立場や環境が変わると、今までは良好に築けてきた人間関係と何かが違う…と感じる人も多いかもしれません。今まではざっくばらんに話せていたのに、なかなか腹をわって話してくれなくなった。初対面でもどこか距離を置かれて、打ち解けるのにあれこれ悩むようになった。

もしかして知らず知らずの間に相手に威圧感を与えたり、話しにくい雰囲気を作ってしまっているのかもしれません。新しい季節に向けて、親しい人にも初対面の人にも「話しやすい人」と思われるにはどのようなことに気を付けた方がよいか、一緒にいまいちど確認してみましょう。

威圧感の意味とは?

 (70664)

「威圧」を辞書で調べると「威力や威光、権力によって相手をおさえつけること。」という類の説明が出てきます。派生語の「威圧的」という言葉になると「他人に対して、おどしつけるような態度であるさまのこと。」となり、やや敵意をもった態度のニュアンスにもなってきます。

もし当の本人が故意にではなく無意識のうちの態度であっても、受け取る側の相手からすると「相手が自分に敵意や敵対心をもっている」という印象になるので、当然むこうも構えたり一歩距離を置く態勢になってしまいます。

威圧感がある人の特徴

 (68016)

友達と話していると「あの人威圧感があって…」「わかるー!」というようなやりとりを聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。日頃私たちは、上司や先輩、テレビの人たちを見てなんとなく感じ取る共通の雰囲気をまとめて「威圧的だ」と言っていることも多いです。

「威圧的」とはどんな状態なのかを具体的に認識し、回避していくことで、相手からも「話しても大丈夫」と思ってもらえる雰囲気で接することが出来るようになります。一つ一つ確認して、それをどのように変えていけば良いか一緒に考えてみましょう。

顔が怖い人

 (67598)

「人は見た目が〇割」という書籍が人気になるほど、人付き合いをする上でその人の顔の様子が重要であることは世間でも話題になっています。ここでいう「見た目」は決して美人や美形ということではなく、相手に安心感を与えられる笑顔を作ることが出来るかということです。

顔は一番、その人の心を映し出すところです。顔が怖かったら当然、その人は自分に対して少なくとも「良い感情」は持っていないと誰もが感じることでしょう。自分に身に覚えがなくても、表立って自分への不平不満を表している人であれば、やはり「何か怒られている」と上からの受圧的なプレッシャーを感じてしまいます。

背が高い人

 (67601)

威圧的の意味は「相手を押さえつけようとしている」というもので、どこか上から下へ力が加えられているニュアンスが感じられます。背が高い人が必ずしも威圧的とは限りませんが、役職や仕事上の立場が上の人であれば、その身長差もいくぶんプレシャーに感じられるでしょう。

もし、あなたの前に同じように上司の立場の人が2人いたとします。一人は自分よりもやや背が低く、もう一人は自分よりもはるかに大きい190㎝近い男性とします。ある日突然、2人から真剣な顔で別々に「ちょっといいか。」などと声をかけられたら、当然背の高い上司の方から受ける威圧感や圧迫感の方が大きくプレッシャーとなるでしょう。

背が高いことは威圧的であることの必要条件ではありませんが、十分条件になる要素をとても多く含んでいます。

体格が良い人

 (67592)

体格の良い男性は「男らしい」「スポーツマン」というメリットもありますが、背の高さと同様に場合によっては相手に威圧感を与える要素にもなってしまいます。

全員というわけではもちろんありませんが、人よりも体格ががっしりしていたり、普段から鍛えて筋肉質の人は特に、自分が相手に「力」や「強さ」の印象を感じさせていることを意識しておく必要があります。

体格の場合、身長が実際にそこまで高くなくても、実際よりも大柄に見えやすい傾向があるので「自分は背が低いから大丈夫」とは安心せず注意しておきましょう。

腕を組んでいる人

 (67587)

腕を組むという行為に関しては、心理学的にも「自己防衛」「拒否」の意味を含んでいるとよく言われています。自分の領域や空間を作り、相手には自分の方に侵入して欲しくない気持ちの現れということです。

気持ちの面では腕組みをしている人の方が何かを恐れていたり、不安を感じているためこのような態勢になるのですが、向けられた相手はその敵対心を真っ先に感じてしまうので、当然威圧的な印象をもってしまいます。

スポーツの試合などで、監督やコーチが選手のパフォーマンスに不満をもっているときにも、腕組みの仕草がよく見られるように、子どもの頃から「怒られている」と感じているときの大人の格好としてインプットしている人も多いでしょう。

声が大きい

 (67606)

小さい時から、親や大人から怒られるときはたいてい「早く〇〇しなさい」「ダメっていったでしょ!」と大声で怒鳴られる経験をしてきた人が多いのではないでしょうか。父親はもちろん、母親が大声で自分に向かって何かを放したりという時は、たいてい注意や不満の意思を伝えることが多いです。

それほど「大声」ということは「怒り」や「不満」のイメージを強く持っています。普段でも、同じ言葉を発していても急に大声で話されると「何かあった!?」と驚いてしまいます。

ましてや上司や恋人など、普段から「頼る」立場になることが多い人の声が大きいと、自分の意見も自由には言いにくくなるくらい構えてしまいがちです。

実は精神的に弱い

 (67589)

よくアニメでも、隣に住んでるいつもしかめっ面の頑固おやじが、実は繊細で寂しがり屋……というお話はよく見られるように、実は気持ちが弱い人がそれを隠すために威圧的になるという場合も少なくはありません。

腕組みをする特徴の箇所にも記しましたが、自分の領域に入ってこられることを恐れたり、防衛状態になっている時にその気持ちを隠そうとして、相手に威圧的になることもあります。

もし自分が威圧的な態度になってしまう方の側になった場合でも、それはもしかして自分の中に躊躇いがあったり、相手に対して構える姿勢になっているのかもしれません。

威圧感がある人のメリット

 (71013)

威圧感があると「怖い」「話しにくい」と思われがちですが、逆にそれがメリットになる場合もあります。もし自分が普段、威圧的になりがちだと感じているのであれば悲観的になるのではなく、その長所を活かしてみる方向に考えてみましょう。

1 / 4

関連する記事 こんな記事も人気です♪