2019年3月29日 更新

カラオケ採点のしゃくりとは?しゃくりの出し方と加点のコツ!

職場の同僚や友人同士でカラオケに行く事が多いこのご時世。テレビ番組に取り上げられる程カラオケ採点に対する意識が上がってきています。高得点の出し方やコツ、 加点の仕方はどんなものがあるのか。 そもそもカラオケ採点とは? など、カラオケに関する情報満載です!!

目次

しゃくりを使って高得点!使う時に注意したいこと

Road Sign Attention Right Of Way - Free image on Pixabay (88649)

点数は1点でも高い方が嬉しいし、ましてや90点台の高得点が出ると嬉しいものです。しゃくりを使って加点を狙いますが注意するべき点もあるのでみていきましょう。

出だしの音が低すぎるとしゃくりではなく音程を外したことに

Music Staves Clef Background - Free image on Pixabay (88650)

しゃくり=少し下の音からずり上がるように歌う歌唱法のこと。…音程の幅は決まっています。ドレミファソラシド~と聞き慣れた音の階段ですが、例えば[ド]と[レ]の間にはもうひとつ音があります。

正確には、[ド][ド#][レ]という階段になります。[レ]の音を歌う場合のしゃくり方は、[ド#]から[レ]に上がるような音の取り方をイメージすると上手くいくでしょう。[レ]に向かって上がるので[レ]の音はきちんと上がりきる事がポイントです。

[ド]まで降りると、聞こえ方がしゃくりではなくなってしまいます。音を外しミスをしたと判断され、減点の対象になりますのでご注意ください。

しゃくりに気を取られるとリズムを外しやすい

Drums Instruments Music - Free vector graphic on Pixabay (88655)

しゃくりを意識しすぎて、ノリに遅れてしまう場合もあります。下から音をずり上げるため、声を出すスピード感が遅くなるのが原因です。

初心者の方は、しゃくりはバラード曲で練習される方が良いでしょう。ジャストタイミングにメロディー音が出せないとリズムの項目で減点の対象となりますのでご注意ください。

しゃくりを入れたい音を少し下からすばやく、すくい上げる。歌心、気持ちの流れに任せてしゃくりを入れてみる。などを試されていくと上手にノレる方もいらっしゃいます。

しゃくりが多いと音程が不安定になりやすい

Music Treble Clef Sound - Free image on Pixabay (88656)

下の音からずり上げて歌うしゃくりを使いすぎると、元のメロディーが壊れてしまいます。しゃくりが多いと、ひつこい歌の印象になり、聞き手にも良い印象を与えません。

高得点を目指して技術的にしゃくりを取り入れているのに、音が不安定になり、音痴になっては元も子もありません。元のメロディーを大切にし、邪魔にならない程度で加点を狙って下さい。

採点のベース!基礎的な評価ポイントには何がある?

Art Fingers Heart - Free photo on Pixabay (88658)

歌唱に対してどんな部分をチェックされているのかを知ることで、点数アップに繋げていきます。基礎的な評価ポイントをみていきましょう。

音程

Piano Music Score Sheet - Free photo on Pixabay (88660)

聞き心地の要です。カラオケ採点機能は原曲のメロディー音の高さと音の長さが「音程」といわれています。「音程」を機械に合わせることで評価します。極論ですが、声でなくても良いのです。音程の周波数を合わせると良い成績がでるのです。

忠実に歌唱するためには音感を鍛える必要があります。口でコントロールせず、身体の中に取り込んだ空気を使って音程のコントロールを行いましょう。

リップロールと言う基礎練習があります。唇をリラックスし、空気を多く吐くことで唇がブルブルブル~と揺れ動きます。リップロールで音程をとる練習を続けていくと安定感のある音が出せるようになります。

スマホのアプリでも良いので鍵盤から出る音程に合わせて声を出す練習もおすすめです。ドレミがどこにあるのか鍵盤所わからなくても、ランダムに叩いた鍵盤音と声のピッチ(音)を合わせる、双方の音が合っているのか聞くトレーニングで音感力が身に付きます。
Piano Keyboard Keys - Free photo on Pixabay (93169)

同音程といって同じ音が続くメロディーがあります。[ドドドドド~]と同じ音が続いたり、[ドドドドレドドド~]のように一部の音が動く、空気が前に進んでいくように音程を合わせていくと上手くいきます。

飛躍音といって音から次の音へ大幅に跳ぶ場合があります。[ドーソード]や[ドード(1オクターブ上)ード]など、上がって降りる練習をされると良いでしょう。その場合、やはり空気の流れで音を繋げると上手くいきます。

メロディーはこのような音の動きが複雑化されていますので、音程練習は基本的な練習に欠かせません。最初は難しく感じても慣れていきますので心配はありません。

リズム

Music Woman Guitar - Free image on Pixabay (88665)

リズムは音楽だけでなく、普段の生活の中にも生まれています。話すリズム・歩くリズム・生活リズムなど。普段から流れを意識していくと、相手と上手く絡み合った話方・歩幅・健康的な生活に繋がります。

音楽も一定のテンポの中に生まれるリズムを感じてあげることで、ノリ遅れる・早まってしまう事を改善していくことができます。4分音符・8分音符・16分音符を知ることが大事です。

例えば、「1、2、3、4、」を均等な長さで「いち、に、さん、し、」と数えます。時計の秒針を見ながら数えると均等になります。これが4分音符と過程します。

次に「いちトオ、にいトオ、さんトオ、しいトオ、」と同じく時計の秒針に合わせて数えてみます。これで、8分音符のノリができました。「トオ」の部分がいわゆる裏拍といわれる部分で、リズム感をアップさせるのに大事なポイントです。
Music Notes Png - Free image on Pixabay (90869)

先ほどの「1、2、3、4、」のタイミングで「1」の時に「アメンボ」、「2」時に「アカイナ」、「3」時に「アイウエ」、「4」の時に「オ! 」と均等に入れていきます。「アメンボ・アカイナ・アイウエ・オ! 」…上手くいきましたか??

これが16分音符のノリになります。一定のテンポを感じながらメロディーのリズムを合わせていきましょう。ブレスタイミングやメロディーのタイミングが合ってくるノリが出てきて流れに上手く乗れるので歌っていても楽しいでしょう。

ロングトーン

Sound Old Abstract Sheet - Free image on Pixabay (88664)

「あーーーーーーーー」とひとつの音を長く伸ばします。空気の支えを使って一つの音程をキープする歌唱法です。上手に空気が使えていないと、押し声になり汚い声に聞こえたり声をからす原因になります。

息を吸う事から始まり、息を吐くタイミングが歌うこと。このように意識して空気で音を出すように練習してみましょう。ハミングで「Mmm-」と長く音を出してみます。空気の流れが感じられる事でしょう。

ロングトーンが上手くなると一つの音を伸ばすだけでなく、上下するメロディーや全体的に音が安定してきます。腹式呼吸とよく耳にしますが、ハミングをすると胴回りがプクっと膨らみます。その膨らみが音を支えるために必要なのです。

お腹を出し入れする作業のように思いがちですが、ハミング時に得られる胴回り(お腹・背中・溝うち・腰)を感じて声を出す練習を行っていきましょう。音の高さにより支え方に変化がみられる事でしょう。

安定性

Fantasy Clouds Woman - Free photo on Pixabay (88667)

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