目次
- 弓道部員が思わず頷く「弓道部あるある集」
- 弓道部あるある【定番編】
- 弓道部があるから今の学校に来た
- ゆがけの臭いを嗅いでしまう
- 弓を使うゲームキャラを使いがち
- 袴を着た後にトイレに行きたくなる
- 正面打ち起こしの人は斜面打ち起こしに憧れる
- 眼鏡が飛ぶ
- アニメなどの弓道の射型に違和感
- 的に中ったのに音がしないと悲しい
- 手持無沙汰になると袴に手を入れてバサバサ
- 弓道部あるある【外出編】
- 弓を持ち運んでいると目立つ
- 手すりに掴まる時に手の内を作る
- 電車やバスに乗る時に肩身が狭い
- 弓道部あるある【印象編】
- 文化部か運動部か分からない
- 的の真ん中が高得点だと思われる
- 誰でもできると思われがち
- 女子にモテる
- 弓道部あるある【苦労編】
- 腕に痣ができる
- 耳を弦でぶつける
- 道具の持ち運びが大変
- 二の腕が太くなる
- 夏は暑く、冬は寒い
- そもそも弓道とは
- 歴史
- 流派
- 道具
- 試合方法
- アーチェリーとの違い
- 射法八節について
- 競技人口
- アニメで弓道を知ろう「ツルネ ―風舞高校弓道部―」
- ストーリー
- 登場人物
- キャスト
- 沢山ある「弓道部あるある」
「弓道部あるある」印象編4番目は、「女子にモテる」ということです。サッカー部や野球部、柔道部などの運動部では男子の比率が高く、スター選手や花形選手のような一部のイケメンにしか、彼女が出来ないことが多いと言われています。
しかし、弓道部の場合は男女比がほぼ同じということが多いので、普段は女子から「大人しい」「地味」と思われているような男子でも、弓を引く姿はカッコよく映り、そのギャップから女子にモテるということもあるのだそうです。
これはもちろん女子も同じで、姿勢が良いことから芯が通っていて凛と見える、的を狙う真剣な姿から誠実さを感じる、普段着とのギャップがあるといったことなどから、男子たちの憧れの存在になりやすいと言います。
しかし、弓道部の場合は男女比がほぼ同じということが多いので、普段は女子から「大人しい」「地味」と思われているような男子でも、弓を引く姿はカッコよく映り、そのギャップから女子にモテるということもあるのだそうです。
これはもちろん女子も同じで、姿勢が良いことから芯が通っていて凛と見える、的を狙う真剣な姿から誠実さを感じる、普段着とのギャップがあるといったことなどから、男子たちの憧れの存在になりやすいと言います。
弓道部あるある【苦労編】
さて、ここまで「弓道部あるある」定番編・外出編・印象編をご紹介してきましたが、それぞれの弓道部あるあるに同感出来る「あるある」はありましたか?
また、今まで弓道を何となくしか知らなかった人も、「弓道部あるある」を通じて理解を深めることが出来たのではないでしょうか。
ここからは、弓道部員が最も苦労している「あるある」について、「腕に痣ができる」「耳を弦でぶつける」「道具の持ち運びが大変」「二の腕が太くなる」「夏は暑く、冬は寒い」の順にご紹介します。
また、今まで弓道を何となくしか知らなかった人も、「弓道部あるある」を通じて理解を深めることが出来たのではないでしょうか。
ここからは、弓道部員が最も苦労している「あるある」について、「腕に痣ができる」「耳を弦でぶつける」「道具の持ち運びが大変」「二の腕が太くなる」「夏は暑く、冬は寒い」の順にご紹介します。
腕に痣ができる
「弓道部あるある」苦労編1番目は、「腕に痣ができる」ということです。弓道を始めたばかりの初心者は、腕に痣ができやすいと言われています。それは、弦で腕を打ってしまうからですが、腕だけではなく顔などにも当たって赤くなってしまうこともよくあるようです。
慣れてくれば腕に弦が当たって痣ができるということは少なくなっていくそうですが、慣れるまでは腕に大きな内出血が出来てしまって真黒になってしまうなんてこともあるようで、とても痛そうですね。
慣れてくれば腕に弦が当たって痣ができるということは少なくなっていくそうですが、慣れるまでは腕に大きな内出血が出来てしまって真黒になってしまうなんてこともあるようで、とても痛そうですね。
耳を弦でぶつける
「弓道部あるある」苦労編2番目は、「耳を弦でぶつける」です。これも前述した、腕に痣ができると同じように、弦が耳に当たってしまうということが原因です。
弓道を始めたばかりでまだ弓の扱いに慣れていない初心者に多いケガで、弦が右の頬っぺたや耳をかすったり、場合によっては耳の根元にぶつかってしまうなんてこともあるようです。弦が耳に当たった時は「本当に耳がちぎれるんじゃないか」と思う痛さで、人によっては耳がぱっくり切れてしまい、病院で縫ってもらったなんてこともあると言います。
一度当たってものすごく痛い思いをすると、またケガをするのではないかと怖くなってしまうなんてこともあるようで、弓道部員なら一度は経験したことのある「あるある」です。
弓道を始めたばかりでまだ弓の扱いに慣れていない初心者に多いケガで、弦が右の頬っぺたや耳をかすったり、場合によっては耳の根元にぶつかってしまうなんてこともあるようです。弦が耳に当たった時は「本当に耳がちぎれるんじゃないか」と思う痛さで、人によっては耳がぱっくり切れてしまい、病院で縫ってもらったなんてこともあると言います。
一度当たってものすごく痛い思いをすると、またケガをするのではないかと怖くなってしまうなんてこともあるようで、弓道部員なら一度は経験したことのある「あるある」です。
道具の持ち運びが大変
「弓道部あるある」苦労編3番目は、「道具の持ち運びが大変」ということです。弓道部は大会や遠征の際、弓と矢を普段置いてある学校から会場まで持って行かなくてはいけません。それでけではなく、自分が着る胴着や袴などを風呂敷に包んで持ち運ぶ必要もあります。
重いわけではないようですが、意外と荷物が多く道具の持ち運びが大変です。遠征や大会の際、車で運んでもらえれば良いのですが、公共交通機関を使わなければ行けない場合は苦労します。
重いわけではないようですが、意外と荷物が多く道具の持ち運びが大変です。遠征や大会の際、車で運んでもらえれば良いのですが、公共交通機関を使わなければ行けない場合は苦労します。
二の腕が太くなる
「弓道部あるある」苦労編4番目は、「二の腕が太くなる」があります。弓道部員の中には、人によって腕が細くなる人と太くなる人がいるのだそうです。これはどういうことかと言うと、弓道では普段よく使っている手首から肘にかけての筋肉と、普段あまり使わない二の腕の筋肉を良く使います。
そのため、肘付近の筋肉はさらに鍛えられて太くなり、ぷよぷよした二の腕は脂肪が燃焼して引き締まると言います。また、強い弓を引く人は上腕三頭筋が発達して太くなるのだそうです。もちろん個体差はありますが。
そのため、肘付近の筋肉はさらに鍛えられて太くなり、ぷよぷよした二の腕は脂肪が燃焼して引き締まると言います。また、強い弓を引く人は上腕三頭筋が発達して太くなるのだそうです。もちろん個体差はありますが。
夏は暑く、冬は寒い
「弓道部あるある」苦労編5番目は、「夏は暑く、冬は寒い」ということです。夏の弓道部の道場は、暑さがこもって蒸し風呂のようになるのだそうですが、人によってはその状況を地獄と感じているようです。
しかしそれよりもさらに過酷なのは冬の道場と言われており、他のスポーツと比べて走ったり、積極的に身体を動かしたりすることのほとんどない弓道は、身体が冷え切ったまま寒さの中で耐えないといけません。
そいった寒さが原因なのか、冬の道場では弓が全然伸びないそうです。精神統一や我慢だけでは、どうにもなりません。
しかしそれよりもさらに過酷なのは冬の道場と言われており、他のスポーツと比べて走ったり、積極的に身体を動かしたりすることのほとんどない弓道は、身体が冷え切ったまま寒さの中で耐えないといけません。
そいった寒さが原因なのか、冬の道場では弓が全然伸びないそうです。精神統一や我慢だけでは、どうにもなりません。
そもそも弓道とは
ここまで、「弓道部あるある」21選をご紹介してきましたが、そもそも弓道とは何でしょうか?弓道とは、和弓という弓で矢を射て的に中てるという一連の所作を通じて、心身を鍛練する日本の武道です。日本に古くからある古武道の弓術を元にして、現在ではスポーツ競技や体育としての要素も含んでいます。
そして、古くから存在する弓道の流派は現代の弓道と共存しながら脈々と受け継がれています。ここでは、弓道の歴史・流派・道具・試合方法・アーチェリーとの違い・射法八節・競技人口についてご紹介します。
そして、古くから存在する弓道の流派は現代の弓道と共存しながら脈々と受け継がれています。ここでは、弓道の歴史・流派・道具・試合方法・アーチェリーとの違い・射法八節・競技人口についてご紹介します。
歴史
日本人が弓を使い始めたのは旧石器時代と言われており、私たちの遠い祖先にあたる人達は、手の届かない所を走る動物や鳥などを食用に捕まえるための道具として弓を使っていました。そして4~5世紀に入ると、中国から射礼思想が入って来たことで、朝廷行事に射礼の儀が取り入れられるようになります。
さらに源頼朝が鎌倉幕府を開いた12世紀以降は、単なる儀礼に過ぎなかった弓が戦闘用へと変わって行き、14世紀に入ると弓術に技術的革新が起こり、15世紀から17世紀の間には弓術に多くの流派が誕生します。
織田信長と豊臣秀吉が活躍する16世紀になると、鉄砲の伝来により弓術は武器ではなく、精神鍛錬を目的とした技法として精妙になっていき、幕末から明治にかけて心身鍛錬のための弓道が確立され、大正・昭和・平成と学校教育やクラブ活動に採用され現在に至ります。
さらに源頼朝が鎌倉幕府を開いた12世紀以降は、単なる儀礼に過ぎなかった弓が戦闘用へと変わって行き、14世紀に入ると弓術に技術的革新が起こり、15世紀から17世紀の間には弓術に多くの流派が誕生します。
織田信長と豊臣秀吉が活躍する16世紀になると、鉄砲の伝来により弓術は武器ではなく、精神鍛錬を目的とした技法として精妙になっていき、幕末から明治にかけて心身鍛錬のための弓道が確立され、大正・昭和・平成と学校教育やクラブ活動に採用され現在に至ります。
流派
弓道の流派には、小笠原流・日置流・本多流・大和流などがありますが、多くの弓道家は流派に所属することはなく、全日本弓道連盟が定めた射法(矢を射る技術)を学んでいると言います。
また、流派に所属している弓道家も、全日本弓道連盟に所属し審査を受けている場合もあるのだそうで、連盟と対立していると言ったことはないそうです。
流派は大きく分けて「礼射系」と「武射系」に分類され、礼射系は儀礼や儀式的な要素を重んじ、この系統には小笠原流が当てはまると言われています。また、武射系は戦場での実践を重視しており、日置流が当てはまります。そして本多流は、日置流を母体にして礼射系の一部を取り入れた武射系の流派です。
また、流派に所属している弓道家も、全日本弓道連盟に所属し審査を受けている場合もあるのだそうで、連盟と対立していると言ったことはないそうです。
流派は大きく分けて「礼射系」と「武射系」に分類され、礼射系は儀礼や儀式的な要素を重んじ、この系統には小笠原流が当てはまると言われています。また、武射系は戦場での実践を重視しており、日置流が当てはまります。そして本多流は、日置流を母体にして礼射系の一部を取り入れた武射系の流派です。
道具
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