目次
- 性同一性障害とは
- 性同一性障害の特徴【幼少期】
- 異性と遊ぶことが多い
- 遊びの種類が違う
- 用意した服を嫌がる
- 性同一性障害の特徴【思春期】
- 1人で過ごすことが多い
- 身体の特徴を隠そうとする
- 制服を嫌がる
- 好きな異性または恋愛に関する話をしない
- 性同一性障害の特徴【青年期】
- ファッションが性別にそぐわない
- LGBTのコミュニティへの参加
- 恋人を紹介しない
- 動作が性別とそぐわない
- 性同一性障害の診断テスト
- 性別の話をしたくない
- 好きになる相手が常に同性
- 性別に合わせたファッションができない
- 性別に合わせた身体の変化が受け入れられない
- 性別に違和感を感じる
- 性別を変えたいと思っている
- 性同一性障害の実情
- 割合
- 原因
- 性別について
- 身体的性別(sex)
- 社会的性役割(gender)
- 心の性別/性自任(gender identity)
- 性指向(sexual orientation)
- 理解してる?性同一性障害の種類
- MTF
- FTM
- MTX/FTX
- LGBTと性同一性障害の違い
- LGBTはセクシャルマイノリティー
- lesbian(レズビアン)
- gay(ゲイ)
- bisexual(バイセクシャル)
- transgender(トランスジェンダー)
- 性同一性障害だったら
- 専門機関に相談
- 性転換
- 性転換の治療方法
- 性転換方法
- 料金
- 期間
- 性同一性障害の人との接し方
- 否定しない
- 性別に合わせた行動を強要しない
- 差別用語を使わない
- 心の性別に合わせて接する
- 自分の性と素直に向き合おう
性同一性障害の人でもその恋愛対象が自分の心の性別か身体の性別かというのは人によりますが、自分の性別に関する違和感を持っていることを人に話せないまま思春期を過ごしている人は中々恋愛に関することにも前向きになれないようです。
思春期はただでさえ異性を意識したり周りとの協調性を学んでそれを強く意識しがちな時期ですから、主観的にみていても、周りと違うと本人が感じてしまっている場合はそういった話には中々前向きになれないのが現実かもしれません。
思春期はただでさえ異性を意識したり周りとの協調性を学んでそれを強く意識しがちな時期ですから、主観的にみていても、周りと違うと本人が感じてしまっている場合はそういった話には中々前向きになれないのが現実かもしれません。
性同一性障害の特徴【青年期】
via pixabay.com
青年期になっても今の社会の仕組みでは性別に対する違和感を感じずに生きるというのは難しいものです。しかし、自分の生きる世界も広がりつつあるこの時期には思春期までに抱えていた悩みが自分だけではないことに気づくことができ、誰かと気持ちを共有できるようになるかもしれません。
しかしそんな差異を自分の中に閉じ込めてやり過ごしてきた人でも隠し通すのが大変になったり隠せなくなってくるのもこの時期かもしれません。そのような青年期の特徴についてまとめました。
しかしそんな差異を自分の中に閉じ込めてやり過ごしてきた人でも隠し通すのが大変になったり隠せなくなってくるのもこの時期かもしれません。そのような青年期の特徴についてまとめました。
ファッションが性別にそぐわない
via pixabay.com
男性の身体をしているが可愛らしい女の子っぽい格好がしたい、またはすでにしている。女性らしいお化粧をしていたいといった嗜好。女性の身体をしているが男の子がしているような格好や髪型が好みで自分自身もそのような格好をしている。
そんな特性は性同一性障害の方にもよくみられます。この特性の方全員が性同一性障害であるとはいえませんが、心の性別にあった容姿に近づけるために着るものなどにその特徴が出ることもあるでしょう。
そんな特性は性同一性障害の方にもよくみられます。この特性の方全員が性同一性障害であるとはいえませんが、心の性別にあった容姿に近づけるために着るものなどにその特徴が出ることもあるでしょう。
LGBTのコミュニティへの参加
via pixabay.com
LGBTとはレズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーの頭文字からきている言葉で、性的マイノリティーを持った人達の名称として使われています。この言葉は頭文字に使われている性的マイノリティーに当てはまるが、性同一性障害ではない人達のことも含まれている言葉です。
LGBTのコミュニティでは同じような悩みを持っていたりする人と考えを共有したり、自分の本当の性別にあった恋愛対象となる人を見つけることができるでしょう。青年期に入って自分の性同一性障害の症状を自認したときには周りに話せなくとも最初にこのコミュニティで本当の自分をさらけ出せたという人も沢山いらっしゃいます。
LGBTのコミュニティでは同じような悩みを持っていたりする人と考えを共有したり、自分の本当の性別にあった恋愛対象となる人を見つけることができるでしょう。青年期に入って自分の性同一性障害の症状を自認したときには周りに話せなくとも最初にこのコミュニティで本当の自分をさらけ出せたという人も沢山いらっしゃいます。
恋人を紹介しない
via pixabay.com
性同一性障害の人は自分の心の性別からみた異性の相手を好きになる人も多く、それは同時に身体の性別が同性である相手ということでもあります。日本ではこの同性同士の交際関係をよしとしない考えを持っている人もいて、それは今だに残っているといえるでしょう。
それが理由で中々周りに打ち明けにくかったり、元々言うつもりがなかったりするため恋人について触れなかったりずっといないということにしているという人も多くいるようです。
それが理由で中々周りに打ち明けにくかったり、元々言うつもりがなかったりするため恋人について触れなかったりずっといないということにしているという人も多くいるようです。
動作が性別とそぐわない
via pixabay.com
心の性別にあった容姿になりたい、心の性別とあった生活をしたいという思いを持っていると、自然と行動もその性別の特性に近づいていきます。カバンの持ち方や笑い方、話し方など様々なところで心の性別の特徴があらわれ、周りの人に何か言われたり、からかわれたりした経験を持っている人も多いようです。
普段自分の本当の気持ちを隠している人は、決して悪いことをしているわけではないのに、そういった時に大きな不安やストレスを感じてしまうかもしれません。
普段自分の本当の気持ちを隠している人は、決して悪いことをしているわけではないのに、そういった時に大きな不安やストレスを感じてしまうかもしれません。
性同一性障害の診断テスト
via pixabay.com
ここまで話したような成長過程での性同一性障害の人の特徴を踏まえた上で、あなたが自分もその症状に当てはまると感じた場合はもしかしたらあなたも性同一性障害なのかもしれません。
ここからは更に性同一性障害の方のよく抱く感情や気持ちの方向性についてお話していきますので、自分に当てはまると思ったものが多い人は性同一性障害の可能性が非常に高いといえるでしょう。
性同一性障害の自覚症状がなく周りに下記のような感情に悩んでいる人もいるかもしれません。
ここからは更に性同一性障害の方のよく抱く感情や気持ちの方向性についてお話していきますので、自分に当てはまると思ったものが多い人は性同一性障害の可能性が非常に高いといえるでしょう。
性同一性障害の自覚症状がなく周りに下記のような感情に悩んでいる人もいるかもしれません。
性別の話をしたくない
via pixabay.com
女はこう、男はこう、女同士だからできる話、男同士でする話、そんな性別によるあまり普段意識しないような話も性同一性障害の人にとってはとてもセンシティブな話かもしれません。
自分のそういった気持ちを隠している場合は嘘偽って話を合わせなければならないですし、偽って生きるということは大変心的ストレスになることです。そのため、性別に関することが話題に上がると、発言を避けたりそもそもその場にいなくなって話をするのを避けるといった方法をとる人も多いでしょう。
自分のそういった気持ちを隠している場合は嘘偽って話を合わせなければならないですし、偽って生きるということは大変心的ストレスになることです。そのため、性別に関することが話題に上がると、発言を避けたりそもそもその場にいなくなって話をするのを避けるといった方法をとる人も多いでしょう。
好きになる相手が常に同性
via pixabay.com
心と身体の性別が一致していて同性を好きになる人はゲイやレズビアンといった名称がありますが、身体は男性だが心が女性で男性が好きな人や身体が女性で心が男性、好意を抱くのは女性といった場合も一般的には同性愛者と呼ばれます。ゲイやレズビアンとはまた違う心持ちでしょうがこれも性同一性障害の人に多くみられる傾向といえます。
同性への好意をなかなか表だって話すことができず、それが悩みとなっている場合もあるかもしれません。
同性への好意をなかなか表だって話すことができず、それが悩みとなっている場合もあるかもしれません。
性別に合わせたファッションができない
via pixabay.com
レディーススーツやメンズスーツといった身体の性別に合わせた服装をすることは大人になってからも必要とされるかもしれません。この身体の性別にあった服装をすることに嫌悪感や違和感を感じる場合は心が違う性別だからそう感じてしまうのかもしれません。その場合は性同一性障害の可能性があるといえるでしょう。
身体的性別が異性の人の格好が羨ましく思えたり憧れをもっていてもそれを隠して生きてきた、そんな人も沢山いらっしゃいます。
身体的性別が異性の人の格好が羨ましく思えたり憧れをもっていてもそれを隠して生きてきた、そんな人も沢山いらっしゃいます。
性別に合わせた身体の変化が受け入れられない
via pixabay.com
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