2019年2月22日 更新

威圧感の意味とは?威圧感のある人の特徴と接しやすい人になる方法

職場やプライベートで距離を置かれてる感じたら、それは無意識に威圧感を与えてるのかもしれません。そもそも威圧感とは、接しやすい人とはどういうことを意味するのか。いまいちど考えて、オーラある接しやすい人のヒントを得ましょう。

人から舐められない

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ビジネスの場では商談や交渉など、相手との利害関係を考えつつこちらの要求もとおるよう進めていくことが重要となってきます。もちろん相手が年下であれ年上であれ、誠意をもって接することがビジネスパートナーとしてのマナーですが、ときには自分よりも年下、あるいは気が弱そうだからといってやや舐められた対応をされることもあります。

会議や商談の時、もし目の前に座った男性が体格も大きく、表情も少しこわめの威圧的な人であれば、少なくとも最初から目下に見られた態度で話されるということは少ないでしょう。

座っているだけでも威圧感を感じる人であれば、立場上も上の人だという印象を持たれることが多いので、最初から対等の立場として「win-win」の関係で関係を築く必要があると相手も思うはずです。

冗談を言われない

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普段から職場や集中しているときには真剣メードになっていて、冗談や雑談が苦手という人も多いです。決して対人関係が苦手というわけでも、話しかけてくれた相手が嫌というわけでもなく、ただその人のリズムとして「笑いながら」、「話しながら」仕事を進めるというのが苦手なだけなのです。

そんなとき、もしその人が普段から威圧的な態度の人であれば、周りの人もあえて雑談や談笑をもちかけてくることも少ないはずです。

「面白いことを言わないといけない」とストレスを感じることもなく、自分の醸し出す雰囲気だけでその環境を回避することができます。集中したいこと以外のことには神経を使う必要もなくなり、仕事の力量にもより一層磨きをかけることができます。

大物になりやすい

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「大物」というとどのような人を思い浮かべるでしょうか。政治家、芸能人、スポーツ選手……。いずれの職種であれ、各分野を代表する人たちが世界へ羽ばたいています。

政治家であれば大統領や大臣、芸能人であれば「大御所」と呼ばれる立場の人たちを想像してみて下さい。どの人も笑顔を見せることはあっても、重要な会議やインタビューの時はどこか重厚な雰囲気を醸し出してはいないでしょうか。スポーツ選手でも、プレイ中は非常に熱く叫んだりガッツポーズをしつつも、トーク番組やインタビューでは非常に落ち着きをはらって、言葉一つ一つに重みを感じさせる話し方の選手が多くいます。

威圧感のある人が放つ威厳や重々しさは、決して自分を隠すためだけではなく、普段から自分自身にも厳しいことの現れであることもあります。

威圧感がある人のデメリット

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どんなことでもメリットもあれば必ず、デメリットがあります。でもそれを悲観的に考えるのではなく、「ああ、こんなことも起こり得るんだ」と予め知っておけば、いざという時に必要以上にショックを受けることもありません。または、そうならないように事前に対策をとっておくことも出来ます。

ギャップ萌えされやすい

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どんな人でも、普段から威圧感があるからといって24時間絶えずそのイメージでいるということではありません。ふとリラックスした時や、何かとっさのことに驚いたときなどは普段とは違う表情をしてしまったり、焦って高い声を出してしまうなんてこともあります。

もし普段あなたを「威圧的で怖い人」と思っていた部下であれば、そんないつもと違う一面を見たら「意外にかわいいんだ!」とそのギャップにキュンとしてしまうかもしれません。

打ち解け合うのに良いきっかけとなるのであれば良いですが、普段から雑話や談笑を好まず何かに集中したいのであれば、普段から威圧的でいるとそのイメージが定着しすぎてしまう心配もあります。

人から喧嘩を売られやすい

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本人にはそのつもりはないのに、つい自分が威圧的な態度になってしまい「喧嘩を売られてる!?」と相手を戦闘モードにさせてしまうということも多くあります。初対面だったり、そこまで深い間柄ではないと弁明の余地もなく、相手から売られた喧嘩をつい買ってしまう…なんてことにもなりかねません。

もし10代や20代の若者であれば自分が威圧的な態度になってしまっている場合、年上の相手から「生意気な態度」「調子に乗ってる」と捉えられて、やはり喧嘩になってしまいます。

また、もしその人自身は気が弱いけではなく普通にしてても威圧的になってしまう場合でも、受けて側が自分の「怖い」気持ちを隠そうとして、よけい虚勢を張って喧嘩を売ってくるということもあります。

怖がられる

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「怖い」「怒られている」と感じてしまう威圧的な態度であれば、当然相手は怖がって話も続けにくくなってしまいます。職場で自分が上の立場であれば、指示を出す前から相手にプレッシャーを与えることとなり、相手のパフォーマンスにも影響が出てしまうかもしれません。

学生や若い世代の間でも、新学期や新生活が始まって「さぁ、新しい人間関係作りだ!」と心機一転を試みても、最初に「威圧感がある人」という印象を最初に持たれてしまったら、なかなか話しかけても怖がられて緊張をとくことが出来ず仲良くなるのにも時間がかかってしまいます。

性格を見てもらえない

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話してが聞き手に与える影響についての研究結果で「メラビアンの法則」というものがあります。アメリカのメラート・メレアビアンという人が発表した実験結果に基づく有名な解釈ですが、その中で「人の第一印象は3~5秒で決まる」と書かれています。

初対面の人から感じた最初の3~5秒で威圧的な印象は、恐らくその人の内面やそれまでの生い立ち、考えなどには及ばないほど大きくその人自身のキャラクターとして強く定着してしまうでしょう。

普段から威圧的だから「きっと怖い」「悪いことをしてそう」とマイナスのイメージがついてしまい、関わる機会も作ろうとはされないので、見た目からだけでついてしまったそのイメージを払拭してもらうには、なかなか時間がかかることになってしまうでしょう。

初対面で一定以上距離を置かれる

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先述したように「メレビアンの法則」では人の印象は最初の3~5秒で決まってしまうとしたら、そこで「威圧的」「攻撃的」と最初に感じてしまった相手はやはり、傷つけられたくないからと一定以上の距離をとってこちらの様子を伺うでしょう。

ここでいう「一定の距離」というのは、社会的にお互いに不快感を感じさせない距離のことで、一般的に120cm〜350cmと言われています。もちろん身体が触れることは無い距離で、上司との会話の時に一番適している距離だと言われています。最低でもこの距離をとられるわけですから、必要に話すことが出来ない限りは接点も持ちにくく、距離が縮まる機会も必然的に少なくなってしまいます。

またここでいう「距離」は物理的な物だけでなく、心理的な「距離」も含みます。同じ室内は話せる距離にお互いいても、威圧的な印象を受ける人には背を向けていたり、別々の行動や仕事内容をすることとなり、はやりこれでも会話や活動で接点をもつ時間はなかなか出来ません。

威圧感がある芸能人を紹介!

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威圧感がある人の例として、テレビでもよく見る芸能人の人たちを見てみましょう。その人たちは果たして、その「威圧的」な印象は自分のキャリアやキャラクターにどのように影響しているのでしょうか。

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