2019年3月24日 更新

昼行灯の意味とは?昼行灯がかっこいい理由と昼行灯のキャラ

「昼行灯」という言葉をしっていますか?マンガやドラマのキャラで実は切れ者の「特命係長・只野仁」が昼行灯が代表といっても納得でしょう。忠臣蔵で有名で赤穂浪士を率いたあの「大石内蔵助」も昼行灯と呼ばれていました。実はかっこいい昼行灯の意味や類語を紹介します。

居眠りが多い

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昼行灯あるあるキャラ4つ目は「居眠りが多い」人です。

窓際族と一緒で何をしているか分からない人が居眠りしていると、まさしく「昼行灯」と思ってしまいます。お昼を食べた後など眠気が襲ってくるので、眠気との戦いに負けた人が居眠りをしてしまうんでしょうね。

同じように仕事をしている人がいる中、「地味な部署にいる」と同じになりますが居眠りをされていたらちょっとあきれてしまいますね。

妻や娘に邪険にされる

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昼行灯あるあるキャラ5つ目は「妻や娘に邪険にされる」です。

もしかして会社ではバリバリと仕事をこなしている人でも、家に帰ると肩身が狭く妻や娘に相手にされない場合もあります。「昼行灯」と一概には言えませんが、会社で居眠りをしたり、何をしてるか分からないような人は会社の人にとったら「家でも相手にされていないんだろうな」と思われそうですね。

「昼行灯」に見えている人ほど、家では愛されているお父さんなのかも知れませんね。

印象に残らない

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昼行灯あるあるキャラ6つ目は「印象に残らない」人です。

他のキャラでも説明してきましたが、「窓際族」や「地味な部署にいる」人はあまり周りと接することが少ないのかもしれません。

接することが少ない分印象に残らないことが多いのでしょう。いてもいなくてもいい存在で透明人間として考えられてしまいます。

マンガやアニメの昼行灯キャラは実は切れ者揃い

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マンガやアニメで目にする昼行灯キャラは実は切れ者揃いが多いです。

昼間は「昼行灯」といわれるように何をしているか分からない人が、夜になると裏の顔をもち「正義」のために悪事を暴くようなキャラが多く魅力的なキャラクターです。

ここではマンガやアニメなどテレビでも代表するキャラクター3名を紹介していきます。

機動警察パトレイバー:後藤喜一

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後藤喜一とは少年サンデーで連載されていたマンガ「機動警察パトレイバー」のキャラクターでテレビアニメでも放送されています。

後藤喜一は警視庁特車二課第二小隊隊長ですが、職場ではあまり威厳がありません。昼行灯とも呼ばれています。以前は公安にいて「かみそり後藤」と呼ばれていたほどの切れ者でしたが、理由は定かではありませんが切れすぎたためか特殊二課に島流しになっています。

全てにおいて飄々としており無気力、無関心に見えますが、人望が厚く持ち出し禁止の資料を入手できたり、違う部署にも顔が利く一面を持っています。

特命係長・只野仁:只野仁

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特命係長・只野仁とは週刊現代に掲載されていたマンガです。普通のサラリーマンとアクションをテーマにしたマンガで続編が出ているほど長期連載マンガになっています。

テレビドラマでは高橋克典が主演で深夜枠でのドラマ放送でした。4thシーズンまでありスペシャルドラマとして復活もしていました。マンガを見ていない人でも面白く見ることができます。
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只野仁(ただのじん)はマンガの原作では年齢不詳の大手広告代理店の電王道・総務二課の係長で、周りからは「ただのひと」と呼ばれています。早退、遅刻が当たり前の窓際係長です。

しかし裏の顔があり、実は会長直属の特命係長として社内外のトラブルや事件の真相解明を仕事としています。夜の活動が多く急な呼び出しのため、昼間は居眠りをしているため周りからは「仕事をしている姿を見たことがない」といわれています。

普段から体を鍛えていて格闘センスがあり一人で敵を倒すほどの強さです。しかしどんな理由があっても女性には手を上げないというポリシーがあります。特命係長を生きがいに感じています。

チーム・バチスタの栄光:田口公平

Scientist Pathologist Double - Free photo on Pixabay (115882)

田口公平とはチーム・バチスタの栄光にでてくるキャラクターでチーム・バチスタの栄光は海道尊の長編小説です。「このミステリーがすごい」の大賞にも選ばれている作品です。

田口公平は神経内科学教室の講師でをしていて通称愚痴外来といわれている不定愁訴(ふていしゅうそ)外来の責任者です。外科医の適正があったものの、学生時代に手術の立会いで血しぶきを浴びたことから血を見るのが嫌だという理由で神経内科医になった経歴の持ち主です。

学生時代の同期からは「行灯」と呼ばれ面倒ごとにはかかわりたくない「昼行灯」タイプです。出世は無欲ですが病院での立ち回りは心得ています。
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テレビドラマや映画でも放送されていて、テレビドラマ版は小説と同じ男性が主人公でしたが映画版では主人公が女性へ変更になっていました。

原作同様主人公は血が苦手なのは一緒で、医療をミステリーを融合させたドラマです。小説を読んだことが無い人も面白く見ることができます。

昼行灯キャラの元祖!大石内蔵助

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赤穂浪士と聞けば四十七士を率いた大石内蔵助が思い出されます。昼行灯と調べれば大石内蔵助の名前が上がってきます。昼行灯と言われながら、実は切れ者だった大石内蔵助の人物像を探って生きたいと思います。

忠臣蔵は播州赤穂藩だった浅野家の筆頭家老が大石内蔵助です。主君の浅野長矩が江戸城で上役の吉良上野介を短刀で刺した事件で、刺した浅野長矩は翌日切腹になったが吉良上野介はお咎めなしだったためそれを不服とした家臣の大石内蔵助を筆頭に赤穂浪士四十七士が起した事件です。
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あだ名が「昼行灯」と呼ばれていた大石内蔵助は、父や祖父が早くに亡くなり赤穂藩の家老として働き始めるのですが、家老として働いている大石内蔵助の姿はのんびりとしてやる気のない姿に見えたようです。

しかしその自然体の性格が交渉事に向いていたようで、主君の浅野長矩に大事な交渉を任されるほどでした。主君が刃傷事件を起こし最終的にはお家解体されてしまいましたが、全体の意見を聞いて意見をまとめ上げるほどの手腕を発揮しています。

忠臣蔵にかかれているように討ち入りまでの大石内蔵助は酒に飲まれ、何をやってもダメで昼行灯と陰口を叩かれていました。しかしお家存続の危機になると見事に意見をまとめ上げる手腕を発揮することは自然体で生きていたからこそできた事でしょう。

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